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【買ってみた】チューブレスタイヤのビードが上がる空気入れ

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新橋店】間野 友輔 24年03月15日

 

新橋店ふくてんちょの間野です。

シクロクロスレースしてた頃は、クリンチャーで良いタイヤがあったのでソレを使ってたのですが、グラベルライダーに移ってから課題なのが、『自宅でチューブレスタイヤのビードが上がらない問題』。

ホイール持ってきて店舗テックスペースのコンプレッサー使ったりしてたのですが、さすがに面倒くさくなってきたので、タンクつきの空気入れを買おうかな、とつぶやいたら、MTBerの本井が『これ良いよ』って教えてくれました。

 

TOPEAK JOEBLOW TUBI 2STAGE 

240315joeblow_01

仏式バルブ専用(米式バルブアダプター付属)
メーカー希望小売価格¥20,900(税込)

[ysid 4710069703021]

フロアポンプとしてはかなり大型です。ほかのポンプと並べてみれば良かったかな。

 

JoeBlowTubi2Stage_IMG07

特徴その1:低圧大容量のポンピング(ステージ1)と、高圧ポンピング(ステージ2)の切り替えができるレバーがついてます。2ステージという商品名はこの切り替えに由来します。それぞれ1回のポンピングで入る空気量は715cc(ステージ 1)、258cc(ステージ 2)とのこと。

 

JoeBlow_Tubi_2Stage_IMG02

特徴その2:低圧で大量の空気を流し込む際、空気の流れを阻害するフレンチバルブのコアを、ポンプヘッド内部で外すことができます。

単純にビードを上げるだけなら、こんな仕組みはなくても、あらかじめバルブコアを取ってしまえばよいのですが、ポンプヘッドを外した途端、大量の空気がタイヤから抜けます。下手するとその勢いでせっかく上がったビードが落ちちゃうこともあるかも。

このポンプヘッドは(1)差し込む、(2)バルブコアを抜く、(3)空気を入れてビードを上げる、(4)バルブコアを戻す、でそのまま空気を保持できる。使ってみてなるほど、と思いまました。

 

240315joeblow_02

この空気入れを使うには、バルブが16mmリムから出ている必要があります(ナットを除く)
このSCOPEの45mmリム、純正バルブだとかなりギリギリ。たまにコアが取れません(笑)

 

個人的評価

取説が商品に付属していないので、輸入代理店のサイトから確認しました
そこでバルブ16mmの件を知りまして。これまで10mm出てれば問題ないような空気入れ使っていたので、一部チューブレスバルブを買いなおす羽目になりましたが(笑)、まあまあ良い感じでビード上がってくれました。

ただし苦戦したのもあって、すでに1年使ったグラベルキング(旧モデル)の固まったシーラントを取り除いて再施工したのですが、これはなかなか上がりませんでした。というのも、旧グラベルキングはもともと嵌めやすい緩めのビードですので、それが経年で更に伸びているという感じです。要は隙間だらけで空気抜けちゃいます。こうなるとコンプレッサーでも無理なので、このポンプが悪いというわけではないです……。
最終的にはリムテープ追加、ビードにシーラントをつけて粘りが出たところで一気にポンプアップしました。力業です。それができます、このポンプ。

紹介してくれた本井の評ですが、タンクつきの空気入れでは上がらないビードがこれなら上がる、とのこと。最大圧160psiまで入るので、ロード系もしっかり意識した商品になっています。

 

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