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【スタッフのインプレ】タイヤを久々にクリンチャーに変えたお話。選んだモデルはMAXXISのHIGH ROADです。

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船橋店】小出 健太 24年03月29日

ワイズロード船橋で小径車を担当している私ですがロードバイクに乗る事もございます。
愛車のクロモリロードバイクをチューブレスレディで走って2年くらい乗ってます。
ある時ふと「ここでチューブレスからクリンチャーに戻したら、どれだけ違うのか」と思ったのです。
ちょっと走ったくらいではなく、しっかりと走って感覚が染みついた状態で変えた時の違いを知りたくクリンチャーに戻す事にしました。

今回はMAXXISのHIGH ROADのクリンチャータイヤにする事にしました。
MAXXISと言えばマウンテンバイクなどオフロードでは鉄板であり自転車だけでなくモーターサイクルでも有名なブランドです。
そんなMAXXISのロードバイクタイヤは未経験であり、どんな物か分からないのでイメージが先行しないと思い選んだのです。

今回はそのインプレッションを記載させて頂ければと思います。

 

組み合わせ

車体:MASI「GRAN CRITERIUM」
ホイール:MAVIC「KSYRIUM SL/リムブレーキ」
タイヤ:MAXXIS「HIGH ROAD/700×28C/クリンチャー」
チューブ:MAXXIS「WELTER WEIGHT」

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車体はロングライド向けの高剛性というよりもバネ感が強い優しいフレームです。
そこにバランスの取れたMAVICのKSYRIUM.SLを履いています。
フレームが柔らか目なのでホイール柔らかすぎると進まないと思い、軽さと剛性の取れたのを選びました。

 

乗り心地

結果から申しますと、これが予想以上に良かったです。
正直ハイエンドモデルなので、そこまで悪くはないだろうと思ってました。
ですが個人的に好きな乗り心地であり転がり抵抗も少ないのでスーッと進む感覚が気持ち良いです。

最初に触った時にガッチリとした硬さよりも柔らかさもありグリップ力が強めの印象でした。
なので剛性が低めの私の車体だと逆に柔らくなりすぎて進まないかと思いましたが、そんな事は無かったです。
しっかとグリップはするものの瞬発力のあるイメージで加速性も良いです。
表面は柔らかけど中は硬い。なのでグリップしても中の硬さでしっかりと進んでくれるイメージです。

 

重さ

MAXXIS:HIGH ROAD/700×28C/クリンチャー
重量:205g

MAXXIS:WELTER WEIGHT
重量:95g

タイヤとチューブを合わせて300gなら充分に軽い方ではないでしょうか。
チューブレス対応のタイヤでは300gオーバーが多くシーラントを入れれば更に増えます。
そう考えると優れたスペックと思えます。

 

まとめ

  メリット デメリット
クリンチャー 価格が安い。
チューブ交換などの作業はしやすい。
パンクのリスク有り。
高圧まで空気を入れるから乗り心地が硬め。
チューブレス
orチューブレスレディ

低い空気圧でも乗れてクッション性があり乗り心地が良い。
小さいパンクならシーラントで塞げる。

エア抜けなど急なトラブルに対応しにくい。
タイヤの価格が高い。

乗ってみた感想をまとめますと、クリンチャーとチューブレスのいい所をまとめたタイヤかと思います。
表にクリンチャーとチューブレスのメリット&デメリットをまとめました。

メリットでありチューブ交換など出先のトラブルに対応しやすいです。
ですがデメリットと言えば高圧まで入れるます。そうするとパンパンに膨らましたサッカーボールを蹴るイメージで乗り心地が硬くなります。

チューブレスは低圧で乗れるのでクッション性が高く乗り心地が良いです。
ですが急な出先で急なエア抜けなどのトラブル発生では対応しにくいです。

ですがHIGH ROADのクリンチャーはチューブを入れて高圧ながらクッション性もあり転がり抵抗が少ない。
チューブレスのような乗り心地が良さ持ち、出先でパンクしてもチューブ交換で直せる。
なのでクリンチャーとチューブレスの良いとこ取りというのが率直な感想です。

過去に別ブランドのハイエンドタイヤを使い良く進んだのですが硬めだった事もあり、路面からの突き上げなどで合わなかったです。
ですがHIGH ROADはグリップ力の高さでロングライド向けでもあり、転がり抵抗の良さはレースでも行けるでしょう。

まさにオールマイティーなハイエンドタイヤと言えます!

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