みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回はディスクブレーキのメンテナンスについてお知らせいたします。
最近はロードバイクはもちろん、6万円のクロスバイクでもディスクブレーキがほとんどを占めるようになってきました。
ディスクブレーキは軽い力でキュッと止まる事ができ、汚れにくく、日頃の手入れも簡単なのが魅力ですよね!
普段お使いいただく上では、油が付かないように十分注意し、定期的に異常がないか確認するくらいで、特に何かしなければいけないわけではありません。
しかし、ディスクブレーキとて、消耗・劣化します。
これは100万のロードバイクも6万のクロスバイクも同じです。
安全に乗るために、必ず定期的にショップでメンテナンスを受けてください!!
ディスクブレーキに必要なメンテナンスは大きく分けて2つ。
オイル交換
・
ローター・パッド交換
です。
まずはオイル交換
最近主流である「油圧式」ディスクブレーキはこのようなオイルが充填オイルが充填されています。
このオイルは時間と共に劣化します。
そして劣化は外見からでは分かりません。
メーカーでは年1回の交換を推奨しています。
少なくとも、2~3年に一度は交換しましょう。
オイルが劣化すると、ブレーキが緩く感じたり、長時間のブレーキ時に効かなくなってしまう事があり大変危険です。
また、古いモデル、安価なモデルに多い「ワイヤー式」ディスクブレーキはオイル交換の代わりにワイヤ交換が必要です。
これも3年以内の交換がオススメです。
ローター・パッド交換
ディスクブレーキのなかで、
シルバーの円盤を「ローター」
ローターを挟む黒い機械を「キャリパー」
キャリパーの中にあるローターと触れる部分を「パッド」
と言います。
ブレーキをかけると、パッドがローターを挟んで制動します。
その時少しづつすり減るので、長期間使うと交換が必要になります。
交換の目安は
ローターが1.5mm
パッドが0.5mm
以下になったら交換しましょう。
消耗したまま乗り続けると、、
止まりにくくなるのはもちろん、
パッドが無くなってローターを削ったり、
ローターが破損して大けがにつながる可能性も!
これが外したパッド。
外からは見にくいですが、消耗に気付かないと事故や故障の原因に、、
パッドが消耗した状態では、ブレーキ時にガリガリいう事が多いので、音が出るときや、止まりにくい時はすぐにご相談ください。
交換時期は走行距離によって変わりますが、、
通勤等でたくさん乗る方は1年前後で交換になる事もあります。
自転車を買ってから一度も交換したことがない方は今すぐチェックしてみてください!
店頭にお持ち頂けれは、無料ですぐにチェックいたしますのでご相談ください。
ディスクブレーキのトラブルで多いのが音鳴り。
走行時に、「シュッシュッ」「カンカン」と言う音がする場合は、ローターが曲がってしまって擦っている音です。
軽度であればそのままお乗りいただけますが、車輪の回転に支障がある場合や、どうしても音が気になる場合は修理や交換で改善できます。
ブレーキ時に「ガリガリ」音がする場合は、異物が挟まっているか、パッドが寿命です。すぐにパッドを交換しましょう。
雨の日のブレーキ時に「キキィ――」と言う音がするのは構造上仕方ないので正常です。
雨でないのにブレーキ時に「キキィ――」と鳴く場合はパッドとローターに油分が付いてしまっている可能性大です。
極軽微で、止まる瞬間に「ギギギ」と言うくらいでしたら様子を見ることが出来ますが、「キィー」と甲高い音がする場合はパッドの交換・ローターの洗浄が必要です。
パッド・ローターには油を注さない。
手や油分の付いたもので触れない。
チェーンの注油時に飛び散らないように注意しましょう。
また、油分が付いていなくてもローターが反響して鳴く場合がありますが、その場合はしばらく使うか、ローターをヤスリがけする事で改善します。
気になる事があればまずはご相談ください。
と言うわけですので、年に一度は
オイルの交換
ローター・パッドのチェック・交換
が必要ですので点検にお持ちください。
一昨年くらいからディスクブレーキの車体をたくさん販売していますが、そのうちの1%もオイル交換に帰ってきていないので、メンテナンス担当としては大変危惧しております、、、
作業工賃は、
オイル交換 ¥7,040
パッド交換 約¥5,500~
ローター交換 約¥7,000~
となっております。
車の車検みたいなもので、必ず必要な点検です。
ご相談お待ちしております。
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