こんにちは。
今回は,フルクラムのホイールのなかでも
特に普及している,
・レーシング6
・レーシング5
・レーシング4
・レーシング3
について,
それぞれどのような違いがあるの?といった疑問に
お答えしたいと思います。
【前編】レーシング6&5について
今回の記事【前編】では,
レーシング6・レーシング5について取り上げます。
(左から)レーシング6・レーシング5
まずは,基本的な諸元を
表にまとめてみました。
こちらです。
モデル名 | レーシング6 | レーシング5 |
素材 | リム・ハブ:アルミニウム,スポーク:ステンレススチール | リム・ハブ:アルミニウム,スポーク:ステンレススチール |
重量 | 約1760g | 約1650g |
Fリム高 | 24.5mm | 24.5mm |
Rリム高 | 27.5mm | 27.5mm |
スポーク |
フロント:18本,リア:20本 |
フロント:18本,リア:20本 |
メーカー希望小売価格(税抜) |
お問い合わせください! |
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上位モデルと同等のハブ構成や
形状が見直されたフランジなど,
フルクラムでは下位グレードのホイールとなりますが,
それでも妥協しない意思の強さが窺えます。
・重量について
ホイールの重量は,前後で計110gの差があります。
一見大きな違いはないように見えるかもしれませんが,
漕ぎ出しの軽さに大きく関わってくる部分です。
回転体をペダルを介し脚力で回すわけですから,
この部分の軽量化≒足に負担がかからなくなります。
・リム高について
リム高ってなんだろう?
簡単ですが,イメージ図を作成してみました。
リム高を高くすることで,「剛性」が上がります。
「剛性」というのは物質の変形しにくさを表す指標で,
高いと変形しにくく,低いと変形しやすくなります。
ホイールは縦方向に加重が掛かりますので、どうしてもたわんで変形します。
今回のホイールは同一のリム高になりますので,詳細割愛します。
・その他
レーシング5のスポークは,
上位モデルと同等エアロスポークとなっています。
この価格帯ではあまりみられません。
エアロにこだわる方にとっては嬉しいポイントかも。
・まとめ
ホイールの持つ剛性からくるガッチリとした乗り心地や、
フルクラムならではのスムーズな回転が3万円強のお値段で手に入ることを考えると,
レーシング6は選択肢として大いにアリなのではないでしょうか。
特に完成車に多くアッセンブリされている
シマノ「WH-RS100」と比較すると約150gの軽量化となります。
ホイールは一番変化を体感しやすい構成部品なので,
初めてのアップグレードにはおすすめです!!
さらなるエアロ効果を求める場合や,さらなる軽量化をお考えの場合は,
レーシング5も検討できると思います。
なんといってもペア約1650gの重量をもってこの価格なのは
なかなか良心的だと思います!
お問い合わせ,ご来店お待ちしています。
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