新学期に向けて学生の方は色々な準備をしていると思いますが、令和6年度から東京都の都立高校で自転車通学をされている方はヘルメット着用が義務になります。
都立高校の約45％の学生さんが通学で自転車を利用されており、また10代の方の自転車事故が年々増加している背景から東京都の自転車に関する条例が一部改正になりました。
東京都教育委員会が掲載した資料についてはこちら
自転車事故の状況
過去の資料によると交通事故件数の２割が自転車事故で、自動車との事故が自転車事故件数の8割を占めておりさらに出会い頭の衝突による事故件数は5割を超えているそうです。また年齢別では20歳未満と65歳以上で全体の半数を占めていて、重症・死亡件数についてもその年齢層で高い傾向です。
若い方は自身の身体能力の過信や安全確認の不足、いわゆる悪質な運転が増えていることで交通事故発生率も上がっている現状です。
ヘルメットの必要性
警察庁の調べによると自転車乗車中の事故によって亡くなられた方の6割が頭部へのダメージが原因となっています。またヘルメットを着けてなかった方はヘルメットを着けていた方と比べると致死率が約2.1倍も高くなっています。走行中の危険性を考えると万が一に備えて頭部の守るためヘルメットの着用が重要になってきます。
現在ヘルメットの着用していないことで事故保険がご利用できない、保証金が減額してしまうことはないですが、今後ヘルメットの重要性が変わることで保険内容も変わる可能性がありますので、早い段階から準備されても良いと思います。
当店ではヘルメットは在庫しておりませんが、近くにウェアやヘルメットを取り扱っているワイズロード新宿ウェア館 もありますので自転車の購入時に一緒にご案内する事も出来ます。
都立高校で自転車通学をされている学生さんで、まだヘルメットを購入されていない方はお早めに！
