今回ご紹介するのは、、
キャノンデール CAAD10
の消耗品全交換。セミオーバーホールです!
CAAD10と言えばキャノンデールのアルミレーシンググレード。
現行のCAAD13や名車CAAD12の先祖ですね。
年式的には少なくとも6年以上前の車体と思いますが、フレームの状態は良好。
しかしパーツの多くは初期状態のようです。
詳しく交換が必要そうなパーツを探していきましょう。
まずはバーテープ。
もともとは純白のはずですが、黄ばみ、劣化してボロボロ崩れ始めています。
タイヤは擦り減ってパターンが見えなくなっています。
さらに金属片?も刺さっています。
経年劣化も進んでいそうなので交換です。
ワイヤは比較的良好で、致命的な劣化は見当たりませんが、3年を超えるとアウターワイヤが避けてくることもあります。
特にキャノンデールの多くのバイクの様に、ヘッドチューブからワイヤを内装する車体はワイヤの取り回しが急で、ひびが入りやすくなってしまいます。
今回も念の為替えさせていただきました。
ヘッドの玉当たり(ハンドルの軸)に多少のガタがあるので要調整です。
チェーンとスプロケットは交換するほど擦り減っていませんでしたが少し汚れが気になります。
ここから交換作業スタート!!
転がりが良い高品質なタイヤが良いけど、すぐに擦り減ったりパンクするのは嫌だ!
という方にオススメなのがこのタイヤ
コンチネンタル グランプリ 4シーズン
一般的に¥7~8,000の高級タイヤはレース向きで、軽量でしなやか。
軽さや加速、乗り心地に優れますが、薄いがゆえに耐久性は劣ります。
しかしこの4シーズンは快適な転がりは残しつつ、耐久性や耐パンクに重点を置いたタイヤで、
タイヤ全体に赤いカット防止素材
走行面にパンク防止帯を何と二重に配置!!
ブルべライダーからも絶大な支持を得ているタイヤです。
タイヤ交換でホイールを外してビックリ!
ホイールとクイックの間に入っているばねの向きが逆です!!
正しくはばねの細い方が内側。
「そんな細かいことどっちでもいいよ、、」
と、思われるかもしれませんが、これが大問題!
逆のままだとホイールが真っ直ぐ装着できなかったり、最悪ホイールが取り外せなくなってしまいます!!
細い方が内側、クイックは左側
覚えて下さいね~!
チェーンはチェーンクリーナーでガラガラお掃除。
こんなに汚れていたチェーンが、、
簡単にピカピカに!!
スプロケ掃除はお馴染みNo.92
真っ黒スプロケットが、1分こするだけで、、、
ピカピカに!!
ワイヤはデュラエースグレード。
ミドルグレードより明らかに動きが軽くなるのでブレーキが疲れにくくなります!
特に前述のワイヤの取り回しがキツイバイクにはオススメ。
バーテープは剥がすとこんなに変色してました、、
新しく巻くのは新入荷のLOOP
巻いてみると、、
こんな感じ!!
今流行のグラデーションバーテープ。
幾何学模様がスタイリッシュで握り心地もなかなか良いです!!
いよいよ完成!
バーテープのおかげですっかりイメージが変わりました!
フレームともにあっていて良いですね!
念入りに掃除と注油をしたチェーンはロス無く快適に動いてくれるはず!
違いは駆動音でも分かります!!
スプロケットも新品同様の輝きです!
交換前と比べるとタイヤの性能も段違いに良くなっています!
是非その違いを実感してみてください!!
以上、CAAD10のセミオーバーホールでした。
今回は良いグレードのパーツをお選びいただいて¥47,000ほどでした。
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