こんにちは、お茶の水店の柴崎です。
どうしても出費が増えてしまうロードバイク。しかし、1台あれば幅広いシーンで使えてしまうスグレモノの車体があればかなりコストパフォーマンスよく楽しめます。今回はそんな、どのシーンでもちょうどよく使えるオールラウンドモデルをご紹介させていただきます!
FELT
VR40
価格:¥286,000⇒¥228,000
サイズ:510(170㎝前後の方向け)
カラー:アクアフレッシュ
オールラウンダーとして使える性能
FELTの中で、オフロードからレースまで対応するオールロードモデルとして位置づけられるこちらのVR40。後ほどまた詳しく説明させていただきますが、広いタイヤクリアランスによるシーンを問わず使える汎用性、振動吸収性に優れた各パーツ、FELTが誇るレーシングバイクとほぼ同等レベルまで近付けられた剛性など、「雑食」な1台となるのがこちらのモデルです。
では、ここからはこちらのモデルのおすすめポイントをご紹介させていただきます。
未舗装路でも安心な設計
まずはフロントフォークです。こちらのモデルのフロントフォークにはFELT独自のカーボン、UHC Advanced Full Carbonが使用されています。カーボンフレームへの強いこだわりを持つFELTから打ち出されるカーボンは、たとえフロントフォークだけでも信頼性抜群です。フロントフォークがカーボンであるメリットは、軽量化ももちろんですが、なんといっても振動吸収性です。地面と直に接しているホイールを支えるフロントフォークに振動吸収性に優れた素材であるカーボンを使用すると、かなり乗り心地のよい1台に仕上がります。
また、タイヤクリアランスは、タイヤの両側に6mmずつのクリアランスを必要とする国際標準化機構(ISO)の基準では、30mmのタイヤ幅まで、FELTが安全を確認した上で実際に装着可能なタイヤ幅の上限は35mmが目安としています。どちらの規格をお客様が選択するにせよ少なくとも30mmのタイヤを履くことができるため、かなりワイドなタイヤクリアランスと言えるでしょう。太めのタイヤを履けばその分ダートな道での乗り心地は向上しますが、かといって細めのタイヤを履いたとしてもバイク全体の性能は落ちません。つまり、23cや25cといったタイヤを履けばレーシーに、35c前後のタイヤを履けば悪路でも恐れることなく安定した走りを体感することができます。
さらに、従来のシートステーとシートチューブの厚い接合部は車体の快適性を低下させてしまっていることを突き止めたFELTでは、シートステーのシートチューブとの接触部分を最小限にすることにより、トップチューブと一体化したデザインを採用しました。これによりフレーム全体の垂直方向の振動に強くなり、数値で言うとなんと12%も柔軟性がアップしています。
コンポーネントはSHIMANOで
コンポーネントにはSHIMANO TIAGRAを採用しており、リーズナブルな価格で上位グレードにも劣らない性能を持っているため、こちらの車体のコストパフォーマンスを向上させています。
また、ディスクブレーキを採用しており、長距離走った後の疲れた身体でも、握力に自信のない方でも、軽い力で高い制動力を得ることができます。
その他
トップチューブやダウンチューブ、シートチューブにはボトルケージやフレームバッグなどといったアクセサリーを取り付けることができ、ロングライド中の補給やトラブルにも安心です。
最後に
ここまでお伝えしてきた通り、こちらの車体は本当にオールラウンドで使える1台となっております。ヘッドスペーサーの枚数によってハンドル高を下げたり細めのタイヤを履いたりすればレーシングバイクに、ハンドル高を高めに設定しアップライドな姿勢を作り、太めのタイヤを履けばダーティーな未舗装路でも恐れることなくガンガン突き進んでいくことができます。「フレームの魔術師」ジム・フェルト氏が創業したFELTから打ち出されたこちらのバイク、この機会にせひいかがでしょうか!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ご来店心よりお待ちしております。