DAHONのK3に続くKシリーズの新型として登場した“K9X”。
16インチでディスクブレーキを搭載しつつ多段ギアという優れたスペックを持っています。
今回はこのK9Xを試乗する機会を頂いたので40kmほど走ってきました。
車体に標準で付いているペダルは脱着式ですがSPDペダルに変えております。
市内地から川沿いを走り坂も登ったので、その感想をお伝えしようと思います。
[ysid 4582727298404]
[ysid 4582727298398]
走行性能
K3と比較される方が多いですが似て非なる物と考えて良いと思います。
ホイールベースが長くなり安定感もありディスクブレーキが付いて9段ギアなので走りは全く違う物でした。
下記に車体スペックに関するレビューを記載いたしました。
ギア構成
フロントチェーンリングは55T、リアスプロケットは9速の11T-28Tです。
私はそこまで踏むタイプではないのとスピードを出すのは苦手ですが、川沿いはトップ寄りのギアで走ればスピードは20~25kmは出てました。
クロスバイク同等のスピードは出せると思いますし実走派の方ならもっと走れると思います。
回すタイプの方はチェーンリングを小さくして軽めのギア設定に変えても良いかと思います。
タイヤサイズとDISCブレーキ
タイヤサイズは16×1.5の幅が40㎜なのでクロスバイクが30㎜が多い中で太めと言えます。
16インチと小さいサイズなのでハンドリングはクイックですが太めタイヤのおかげでしっかりとグリップしてくれます。
下り坂でも安定感があり「小さいから不安定」などお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、慣れれば大丈夫かと思います。
機械式ディスクブレーキの効果は大きく、しっかりと止まる事は出来ます。
普段使いとして乗られる方も多いモデルなので急な雨など悪天候にも対応できるでしょう。
アップグレードで油圧ディスクブレーキにカスタムも良いですが重量が増えてしまうので軽さを重視するなら、このままでも問題ないと思います。
太めのタイヤで安定した制動力を持っているDISCブレーキの相性は良いと思います。
サドル高
ここが私が気に入ったポイントなのですがK3はサドル高が720㎜くらいしか出せませんでした。
私のサドル高は750㎜なので足りなかったのですが、K9Xは最大で760㎜出せるので対応できました。
サドル高が出せればペダリングも安定するので快適なサイクリングに繋がります。
グリップ
軽さを重視してスポンジグリップが付いています。
ロックオンタイプなのでスポンジが劣化して滑る事が無いのも安心です。
もちろんERGONなどお好みブランドがあれば変えるのも良いでしょう。
まとめ
K3はギアが3段ギアながらペダルとスタンド無しの数値ですが7.8kgと軽く14インチのコンパクトモデルです。
一方のK9Xは16インチと一回り大きくなり、9段ギアでディスクブレーキが付いて重量9.5kgと10kgを下回ってます。
近場移動用でお住まいに駐輪場が無く、エレベーターが無いから室内に置くからコンパクトの方が良い。という方はK3が良いかもしれません。
遠出したり色んな所に行くからギアが沢山あった方が良いが、輪行もするから少しでも軽い方が良い方はK9Xが合うかもしれません。
冒頭にも記載しましたがK9XはK3と比較される事が多いですが似て非なる物と考えて良いでしょう。
だからこそオーナー様の用途によって選びやすいのだと思います。
当店はK3とK9Xの試乗車をご用意しておりますので気軽に試乗できます。
試乗の注意点は当ブログの上の方にあるブログリンクからご覧ください。
乗ってみたい方はワイズロード船橋店でお待ちしております!!