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【GOKISO X ENVE SES3.4】日米匠の相乗効果

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東大和店】田中 伸也 24年03月31日

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先日手組ホイールをしました続きとなります。

 

 

ENVE SES3.4リムはフックレスリムなのでチューブレスタイヤを取り付けます。

まずはリムのタイヤ装着面の脱脂から

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ドウシル準備、

ドウシル-300x250 ドウシルの詳細はこちら

 

貼付面が曲面なので近い形状のソケットレンチで型を付けます

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こんな感じでドウシルをスポーク穴を埋めるように貼っていきます。

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次に付属の純正リムテープを巻いて脱脂します。バルブの取り付け前に脱脂とMAKUHAL塗布。

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装着するタイヤの内側を脱脂します。面だけでなくビード部分も丁寧に。

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タイヤはCONTINENTAL GP5000S TR 700X28C Black/Transparent skin

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タイヤを嵌めて、エアー注入

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MAKUHAL 入れます。

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MAKUHAL施工の詳細はこちら

 MAKUHAL 、ドウシル無事施工後ブレーキローター&カセットスプロケット装着

 エアー漏れの確認もあり、日を改めて走りに行きました。

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 今回のホイール組でENVE RIMを選んだ理由はワールドツアーチームのUAE TEAM EMIRATESが使用して2年目となり気になっていたからです。

ENVE RIMといえばエアロダイナミックとMOLDED SPOKE HOLE (ENVEのパテント#US 8,313,155)で知られています。

 

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「リムにドリルで穴を開けないためカーボン繊維を切らない
リムの最も剛性保持に大切な場所にカーボン繊維を分断するような穴加工をしない
大きな衝撃が来たときに粘ってくれる・薄くすることができる 」

enve_patent_rim

 

付属の専用ニップルを使用することでリムとニップルの当たり面が最適化され、リムの性能を最大限引き出します。

SESシリーズは三菱のカーボンを使用し、レイヤー数は30を超えると聞きました。

ENVEのエンジニアによるとカーボン製品はパンを焼くのと同じだと言っていたそうです。

同じ小麦粉でも作業工程が違えば同じパンにはならない。カーボン製品の出来上がりもレイヤー次第というたとえらしいです。

サンプル設計からテストサンプルまで5日で作ることができる体制をアメリカ、ユタ州の自社工場内に備え、ラボでテスト、ライドでテストを繰り返し製品化されます。年間1000本近いサンプルをテストすることもあり、常に進化を模索しています。

こうして市場に送り出された製品が、トップカテゴリーのレースで活躍すると気になりますよね。

 

インプレッション

以下個人的な感想です参考になれば幸いです。

最初の一踏み目から軽さを感じました。軽量の軽さではなく、

タイヤの転がり方が違う、内幅25ミリでタイヤ断面の変化なのか、リムの硬さなのか、

ホイールの地面の捉え方が変わったというか、力の地面に対する伝わりが変わったかというか、

 ホイールの転がりが気持ち良く感じ、力の伝わり方の感触が滑らか。

タイヤの路面の捉え方の変化のためか若干ハンドルがクイックというか軽く切れる感じがしましたが、これは馴れば気にならない程度。一方で横風対策もENVEの売りですが、確かに煽られ方は若干穏やか?な感じです。

ワールドツアーチームが使用するシリーズのリム、速く走ろうとすれば意のままに、そうでなくても気持ち良く走れるライドクオリティが約束されていたようです。

走行中のリムが担う役割であるホイール構造体維持、振動吸収、タイヤ保持、パワー伝達、などをENVEのノウハウで同時並行処理した結果を感じているのですが、GOKISOハブの性能に上乗せした転がり感は格別で、ペダリングも気持ち軽い。

当然のようにバイクの加速、巡行走行まで感触が変化している。重量が云々という感触ではなく、力が路面に伝わる感じが心地良いのです。日本とアメリカの情熱掛け算の結果としか言葉が思いつきません。

 これらは手組ホイールならではの結果で、好みのパーツアッセンブルの結果を堪能できるのも手組ホイールならではです。

ご興味があれば是非ご相談ください。

 

 

 

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