選んだモデルは?
TREK EMONDA SL5
¥399,190-(税込)
言わずと知れたTREKの軽量オールラウンダー。
SLはセカンドグレードです。
元々所有していたCANNONDALE CAAD13 DISCから12速にアップデートしつつ、メカニカルシフトにこだわって機械式105仕様の完成車を選びました。
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選んだ理由
実は発売当初から、EMONDAいいな…と思っていました。
最初の出会いは、今はなき二子玉川店。
EMONDAが発売されて間もない頃、SLR、SL、Sと各グレードの試乗車をお借りできる機会があったので、すべて乗り比べてみました。
SRAM RED組みのSLR完成車はとにかく軽い!よく登る!
が、軽すぎて腰が定まらない感じもあり、自分にはSLがベストかなと感じました。
しかし当時は初めてのロードCANNONDALE SUPERSIX 5を買ったばかりということもあり、購入には至らず。
新宿本館、大阪本館勤務時はそもそもロードにあまり乗れていなかったのですが、フィールドに恵まれた松山店へ異動してから頻繁に乗るようになり、ディスクロードを知ろうと2020年の春にフルモデルチェンジしたSUPERSIX EVO 5を購入。
ところが落車してわずか5カ月で廃車、またリムブレーキの旧SUPERSIX 5に乗ることに…
そんな中、2020年の秋にフルモデルチェンジしたEMONDAに出会います。
軽量かつ空力性能に配慮したフレーム形状!
ディスクブレーキ専用設計!
ブレーキホースやシフトワイヤーを内装しつつ整備性の高い構造!
これはいい!と一目惚れしたものの、あまりの人気に初回入荷分は完売。
そして次回の入荷を待たず、年末に京都店へ異動することとなります。
京都でも宇治川~淀川沿いで頻繁にロードに乗っていたので、さすがに10年前のリムブレーキの車体は厳しいと感じ、ロードの買い替えを検討します。
しかし京都店はTREKを扱っていない…
ということで、シマノ・アルテグラ仕様のCANNONDALE CAAD13 DISCを購入。
アルミフレームでありながら乗り心地がよく、ホイールをMAVIC KSYRIUM Sに換えたおかげもあって、なかなかよく走るモデルでした。
2022年に関東へ戻り、半年ほど店舗外の勤務を経て、年末に現任の川崎店へ。
翌2023年にCANNONDALE HABIT 4を購入し、念願のMTB12速化を果たします。
こうなるとロードも12速化したい!となるのが人の常ですが、11速時代のCAAD13は12速コンポとの相性がよくないことが判明。
また電動変速専用のフレームが増える中、機械式でも電動でもスマートに組める車体を確保しておきたい思いもあり、満を持してEMONDA SL 5を購入する運びとなりました。
11月に先行で入荷してきた実車を見て、カラーはホワイトに決定。
人気モデルゆえ初回入荷分は即完売で、次回入荷分を予約。
それから5カ月弱待ってようやく入荷、めでたく購入できたというわけです。
特徴
フレーム
軽量モデルらしくボリュームを必要最小限に抑えつつ、空力性能にも配慮したカムテール形状。
エアロロードであるMADONEゆずりの技術です。
夜間に撮影したので分かりづらいのですが…
よく見ると単なるホワイトではなく、うっすらとラメが入ったようになっています。
また"TREK"ロゴの縁取りがホログラムになっているのが分かるでしょうか?
ここ数年のTREKのフレームでよく見られるデザインですが、なかなかオシャレですよね。
コクピット
ハンドルバーとステムは、自社ブランドBONTRAGERの汎用タイプ。
ブレーキホースとシフトワイヤーがヘッドのトップカバーから内蔵されています。
最近主流のフレーム内蔵を取り入れつつ、ハンドルバーやステムの交換等の作業性も高く、実用性の高い構造です。
シートマスト
MADONEで採用されて以来、TREKのロードでは定番の構造ですね。
ISP系としては破格の調整幅を誇るうえ、シートマストを長短2種類、オフセット2種類の計4種類から選択することで、さらに幅広く調整することが可能。
別売りの専用ホルダーでDi2のバッテリーを収納することもでき、電動変速へのアップグレードも容易です。
より軽量なカーボン製シートマストもありますが、このアルミ製シートマストはサドル後退と角度をそれぞれ独立して調整できるので、個人的にはこちらの方が気に入っています。
コンポーネント
R7100系の105、シマノの12速では唯一の機械式変速です。
完成車ではデグレードされがちなクランク、スプロケット、チェーン、ブレーキローター等も、すべて同グレードで統一されているのがTREKの強み。
細部まで手を抜かない、良心的なメーカーです。
今後カスタムしたい部分
ストック状態で装着されているのはBONTRAGER R1。
最廉価版のワイヤービードのタイヤです。
完成車としての価格を抑えるため致し方ない部分ですが、走行性能に直結するパーツでもあるので、ここは早めに交換したいところ。
4年ぶりのカーボンロード、しかも長年欲しいと思っていたモデルということで、期待は高まるばかり。
次回はオプション選びについて書きたいと思います。