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【スタッフブログ】『最速解』がわかる衝撃のタイヤ。AGILIST FAST、凄いです!

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新宿本館】 24年04月04日

暖かいを通り越して暑いくらいの先週日曜日、
AGILIST FAST 25c × EXAR TPUで榛名山を登ってきました!

AGILIST FASTについて → こちら
EXAR TPUについて → こちら

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【機材スペック】

車体:Cervelo S2
ホイール:RACING ZERO CARBON
タイヤ:AGILIST FAST 25c
チューブ:EXAR TPU 45mm

総重量は7.1kg程です。仲間がぺーサーをしてくれるのでボトル、ツールケースは外しました。おそらくレース当日と同じ仕様です。

これが「転がり抵抗が小さい」ということ!?

榛名支所裏手の駐車場から計測スタートの看板までのほんの2、300mほどでしょうか、走り出しから感じたのがスムーズ”すぎる”転がり。ほんの1秒走り出した瞬間に「これは凄いタイヤだ!」と確信できるほど、するすると勝手に進みます。スケート靴を履いてスケートリンクの上に立って背中を押されたときのような、ツーッとなんの抵抗も無く進む滑るような感覚……。今までメジャーなタイヤはあらかた使ってきましたが、こんな一瞬で感動したタイヤは初めてです。とんでもないものを作ったな、と思いました。

 登りでは

以前使っていたタイヤよりも片方30g程軽量化ならぬ重量化しましたが、まったくと言っていいほどデメリットを感じませんでした。トルクをかけると軽く地面を蹴って走るタイヤとでも言えばいいのでしょうか、グリップが良い意味でとても軽く反応性が高いです。勾配が上がってハンドル荷重になりがちな場面でも、タイヤが嫌な潰れ方をしていないのか、何度も言いますが滑るように進みます。

下りでは

転がり抵抗が小さすぎて下りでも思ったよりも速度が出るのがメリットでありデメリットでしょうか。ハイスピードでの下りは怖いのでスピードコントロールに少し難儀しましたが、ロードレースではアドバンテージを取れるんじゃないかと思うほどに速いです。本当に速すぎて若干怖かったです。
気になるTPUチューブの耐熱性はというと、16km絶えず前後ポンピングブレーキをかけながら下る程度ではパンクする気配は微塵もありませんでした。下り切ってからリムを触ったらそれなりに熱かったので、ブレーキがかかっている最中はもっと熱かったはずですが、翌日もなんともなかったです。さすがテストの通り、耐久性は抜群ですね。

私が感じたタイヤの特徴

TPUを使っている影響もあるでしょうが、タイヤ自体はやや硬めな印象を受けました。私はヒルクライムはシッティングメインなので今回はシッティング時に一番滑らかに転がるように空気圧を設定したのですが、その空気圧だとダンシング時に少し跳ね返りのような感触がありました。一本登り終わってからから試しに0.5bar下げて走ったところ、シッティングの滑らかさは少し落ちましたがダンシングはしやすくなりましたので、ロードレース、クリテリウムなどでの使用を考えている方は自分が思っているよりも少し低めに空気圧を設定するとダンシング時の振りが気持ちよくなると思います。
53kgある私で4.5~5.0barくらいが適正かなと思いますので、参考になれば幸いです。

今シーズンのレースタイヤにします!!

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 自転車を始めてからなんだかんだ10年程経ち、その間もエンデューロやらクリテリウムやらレースを楽しんできた身ですので有名どころのハイエンドタイヤはだいたい使ってきました。が、今回選んだAGILIST FASTが今まで使ったタイヤの中で一番フィーリングが良いです!転がりが~とか反応が~とかかなり鈍感なタイプなので違いがわかるのか不安でしたが、違いがわからない私ですらわからされてしまう圧倒的な転がりの軽さと反応の良さ!これは違いがわかる方だったらニヤニヤが止まらなくなるとんでもないタイヤなのではないでしょうか。

AGILIST FASTはまだクリンチャー仕様のみ発売していますが、これはますますチューブレスレディの発表が待たれますね。どれだけ走るタイヤができるのか私も楽しみです。

 以上、アマチュアホビーレーサーのAGILIST FASTの使用レポでした。
長文にもかかわらずここまで読んでいただきありがとうございました!

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