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【イベント開催中!】新型のBORA WTO C23がお試し可能!ハブ内部など旧型と比較してみました!【Campagnolo】

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横浜ワールドポーターズ店】松野 望士 24年03月17日

横浜ワールドポーターズ店松野です。

 

FACTOR試乗に加えて、ワイドリム可した新型ホイール、Campagnlo BORA WTO C23もお試しいただけます!!

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上位モデルの"ULTRA"はリム幅以外にスポーク本数が24⇒21本へと減った(G3スポーク一束分)と言う大きな違いがあるのですが、無印のBORA WTOはどこが違うんでしょうか?せっかく実物があるのでいろいろ比較してみました!!

 

 

Campagnolo BORA WTO C23 45mm&60mm

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販売価格:¥469,700(税込)

 

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(何とか手が届く範囲での)憧れのホイールと言えば…やっぱりBORAですよね!

ハブやベアリングなどの仕様の違いでBORAとBORA ULTRAと言う2モデルに分かれているのですが、ULTRAはなんと税込¥667,700。金額もここまでくるとあの究極の回転体が少し先に見えてきてしまいますね……。

極限の性能を持った一台を組みたい!とか、コンマ1秒を争うレースユーザーでなければ大幅な軽量化を果たしたBORA WTO C23でもまず十分な性能を持っています!

 

 

 

まずはリム幅!

"C23"と言う名前も示す通り、一番大きな差はリム内幅です。旧型は内幅が19mmでしたが、21mmを飛ばして一気に23mmになりましたね。ご存じの通りロードバイクのリム幅はタイヤと同じようにどんどんとワイドになってきています。

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推奨タイヤ幅は当然のことながら28c~となりますが、本国サイトで公開されているユーザーマニュアル(pdf注意)によると25Cを取り付けても大丈夫みたいです。

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一応メーカー的にOKと言う事になっているので急にタイヤが外れたりすることはないと思いますが、リムが広い為タイヤサイドが立ってしまい乗り心地が悪くなります。更にリム外幅の方が広いので段差などでリムサイドが傷つきやすくなってしまうのでおとなしく28c以上での運用が良さそうですね。

 

 

 

ハブは同じ…じゃない!!

リムのワイド化ばかり目が行ってしまう上に、見た目がほとんど変わらない前後ハブですが実は中身はほぼ別物!?

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まずはリアハブです。両方のフリーボディーを外して並べてみましたがよく見るとラチェット部分サイズが違いますね。左側にある黒い新型BORAのフリーボディーはSHAMAL CARBON以降で採用されている33mm径フリーボディーになっています。

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力を伝える部分が大径化したため伝達効率も良く、ノッチ数も微増したので僅かに"かかり"が良くなっています。 

 

 

手で持ってみると新型のフリーの方が重たく感じたので、それぞれエンドパーツまで含めて実測したところ新型はなんと+11gでした。

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重くなった理由はベアリングのサイズです。旧型は17×26×5mmの6803ベアリングでしたが、新型は一回り大きい15×28×7mmの6902ベアリングを使用しています。鉄の塊なのでベアリングのサイズが大きくなると当然重たくなりますが耐久性は上がります。

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更に新型フリーには追加でシールがあります。カンパ/フルクラムのフリーの外側ベアリングは割としょっちゅう傷むのでOHの際に交換する事が多かったのですが、カンパニョーロは内周部が11g重たくなってでも耐久性を選んだんですね…!

 

余談ですが対応するスプロケットごとに SHIMANO⇒FH-HGA33 / SRAM⇒FH-XDRA33 / Campa⇒FH-N3WA33 と分かれており、それぞれに-USB と付けた上位モデルのフリーボディーがあるようですHYPERONとBORA ULTRA WTO C23に最初から付いてるやつですね。肉抜きされておりほんのわずかに軽く、USBベアリングで回転が軽いタイプにアップグレードできるのですがお値段はなんと4万円近くします(笑)

 

 

 

流石にフロントは変わらない……なんてことはありません!旧BORA WTOでは前後ともボールが15個のベアリングを使用していましたが、新型のフロントはリムブレーキのフロントと同じく13個の小径ベアリングになりました!

 

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ボールの数が減るという事は荷重を受ける点の数が減ってしまいまうので耐久性には不利なはずです。しかしよく見ると新型の方が浅い位置になり左右のベアリング間の距離が広くなりました!当然幅が広い方が剛性では有利ですしベアリングへの負担も減るので小径化とのバランスをとったのでしょうか?

 

 

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ここでもう一度さっきの写真ですが、Campagnoloのセンターロック台座は他社とは異なりローターのロックリングが雌ネジ(≒ナット)で固定されます。ハブ内側のスペースに余裕があるのでベアリングをギリギリまで幅広く配置しているんです。

 

 

 

じゃあ重量のほとんどはリム…!?

こんな感じで新旧BORA WTOをじっくり観察してみました。各パーツをバラして実測したわけではないので何とも言えませんが

リアハブ⇒ほとんど同じかも?
フロントハブ⇒ちょっと軽いかも?
スポーク⇒わずかに細くなって軽くなった

どのハイトのモデルも100g近く軽量化したのですが、上記の三つで100gの軽量化はなかなか考えずらいのでやっぱりリムが軽くなっているのではないでしょうか!?トータルで100gの軽量化と言っても、ハブの100gとリムの100gはものすごく大きな差です。

 

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実際の乗り味はどうなの!?と思った方、3月20日までなら実際にお持ちのバイクで試せますよ!!!

 

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