2025 GIANT TCR ADVANCED 1 KOM ¥429,000(税込)
現在のロードバイク設計のお手本になったと言っても良いTCR。
1997年に登場したバイクでうが、10世代目という節目に差し掛かりました。
軽量性を優先しつつもエアロ性能や整備性も考えられている選んで間違いないシリーズです。
大きなトピックがケーブル内装化です。
同社のロードバイクPROPEL→DEFYに続いてTCRもケーブル内装になりました。
時代のトレンドなので避けられなかったのでしょう。
ケーブル内装に関しては後発なGIANT。
その分ケーブル内装構造には利便性を考えられています。
いわゆるセミ内装という構造です。
ハンドルから通ってステム下を通りヘッドチューブ上部から入るので見た目はほとんどケーブルが見えません。
ハンドル、ステム交換時にケーブル取り外し不要なので負担が少ないです。
リアシートステイ部分の形状を改良して軽量性とエアロ性能が向上しているようです。
数字としては僅かですが既に完成されつつあるTCRにとっては大きな意味があるでしょう。
シートポストの形状も変更されています。
翼断面だったシートポストの後部を削って軽量化と、斜め方向の風にも乱気流が発生しにくい形状となっております。
いわゆるカムテールという形状ですね(専門的には違う用語かもしれませんが)。
スリムアップしたフロントフォーク。
それにチューブレスタイヤが標準装備で快適性も優れています。
最初からチューブレスタイヤが付いてくるブランドはあまりありません。
ホイールやタイヤなども自社ブランドで出しているGIANTだから出来る事です。
こちらのバイクにはシマノ105Di2(R7150)が付いています。
バイクのモデル名にあるKOMのとおり坂道でも軽いギア(フロント50/34Tリア11-36T)が使えます。
チューブレスタイヤにDi2変速機が付いたバイクが40万円前半の価格設定はさすがのGIANTです。
入荷サイズはS、そのほかにグリーンカラーのMサイズが入荷しています。
もちろん取り寄せも承りますのでご相談お待ちしております。
2024/3/11 古谷野