最近は暑い日も増えて、いよいよサイクリングシーズン突入ですね!
イタリアでは3大ロードレースの1つ、ジロデイタリアが開幕しました。
皆様も人込みを避け、休日は気持ちの良いサイクリングでリフレッシュされてはどうでしょう?
暖かくなって久しぶりに自転車に乗ろうかという方も多いと思いますが、メンテナンスは大丈夫ですか?
おかげさまでたくさんの修理のご依頼を頂いておりますが、昨日特に多かった修理はワイヤー交換でした!
今回はその症状と必要なメンテナンスをご紹介します。
この日は特に修理が多かったのですが、同じ時間帯に来店されたこの3台全てワイヤの交換や調整が必要でした!
まずはこのコルナゴ。
「ギアチェンジが悪い」とご相談いただきました。
ギアチェンジが悪い・カチカチ音がする場合、多くは微調整で改善しますが、このバイクの症状はもう少し重症、、
「後ろのギアチェンジの反応が全体的に遅く、重い方のギアに全く入らない」
というもの。
⇧のバイクはこれ以上右に変速してくれません。
この症状は、、、
変速レバーの中でワイヤが切れかかっている!!
摩耗でワイヤが切れかかり、詰まって動かなくなっているのです!
これが完全に切れてしまうと、いきなり一番重いギアに変わってそこから動かなくなります。
走行中に切れると大変危険!
変速機側の固定部分もワイヤがちぎれています、、
これが足に刺さると痛いんですよね、、、
ワイヤーは消耗品ですので長くても2~3年に一度は交換しましょう。
交換はこの1本だけでいいわけではなく、フロントの変速機と前後ブレーキのワイヤも劣化している可能性が高いのでまとめて交換しましょう。
分解を進めると、やはりフロント変速のパーツも傷んでいました。
ちぎれかかっていたワイヤーは残り細い線2本で首の皮一枚繋がっていました。
同じタイミングでブレーキのゴムも交換。
このシューは偏摩耗して段差が付いてしまっています。
これが悪化すると、タイヤに当たってパンクしてしまう事もあります。
反対側は劣化してヒビが入っていました。
ブレーキやタイヤなどゴム製品は経年劣化が早いので、3年を目安に交換しましょう。
続いてもう一台、
このバイクも同じ症状。
外したワイヤがコレ、、
この状態なら一目瞭然で交換ですが、普段は見えないので意外と気付かない事も多いのです。
ギアチェンジに少しでも違和感があれば早めにご相談ください。
このバイクはアウターワイヤーもちぎれかかっています。
ヘッドチューブ付近からワイヤーを内装するバイクの場合、どうしてもワイヤーの角度が急になって折れたりヒビになりやすいのです、、
この日はちょ~忙しかったので修理後の写真はありません!
これと同じインナーワイヤーがちぎれかかる修理の相談が一日4件!!
普段は月1件くらいなので一日4件は驚き!
皆様もお気を付け下さい。
そして、昨日のワイヤ交換祭りに続き、本日はタイヤ交換祭り!!
刺さりパンク、摩耗、ケーシング切れ...
クロスバイクを含め、スポーツサイクルは軽くて乗り心地が良いように、フレーム、パーツとも繊細に出来ています。
ですので、ママチャリの様に乗りっぱなしノーメンテとはいきません。
日頃の空気補充と注油、数年に一度のパーツ交換が必要です。
3年以上メンテナンスしていない場合は要注意!
必要なメンテナンスをご案内いたしますので是非ご来店ください。
放置して乗れなくなってしまった自転車の修理も大歓迎です!
バイク全体を一度分解・洗浄して組みなおす
オーバーホールもオススメです。
ワイヤーやバーテープ、タイヤ、ブレーキパッドなど
消耗品が痛んできている方は一度ご検討ください
困ったことがあればいつでもお気軽にご相談下さい!!
松山店ではアルバイトスタッフ急募中です!!
最新のパーツに触れたり、簡単な整備をしたり、自転車好きにはたまらない仕事です。
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