みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
やって来ました不定期連載企画!!
「2014年モデル エアロロード 近代化大改修」
ここ1~2年でロードバイクの主流は一気にディスクブレーキ&エアロロードに変わってしまいました。
「新しい自転車が欲しい!」
でも、予算・置き場所・維持費…を考えると
そんなに簡単には買えない!!
そんな方にこそ読んでいただきたいこの企画!
今ある自転車を最新のパーツでカスタムして
最新のディスクロードにも負けない
エアロで、軽くて、カッコイイバイクを
作っていきたいと思います!!
ベースになる車体はコレ!
2014 TREK MADONE 7
今回は第5回
遂に入荷しました!!
Bontrager Aeolus RSL VR-C
¥64,800(税抜)
超人気のハンドルで、注文から3カ月くらい待ちました。
しっかりとした箱で届きました。
マウント類も一式付属します。
さっそく重量チェック!
カタログ重量は281gで、実測287g。
ほぼカタログ通りのスペックです。
ハンドル裏側
ワイヤを添わせる溝とDi2用の穴があります。
ワイヤは内装ではなくあえて外装!
ここがこのハンドル最大の特徴です!!
通常、エアロハンドルなどワイヤが内装するタイプのハンドルに交換する場合、構造的に必ずワイヤやブレーキホースを交換する必要があり、かなりの費用と時間がかかってしまいます。
しかし、このハンドルであれば、余計な費用と時間がかからない上に、今後のメンテナンスも容易です。
ちなみにそれぞれの費用は、、
外装タイプのハンドル・ステム交換は工賃¥7,040+ハンドルステム・バーテープ代
内装タイプ、ディスクブレーキの場合はワイヤ交換が必要なので
工賃¥20,160+ハンドルステム・バーテープ・ワイヤ ホース代
内装タイプは3~4倍の費用がかかってしまうのです!
バーエンド部分も精度が良く、エンドプラグが差し込みやすいようにか内部に段が付いています。
通常、強度確保のためカーボンコラムのフォークには、ステムの上に5mm以上スペーサーを積む必要があります。
しかし、このAeolus RSL VR-Cはスペーサーを内蔵したような構造になっており、ステム上にスペーサーを積む必要がありません!
ステム上側の段がそれですね。
強度を確保しつつ、見た目もスッキリ、空力も最高の状態に仕上げることが出来ます!!
外した旧型エアロハンドル 2014年ごろのモデルでまだまだ使えそうですが、より軽い新型を使いたくて交換です。
このデザインの偽物が通販サイトなどでよく出回っているのでご注意ください。
さっそくつけてみました!!
*ステムのネジは社外品に変えています。
ステムハンドル一体型だけあって、非常にシンプルで美しいフォルムです!!
空力もさぞ良いことでしょう!
付属のマウントも良く出来ています!
このようなエアロハンドルはライトやサイコンの取り付けに困るので、純正マウントが豊富なのは嬉しいですね。
マウント台座はマウント1つ用と2つ用がそれぞれ付属。
今回は下側のマウントは別売の物を使用。また、GoProや規格の合うキャットアイなど他社のライトマウントを付けることも可能です。
そして、個人的にすごく評価が高いのが、サイコン上部とハンドルがちょうどフラットになる事!
見た目も空力も最高です!!
さすがボントレガーですね。
組み付け後のハンドル裏側。
ワイヤーは特に固定しなくてもずれる事はありませんでした。
ワイヤの通り道はどうしても窮屈になってしまいます。
特にヘッドチューブからワイヤが入るフレームとは相性△です。
それでもしっかりワイヤの長さを調整すれば問題なく使用できます。
逆に、新型EMONDAやMADONEはもちろん、キャノンデールの新型スーパーシックスなどとは非常に相性はいいと思います。
ここからは簡単なインプレッション!
まだあまり長い距離は走っていませんが、、
まずデザイン
非常にシンプルで目立つところにロゴが無いので、メーカーや車種問わず似合うと思います。
艶消しの質感も上品です。
整備性や使い勝手にも妥協が無いのは前述の通りです。
剛性感
剛性感は柔らかめです。
下ハンを握ってゴリゴリスプリントしたい方は注意です。
割れることはないでしょうが、それなりにしなります。
逆にしなる事で快適性は高く、衝撃を吸収してくれるので乗り心地は非常に良いです。
また、ハンドルステム合わせて287gという超軽量でありながら空力も良いというメリットはヒルクライムやロングライドで大きな助けになるでしょう。
前半が平坦の石鎚ヒルクライムにも最適ですね。
同時に交換した
も非常に良好!
ブラケットフードはソフトタイプを選びました。
純正よりゴムがソフトな感じで、クッション性もですが、特にグリップ感が大幅に向上!
手に馴染む感じが非常に良いです。
OTIONは触った感じがフサフサ?モチモチ?フニフニ?
柔らかく、クセになる不思議な感触です。
グリップが非常によくグローブ越しでも滑りにくいのが分かります!
クッション性も良く、不快な振動が伝わらないので快適。
何より感触が気持ちいい!!
インプレはいかがだったでしょうか?
・エアロでありながら超軽量
・ハンドルステム一体でシンプルなデザイン
・しなりがあり快適
・ライト・サイコン用マウントが標準装備
・交換・整備が容易
ボントレガー最新のエアロハンドル、Aeolus RSL VR-Cは完成度の高いハンドルでした!!
現在もサイズによって品薄の状態ですので、夏のレースで使いたい方はお早めにご予約下さい!
これで連載企画、2014年 モデル大改修
第一部、完。
次回、コンポ交換?
、、、したいですね。
おまけ
スタッフの旧型MADONEたち
上 石川さんの2010 MADONE 5.2 (5世代前)
下 関の2014 MADONE 7 (3世代前)
TREKのOCLVカーボンは耐久性もバツグンです(笑)
松山店ではアルバイトスタッフ急募中です!!
最新のパーツに触れたり、簡単な整備をしたり、自転車好きにはたまらない仕事です。
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