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【お客様の一台】TREKの最新エンデューロバイク、SLASHを更にカスタム!!走行性能も大幅にアップしました!!【MTB】

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横浜ワールドポーターズ店】松野 望士 24年03月28日

横浜ワールドポーターズ店MTBコーナーから松野です。

 

昨年の12月にご納車したSLASH 8を更にカスタムのご依頼を頂いたので紹介します!!!

 

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TREK 2023 SLASH 8 Gen6

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今回のカスタム費用(参考):¥35万円ぐらい 

 

シーズン前にパーツを大幅に交換して走行性能を大幅アップ!それでは詳細を見ていきましょう!!

 

 

FOX 38 FLOAT Factory

フロントフォークをサスペンションの王様FOXに交換しました!!

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完成車に付属していたのは同じくFOXの36 FLOAT Rhythmでした。38や36という数字はインナーチューブ(スタンチョン)の直径を意味しています。

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「たったの2mmでしょ?」と思うかもしれませんが、実物を並べると圧倒的にボリュームが違い、36が華奢に見えてしまう程です。たかが2mmとはいえ上から下まで全部太いので大幅に剛性アップ!!

 

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左右レッグをつなぐブレースも一回り太いので圧倒的な存在感です。

 

こらむ

フォークの中でも最も負荷のかかるクラウンとコラムの接合部をよく見るとコラムが楕円形になっていますね!36と比べるともはや別物とも思える剛性感なので、そのあたりを少し乗っただけでも違いが分かります!!

 

 

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Factoryモデルなので当然カシマコートです!カッコイイだけではなく通常の黒いアルマイトと比べて抵抗が小さいので滑らかにストロークします。負荷がかかりフォークがしなっても衝撃を受けた瞬間ヌメっとサスペンションが動作してくれますし、摩耗にも強い為長く使えるんです。

 

 

RACEFACE TURBINEクランク

完成車付属のDEOREからMTBパーツの定番RACEFACEへ交換しました!

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アルミの切削感が最高なTURBINEクランクです!クランクを交換すると自転車の印象は大きく変わりますが、今回は更に200g近く軽量化もできました!36→38への交換で重たくなった分を取り戻したぐらいでしょうか?

 

 

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前回のSLAYERと同じようにこのSLASHもチェーンライン(CL)は55mmで設計されています。特にハイピボット特有のキックバックを制御するアイドラプーリーがあるため、ピッタリ合わせなければなりません。前回と同じくオフセットが0mmのCL 55mm用のCINCHチェーンリングを取り付けました。

 

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当然ですがチェーンラインはドンピシャです!

 

 

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何度見てもカッコイイですね!!

 

 

CONTINENTAL KRYPTOTAL + CUSHCORE

タイヤは下り系で人気なCONTINENTAL KRYPTOTALへ交換しました!Fr/Reで前後に分かれていて、幅は同じですがパターンが異なります。

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 ↑Fr

 

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↑Re

大き目で高さのあるノブなので重量は重ためですがグリップはかなり良さそうですね。エンデューロバイク向けのケーシングとコンパウンドを採用したモデルです。

 

 

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更に今回は前後ともCUSHCOREをインストール!在庫の関係もありますが、リム打ちしやすいリアには頑丈なPROを入れ、フロントは少し軽いTRAILを入れました。

 

 

ここで一つポイントなのですが、Bontragerのチューブレス対応のリムは特殊な硬い樹脂製のリムテープを使用するのでバルブの形状も特殊です。通常のバルブとは異なりOリングで密閉を確保しています。

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対してCUSHCOREのバルブは一般的な円錐形のベースになっているので、そのままでは上手く取り付けできません。かといってBontragerのバルブを使用するとCUSHCOREでエアの通り道が塞がれて上手く機能しません。

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CUSHCOREのバルブはベースのゴムが取り外せる構造でしたので、元のバルブと同じようにOリングを装着し取り付けました。

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 Bontragerのバルブよりも頭の直径が小さいので、バルブナットを締めすぎると根元のOリングが過剰に潰れるので注意が必要…なのですが、バルブナット側にもOリングが付いているので指で締めるぐらいなら問題なさそうです。

 

 

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取り付けはというと…かなり大変でした(笑)

 

 

TURBINE Rハンドル + FUNN ドロッパーレバー

ハンドルはクランクと同じくRACEFACE のTURBINE Rへ交換。重量は大きく変わりませんが、ライズが27.5mm→35mmへと大きくなりリアに荷重をかけやすくなりました!

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ハンドルに印刷されているカットラインは信用してはいけません(笑)ちょっとずれているように見えるのですが、きちんと実測して780mmにカットしています。

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付属のドロッパーレバーは操作しにくい位置だったので、松野のオススメでFUNN UPDOWNレバーへ交換。

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ベアリング内蔵で動作がとてもスムーズですし、レバーの位置調整の幅が広くしっくりくるポジションに持ってこれました。更にケーブルの出る方向もブレーキホースと近くなりハンドル周りも若干スッキリ化!FOXのエアバルブキャップやコンプレッションダイヤルが青なのでいい感じにマッチしました。

 


 

 

GWからのダウンヒルシーズンが超楽しみな一台に仕上がりました!!

性能も見た目も大きく変わるバイクのカスタム、気になった方は気軽にご相談ください!!!!

 

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