イタリア御三家「PINARELLO」「DE ROSA」に並ぶ「COLNAGO」
タデイ・ポガチャルがV4-RSで颯爽と走る姿はツールを見たことがある人であれば誰しもが見たことがあるでしょう。
つい先日もボルタ・ア・カタルーニャ第3ステージにてポガチャルがラスト7kmを逃げ切り勝利を収めています。
先代となるV3-RSは2020年のツール・ド・フランスにはマイヨジョーヌカラーにペイントされ、シャンゼリゼの地を走ったその姿はあまりにも有名。
COLNAGOだけでなく、LOOKのペダルやBORA ULTRA、CORSAなどの周辺機材にも熱い眼差しが向けられ、瞬く間に自転車業界に大きな影響を与えました。
走りの秀逸さやイタリア人らしいその造形美から数多のサイクリストから憧れの眼差しを向けられるCOLNAGO。
その最高峰のスペシャルバイクが入荷しました。
COLNAGO
C68 Titanium
Size:485S(165~175cm)
Price:¥2,090,000-
コンポーネントはDURA-ACE R9200。ホイールも同様にDURA-ACE C50。
C68はレースとして位置づけられてはいませんが、軽量で空力性能に優れたV3の設計に依存しておりその走りは間違いなく一級品。
イタリア、ミラノのカンビアーゴの本社で1つ1つハンドメイドで作られるフレームはそれ自体が芸術作品です。
チェーンステイに書かれた「REALIZZATO A MANO IN ITALIA」はイタリア語。「HANDMADE IN ITALIA」と同じ意。
受け継がれるCの意思と最先端テクノロジー
C68のフレームは依然としてモノコックではなくラグドフレーム構造。ただし、先代のラグ部分とチューブを別々に接合していたラグドカーボンのC64と大きく違い、C68はトップチューブやダウンチューブなど、それぞれを1つのモジュールとして先代とは全く違った接合方式になっています。
また、C68 Tiはヘッドラグとシートラグにカスタムメイドの3Dプリントチタンスリーブが装着されています。
果たしてそれがどれだけ性能に影響を与えるのか。それに関しては神のみぞ知る領域。
しかしながら、そこに性能を求めるのはいささか野暮ではないでしょうか。
このC68 Tiは「C」の血族でありながら現代技術と調和した”作品”。3Dプリントチタンという最先端技術も盛り込んだ「ロマンの塊」です。
「完璧」では表現しきれない
フレーム重量は公式では510sサイズ、塗装なし、スモールパーツ付属なしで930g(+/-10g)となっています。
外部媒体の情報によると53サイズのテストバイク(塗装済み)で実測1,060gとの記載がありました。フロントフォークは454g。
フラッグシップバイクに見慣れた方にとっては「重い」と感じる数字かもしれませんが、乗ればそんなものは気にもなりません。
昨年11月のスタッフ試乗会にてC68に乗りましたが、あまりの乗り心地の良さに驚愕しました。不満があるとすれば完璧すぎるというところ。
私のボキャブラリーではこのバイクを適切に表現できません。
路面からの振動はマイルドにも関わらず、力の伝達は最高レベル。漕ぎ出しの一漕ぎで笑顔になりました。
一体型ハンドルのCC.01もフロントフォークも剛性が高く、非常に安定したバイクコントロール・コーナリングが可能。
レース用としては位置づけられていないと言いましたが、走りは間違いなく一級品です。普通に速いです。
BB規格はT47。そしてヘッドベアリングもBBもCERAMICSPEED製。このバイクにおいてカスタムすべき場所など思いつきません。ビジュアルも性能も困ったことに完璧すぎるバイクです。
現在東大和店の入口を入ってすぐのところにC68は展示されています。
皆様のご来店お待ちしております。
ご質問などあればお気軽にスタッフにお問い合わせくださいませ。