当ブログをお読みの皆様こんにちは!
神楽坂店の藤平です。
自転車は全体が消耗品。
一見問題無く走っている車体でも
気が付かないうちに消耗は進んでいくものです。
ブレーキやタイヤの消耗は見た目や感触で分かり易いですが
駆動系の消耗というのはスルーされがち。
当店に作業入庫した車体。
タイヤ交換でのご依頼なのですが、年式的に全体がお疲れ気味。
注油メンテナンスは行われているようですが
チェーンは完全に寿命を過ぎていますね。
チェーンチェッカーでの診断結果を見るまでもなく
明らかにチェーンリングとチェーンに隙間があります。
チェーン伸びの確認は専用工具を使用します。
画像のように両側がチェーンに刺さる場合は伸びています。
伸びていないチェーンならば先端は刺さりません。
チェーンが伸びたまま運用を続けると
変速の調子、レスポンスも悪くなり
異音、チェーン外れのトラブルが起きやすくなります。
触れ合う歯車パーツの摩耗も早くなってしまうので
チェーンをケチると後で高くつきます。
今回の車体も歯車類はNGでした。
駆動系は全て交換したいところですが
お手持ちの自転車
駆動系は消耗していませんか?
チェーンチェッカーはシンプルな物なら数百円ですし
ぜひ確認してみて下さい。
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