こんにちは。ワイズロード熊谷店のISHIYAMAです。
今回は、いつもの車体紹介とは趣向を変えまして…私が通勤でも乗っているロードバイクをプチカスタマイズしました!と言うお話。
ステムを僅か10mm短くするだけで乗り味がこんなに変わるよ!という、紹介記事になります✨ たかが10mm、されど10mmです!
純正の100mmステムから90mmへ交換!
ハンドルが近づいた事により、乗り味がどのように変化したのかをご紹介致します(^^♪
ステムを交換しようと思い立ったのは、天気の良いとある休日。久しぶりに洗車でもしようかなと、チラッと車体を見た時!
うーん、そろそろタイヤも交換する時期かな?と思っていたところ、…そういえばステムって今までに交換した事がないなと。
メンテナンスの意味も込めて気分も一新!という事でステムの交換を決めました。
[ysid 21431678]
通常価格¥4,950‐(税込み)
ハンドル径φ31.8mm/長さ90mm/角度6°
そもそもステムって何?
ステムとは、ハンドルとフレームを固定するパーツです。長さや角度の異なるステムがあり、お好みに合わせて付け替えが可能です。
今回の場合、ハンドルが少し遠いかな?と感じたので1㎝短いものに変更!
実際に新・旧ステムの長さを比較すると?
・上が新たに装着した90mmステム
・下が取り外した100mmステム
並べてみると一目瞭然✨この1㎝の差が後に大きな影響を与えます…良い意味で(/・ω・)/
角度も上向きで身体が起き上がる仕様へ!
ステムには長さの他、角度にもバリエーションがあります✨
・写真1枚目 / 交換前は-7°(やや下向き)のステム
・写真2枚目 / 交換後は6°(やや上向き)のステム
この落差分だけハンドルが近づき、機敏な操作が出来るようになります♪
長年使用してきたパーツなので表記がかすれてしまっていますが、ご覧の通りステム内側に長さと角度が記載されています✨
メジャーをあてて正面から比較すると、右の旧ステムは上に隙間が見えるほど、落差がはっきりと分かります(ΦωΦ)
決して、メジャーが斜めに傾いてる訳ではございません(笑
高さに注意!
この2枚の違い、分かりますか?
上の写真が適正な高さ
下の写真が不適切な高さ
…そう、ステム内側の刻印がある受け側(ステアリングチューブ)の高さが違います!
この、ステムとステアリングチューブの落差が足りていないと下の写真のようにキャップが浮いてしまい、固定してもガタがでてしまいます_:(´ཀ`」 ∠):
これは、ボルトを締める事で上に引き寄せている為です。落差が適正でないと、引き上げきる前にキャップがストッパーになってしまいガタに繋がります…
そこで、その隙間を埋めるのが…スペーサー✨ ステムを取り外し、その下に2mmのスペーサーを1枚追加!
すると…ご覧の通り!!ピタッと、隙間なくキャップを固定出来ました✨
ステムとステアリングチューブとの落差がおよそ4mm程度になる高さが目安。
ご自身でステム交換をする際は、4mmの隙間を確保出来るようにスペーサーで高さを調整しましょう(≧∀≦)
実際に走ってみた感想
率直に言います…超快適!!この一言に尽きます✨
私は元々、重めのギアを踏み込んで走るタイプなのですが、以前と比べて驚くほど踏み込みやすくなりました✨
巡航速度そのものに大きな変化こそありませんが、明らかに旧ステムよりも楽に速度を維持できます!
体が煽られてしまう程の強風が吹く事も少なくない熊谷に於いて、この差は想像以上に大きいのです♪
まさに、三苫の1mmならぬ、石山の10mmΣ(゚Д゚)
〜 総評 〜
・ハンドル位置が近くなった事で、踏み込んだ際に力を込めやすくなりました!
・ハンドルに余裕が生まれたぶん、サドルに落差をつけられるようになり見た目もスタイリッシュになりました✨
・強風にも負けず、速度維持が楽になりました!
お値段としてもお手頃かつ、元のポジションに戻したい!と感じた場合もすぐに戻せる!
カスタムとしてステム交換はオススメです!
気軽に乗り味を変えることのできるステム交換、皆さんもぜひ如何でしょうか。
初めからコレだ!というベストポジションで乗るのも良いですが、あれこれと試行錯誤しながら自分好みにカスタマイズしていくのも楽しいですよ♪