こんにちは三上です。
新型のTCRの試乗会に参加させていただきました。
試乗モデル
試乗できたモデルはADVANCED PROとADVANCED SLです。今回はトップグレードのADVANCED SLのインプレッションブログとなります。
GIANT TCR ADVANCED SL 1
コンポーネント : Shimano ULTIGRA R8170+GIANT POWER PRO Pro-Compact(パワーメーター)
ホイール : GIANT SLR 0 40 Hookless Carbon
¥1,045,000-(税込)
新型TCRのと最上級グレードです。セミワイヤレスの電動シフトのULTIGRAにGIANT製のパワーメーター、そしてフックレスのカーボンホイールが標準装備。その他にもカーボンレールのサドルやカーボンハンドルと盛りだくさんです。
試乗コース
会場は稲城中央公園、試乗時間は50分ほど頂けましたので南多摩尾根幹線道路(オネカン)を町田方面の途中まで往復してきました。
往復して距離が18km、獲得標高は265mと峠はございませんが、2分~3分ほどの坂があり、さらに細かいアップダウンが続くコースとなっております。往路は登り基調で復路は下り基調ですのバイクの性能を試すにはぴったりのロケーションです。
インプレッション
軽量オールラウンダーのトップグレード。乗り出した瞬間から感じる高い剛性、数分前に乗っていたセカンドグレードのADVANCED PROから乗り換えると剛性感が全く違い踏み方が全然変わってきます。これぞ海外のトッププロを支えるバイクといった感じです。
特にヘッドとフロントフォークの剛性感が高くダンシングでバイクを振った時は全くヨレを感じずグングンと加速していき、下りの高速コーナーでも思い描いた通りのラインをたどってくれます。また時速40kmからの加速にもしっかりと反応してくれます。セカンドグレードとの大きな差はここでしょうか。
SLグレードと言えばこちらです。一体型のシートポスト、サドル高に合わせてカットして使います。しかしスペーサーを使うことで数センチの調整は可能となっておりますので、特に困らないかなと思います。軽量化と剛性に貢献している無駄のないシステムです。
各部エアロ形状を取り入れられているので巡行もしやすく、高速域での安定感も抜群です。軽量のレーシンググレードではあるもののピーキーなバイクにはなっておりません。
拘りのパーツ
ポジションの調整もしやすく、20mm位であればホースカットなしで下げられるそうです。
コラムスペーサーをステム上に積むとトップキャップ前方に隙間ができますが、使用上全く問題ないとのことです。
CONTACT SLR HANDLEBAR 2024+という新型のフレア形状のカーボン製のドロップハンドルが付属していました。
11°のフレア角と絶妙な角度を採用することで、ブラケット上部を握るエアロポジションも取りやすく、フレア角がきつくないのでコントロール性能を落とさず下ハンを握ったダンシングも違和感はほとんどありませんでした。
GIANT SLR 0 40 Hookless Carbonという40mmハイトのフックレスカーボンリムとエアロカーボンスポークを採用した超軽量ホイールが標準装備されています。新採用のカーボンスポーク、40Tラチェットドライバー、ダイナミックバランスドレーシング(DBL)による効率的なパワー伝達、外幅28mmのワイドリムによるエアロ性能、クラス最高の横方向重量剛性比による的確なハンドリング。まさにあらゆる状況でライダーを手助けしてくれるホイールです。
サドルもカーボンレールで重量はわずか180g!
非の打ち所の無いレーシングモデル!
レースで即戦力となるコストパフォーマンスの良いモデルです。ホイールのハイトを変えてあらゆるコースに対応可能です。
それなりに走力を求められる車体ですが、レーシーな走りを求めているのであればSLグレードがオススメです!
GIANT TCR ADVANCED SL 0
サイズの関係で実際に試乗することは出来ませんでしたが、隙をみて撮影。
コチラのカラーリングもギラっとしていてめちゃくちゃ格好良かったです。
ぜひご予約下さい!
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