スポーツタイプの自転車にお乗りの方は、その自転車を自分の体に合わせるポジションについて試行錯誤されている方もおられることと思います。
私もその一人なのですが、ポジション出しは悩ましいことでもありますが、一つの楽しみでもあります。
身体は常に変化していきますし、その体に合ったポジションに入った時の踏んだ時の気持ちよさは、ロードバイクを乗る楽しみの一つではないでしょうか。
昨年末にMERIDAのSCULTURAを組み上げたのですが、
【MERIDA】第五世代の「SCULTURA V」+「MAVIC COSMIC SLR 45」快適で乗り味が素直なオールラウンドバイクに仕上がりました!!
https://ysroad.co.jp/kawasaki/2024/02/03/146430
ポジションをちょこちょこいじっては乗りを繰り返し、閉店後にポジションをいじっていると他のスタッフに「またやってるのか!(笑)」とあきれられる始末ですが、ようやくポジションが定まってきました。
ポジションもいい感じでウキウキ状態で走っていると、以前から微かに気になっていたことに次第に目が行き、それが徐々に拡大して来ました。
クランク長です。
170mmから165mmへ変更
私はこれまでずっと170mmのクランクで走ってきていたのですが、ここ最近、急激に「なんだかクランクが長いのではないか?」と感じるようになってきたのです。
そこで、あれやこれやと悩み、考え、クランク長を短くしてみることにしました。
今年のロードバイクのレースシーズン突入から、独走勝利を重ね大活躍のタデイ・ポガチャル選手のペダリングを見るたびに、クランク長が体に対してやけに短く感じていたのですが、ミーハーな私はそれに後押しされ交換を決めました。
実際に乗って試してみないとわからないですから、そのようなきっかけに乗っかっていくしかないかと(笑)
(今回このブログを書くにあたり、あらためて検索してみると81kmの圧倒的な独走勝利を飾ったストラーデ・ビアンケでの彼のクランク長は165mmだという海外情報が見つかりました。ちなみに身長は176cmとのこと。)
取り付け後に早速トレーニングへ
早速取り付けて、いつものコースでのトレーニングに行ってきました。
第一感は、「あれ?いつもと大して変わらないかも?」と思いましたが、サイクルコンピューターの示すペダリングについての数値がいつもよりとてもいい感じになっており「お?なかなかいいのかもしれない!!」とウォーミングアップ。
クランク長の変更分のサドルを5ミリ上げて、トレーニングを開始。
トルクをかけて踏み始めると、サドルを上げた分サドルが後ろに下がったからか、サドルを若干前に出したい感じはありますが、様子見で変更せずに続けました。
ペダリングに慣れてくるうちに、クランク長を変えて正解だったなという感触が増してきました。
クランク長の短さは特に気にならず、ペダリングがとてもしやすく、トルクもかけやすくなりました。
今回のトレーニングはzone2でのトレーニングを45分間行ったのですが、、これもまた、ポガチャルのトレーナーの影響からやっているトレーニングです(笑)
(ちなみに、zone2とはパワーゾーンや心拍ゾーンのゾーン2ではなく、会話が出来るギリギリの運動強度を維持するという、自覚的運動強度(RPE)的な、主観を元にしたトレーニングです。)
終始とてもいい感触で踏み続けられ、気持ちよくトレーニングを終え、トレーニングの結果をデータで見ると30分から1時間のパワーカーブが更新されていました。
結果的にペダリングの数値も改善し、出力も上がりましたので、おそらく私の体からすると、165mmが丁度良かったのかもしれません。
いわゆるショートクランクへの変更という意味では、私の体型からすると165mmから短くしていく方向なのではないかと思います。
まずは、クランク長変更によってポジティブな結果が揃ったのでほっとしました。
しばらく乗り込んでみようと思います!
今回購入したクランクはこちら
FC-R8100 52-36 165mm
[ysid 4550170893781]
文中に出てくるパワーはGarminのRS200で計測しています。
「サイクリングダイナミクス」というペダリングに関わる数値がリアルタイムに確認出来、記録されます。
Garmin 「RS200」
過去のブログはこちらになります。
[ysid 0753759266745]
数値を確認するサイクルコンピュータはEDGE 840 SOLARとなります。
[ysid 0753759322380]