新しいサドルテストしてきたので少しインプレと商品紹介です！PROLOGO NAGO R4のワイドモデルを使って少し長い距離と簡単に峠を走ってみての感想です。
PROLOGO NAGO R4
種類としては穴あきと穴なし、合金レールとカーボンレール、更にはレギュラーモデルとワイドモデルという８種類に分かれています。
基本的にPROLOGO の中ではショートノーズのDIMENSIONとオールラウンドのSCRATCH M5の中間的な立ち位置です。
ロード系のサドルとしてはどちらかというと前乗り系のショートサドルでT型形状のおかげでロングライドでは後ろ乗りもできるモデルです。
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前置きとして
相性として、これはブラケットの頭を握るエアロポジションを取り続けるのに向いているサドルの設計だなと思います。
もっと前のサドルは更にハンドル落差を付けてアグレッシブに乗る人向けで、これはブラケット部を握るぐらいの前傾なのでやや浅めの前傾です。
要は今時の流行りにドストライクのサドルですね。
私自身色々なサドルを使ってきましたが、サドルの形状によって得意な乗り方、ポジションの取り方がある気がします。
骨盤の角度がそれによって変わってくるので柔軟性の高いライダーは比較的どんなサドルでも行けますが、骨盤周りの動きが硬いライダーはサドルの反り上がりとかの形によって前傾姿勢の取りやすさも変わってくると思います。（サドルはフラットで設定する前提での話）
今回私は、穴あきのワイドモデル、合金レールモデルのR4を購入しました。
私はこれまで穴あきサドルとの相性が悪いという事で、１０個以上の穴あきサドルを買ってきた結果全て穴なしよりも痛いという状況の中今回こそは行けるだろうと、高をくくって買ってみましたが、今まで使ってきた穴あきで一番調子が良さそうですね。
穴あき特有の穴の回りのフチが食い込む感じはあるものの、そこが内股へのダメージになる事は無く、今回軽井沢までダラダラと走ってきておしりに荷重をかけていましたが、トラブルらしいトラブルはありませんでした。
遂に穴あきでも大丈夫なサドルを手に入れました。
インプレ
まずは、ワイドモデルはレギュラーモデルから3ｍｍパッドが厚くなっています。純粋に身体とのコンタクトがソフトに感じられるので長時間座っているときのダメージは少ないと思います。
クッションだけでは乗り心地の良さは測れませんが、このサドルはよくしなるのか、とても調子が良いですね。
サドル自体は、前方に座りやすいように少しベースがワイド気味に作られており、少しだけ広いなと感じる部分はあります。（M5比較で）
骨盤を少し倒して前傾姿勢をとった際に穴がしっかり開いているのか、それともサドルの前方が広めな事でなのか、尿道周辺の内蔵パーツへの負担がどうやら少ないみたいで、最近気になっていたおトイレの時に痛みを感じてた問題も解決したっぽいです。
身体へのダメージの少なさと前傾姿勢の取りやすさとしてはかなり優秀なサドルだという個人的な評価です。
座面の広さからもシッティングでグイグイサドルに荷重をかけた際にもしっかりと支えてくれる感じがあり、体重の重い私でも安定するペダリングができます。
正直レギュラーサイズでもよかったかなと思っていますが、これから更に距離を伸ばした際にこのワイドモデルに感謝するかもしれないので、今後に期待です。
サドル自体の耐久性も触った感じ高そうなので長く使ってもくたびれなさそうですし、コスパもいいかもですね。
碓氷峠ではこれまでよりもサドルの恩恵を感じました。
ヒルクライムではサドルに荷重が大きくかかりますが、今回かなり安定して走れていたと思います。
最終盤でへばっていたこともあり、サドルにドカッと体重をかけてゆっくり登っていたのでサドルの快適性・安定性みたいなものは逆に存分に感じられてとてもよかったです。
本格的にシーズンインしてしまうと、中々ポジションをいじったりしにくくなると思うので、今のうちから試していただいて、富士ヒルとか暖かいシーズンのロングライドとかに向けて合わせてみてはいかがでしょうか？
