.

フィッティング&オーバーホールで快適な自分だけの一台に!

1281
松山店エミフルMASAKI】関 和貴 21年04月18日

s-DSCN0804みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。

 

 

 

今回は当店のフィッテイングサービスとオーバーホール作業をご紹介します。

 

 

 

 

フィッティングとは、、自分の身体に合わせて自転車のポジションを調整する事です。

 

 

 

スポーツサイクルでは、ポジションが合っていることが何より大事です!

 

 

 

 

ポジションが合っていれば、最低限の力で快適に走ることが出来ます。

 

逆に、ポジションが合っていないと、力が逃げて進まないばかりか、身体を痛めてしまう事も多いです。

 

 

そして、自転車を買ったままの状態では、ほぼポジションは出ていません!

 

まして、自転車に体を合わせるのは論外です!!

 

 

 

 

当店では「バイオレーサー スタンダード」というフィッティングサービスをご用意しています。

 

 

身長・股下・胴長・腕長など身体を測ったのち、独自開発のフィッテイングマシンで微調整をしてポジションを探っていきます。

 

s-IMG_2750

これは自分で自分にフィッテイングをしているところ、、、

 

 

自転車のポジションに目安はありますが、絶対の正解はありません。

 

乗る方の骨格やバイクのサイズが仮に一緒でも、筋力や柔軟性、経験、用途、が違えばポジションも変わってきます。

 

 

同じ人でも、初心者かベテランか、ロングライドかレースか、でベストなポジションは変わります。

 

フィッティング時には用途や経験、痛みの有無をできる限り聞き取って、理想に近いポジションを提供できるように心がけています。

 

 

 

 

今回ご紹介するバイクは初心者さんの物で、譲ってもらった物との事。

 

まだ1度しか乗っていないそうですが、その時にひざに痛みがあり、ご友人の勧めもあって今回フィッティングをさせて頂く事になりました!

 

 

s-DSCN0804

フィッティングが終わると、このように見やすいシートをお渡しして結果をご説明します。

 

 

フィッティングとカスタムはセットで、フィッティングで分かった最適なポジションを今お乗りのバイクで出せるように最適なカスタムもご案内いたしますのでご安心ください!

 

 

また(今回は大丈夫でしたが)バイクの設計やサイズによっては理想のポジションが再現できない場合もあります。

そのような場合はお乗りのバイクで再現できうる最善のポジションンをフィッティング時にご案内する場合もあります。

 

 

 

 

 

 

 

では、フィッテングのデータを元にバイクのカスタムに移りましょう!

 

 

 

s-DSCN0790

2012 TREK 2.1

 

なんとワイズロードの府中店で購入された車体です!

 

 

 

中古や譲渡の自転車はメンテナンスが必要なものも多いです。

状態をチェックしていきましょう。

 

 

 

s-DSCN0792

FDのシフトインナーワイヤがちぎれてしまっています。

 

このままでは再調整出来ないばかりか、ちぎれたワイヤが足に刺さったら大変です。

 

 

 

 

 

s-DSCN0795

リアブレーキのアウターケーブルが短すぎるのが分かりますでしょうか?

 

初めてのワイヤ交換で誰でも1度はやってしまうミスではないでしょうか??

 

このままではブレーキが正常に動作せず危険です。

 

 

 

 

 

s-DSCN0793

タイヤやブレーキなどゴムパーツをチェック。

 

 

消耗はまだ大丈夫そうですが、ゴムは劣化が早いので3年を過ぎていれば交換がオススメです。

 

今回は前の所有者さんがどれくらい使われていたか分かりませんが、ヒビなどが無く状態がよさそうなのでそのまま使用します。

 

 

 

 

 

 

 

 

s-DSCN0791

コンポは2世代前の5700系105。リアは10段変速。

 

 

写真では分かりにくいですが、チェーンやスプロケットは汚れというよりオイルが付き過ぎた状態。

 

オイルは切れるのはもちろん、つけすぎも良くありませんので、洗浄&注油をご提案。

 

 

 

 

 

 

s-DSCN0797

ホイールはシマノのRS81(廃版)

デュラエースとアルテグラの中間くらいのグレードで、状態も良さそう!

今回はノンメンテで大丈夫そうです。

 

2~3年使ったら是非オーバーホールにお持ちください。

 

 

 

 

 

 

s-DSCN0796

バーテープは汚れてしまっているので、ワイヤと同時に心機一転交換しましょう!

 

 

 

 

これら消耗品の交換と同時にポジションを調整して新しい持ち主のお客様が気持ちよく乗れるようにします!!

 

 

 

 

s-DSCN0807

チェーンは通称「ガラガラ」にてコマの奥までしっかり清掃!

 

チェーンを洗浄したら必ず水で洗い流しましょう。

水が使えない場合はワコーズのフォーミングマルチクリーナーでもOK

 

 

 

 

 

s-DSCN0808

この車体の様にミッシングリンクが付いていればチェーンを簡単に外して洗浄できます。

 

 

 

最近はシマノでも最初からミッシングリンクの車体が増えて便利に、、、

 

、、、

 

、、、

 

 

ミッシングリンク!?!?

 

 

 

そう、10速のチェーンにシマノ純正のミッシングリンクは存在しません。

 

 

チェーンにはHG-X11 CN-HG601の刻印が!!

 

 

10速のコンポに11速のチェーンが付いていました。

 

 

 

 

 

 

s-DSCN0816

10速用のチェーンに交換させて頂きました。

 

 

 

 

 

s-DSCN0809s-DSCN0810

スプロケットは洗浄でピカピカになりました!

 

 

 

 

 

 

s-DSCN0812

チェーンを変えて順調に変速調整をしていると、、、

 

バキ ゴロゴロ、、、

 

アウター×ロー(写真のギア位置)の状態で嫌な音が、、

 

 

 

 

s-DSCN0813

チェーンが引っ張られ過ぎて変速機が悲鳴を上げています!

 

 

チェーンを短く切り過ぎたか!?

いや、でもそんなはずは、、、

 

 

 

 

 

s-DSCN0811

原因がわかりました。

 

 

5700系の変速機で動かせる最大の歯数は28Tまで。

このバイクには30Tのスプロケットが付いていました。

 

つまり互換の無いパーツが付いてしまっていたのが原因でした。

 

 

 

 

 

s-DSCN0815

結果的にチェーンもスプロケットも新品になってしまいましたがこれでしっかりと動きます!

 

 

 

 

 

 

 

s-DSCN0820

その他パンク修理道具やメンテナンス用品などもご案内・取り付けさせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、完成した自転車をご覧下さい!

 

 

 

 

s-DSCN0814

主要な消耗パーツを交換し、しっかり調整しましたのでよく動くようになっています!

 

 

 

 

 

ポジションはサドルの高さを高くしたほか、ハンドルの高さも微調整しています。

 

 

s-DSCN0806s-DSCN0818

ハンドル周りのセッティングは大きく変更。

 

 

元の状態はブラケット(握る部分)上部とハンドル上部が一直線で昔主流だったセッティングで、さらにそれをハンドルごと少し上向きに調整しているのではないかと思います。

 

今回ワイヤ交換のタイミングで今風のセッティングに変更。

変更前のセッティングよりブラケットが近く、ラクに感じるはずです。

 

 

 

これで作業完了!

9年前のモデルながら元の状態が良かったおかげで消耗パーツのみの交換でしっかり乗れるようになりました。

前の持ち主の方が大切にしていたおかげですね!

 

 

 

メンテナンスしてポジションンも合わせたので、新しい持ち主のお客様も気持ちよくお使いいただけるはずです。

 

乗り始めて最初のうちはお尻の痛みやパンクなどトラブルも多いかもしれませんが、ぜひ楽しく乗って下さい!

 

 

 

乗り方やメンテナンスなどご不明な点は是非店頭でお声がけくださいませ!!


 松山店ではアルバイトスタッフ急募中です!!

最新のパーツに触れたり、簡単な整備をしたり、自転車好きにはたまらない仕事です。

交通費、スタッフ割引、社員登用、あります。

未経験者歓迎!!

お気軽にご相談ください

アルバイト募集


 シクロワイアード_レコメンドショップバナー


カスタム・修理事例 ライド記録・コース紹介

じっくり読んでください♪ 

IMG_7108 (2)

⇧カスタム記事バックアップ 3/10更新⇧


Twitter_Logo_Blue FB-fLogo-Blue-broadcast-2 d_300x

 

 

一覧へ戻る


LINE相談

Pageの先頭へ戻る