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PROLOGO NAGO R4 再入荷 すでに2つ使用しているスタッフがどんな人におススメか語る

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上野アサゾー店】石川 康輔 24年04月21日

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PROLOGOから新たに登場したロードレース用のサドルNAGO R4ですが、完売ののち一通り再入荷しました。大変人気で早速再入荷分も売れ始めているのでGWに使いたい方はお急ぎください。

話題のサドルNAGO R4とは

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ひとまずワイドモデルとレギュラーモデルどっちも買って試してみましたが、サドルの性格が大体わかったのでどういった方に最適なのかを私なりに紹介します。

私自身がこのサドルに求めた性能、機能、役割について

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12月の末に突然発売されたこのフレームを衝動買いしてしまったので、そのついでにポジションを1から見直ししてきました。

これまで乗っていたバイクではオーソドックスにハンドル高低差を大きめにとって前傾姿勢をとって上半身をしならせる一般的なポジションをとっていました。

ところが、このバイクはハンドルが結構高めで、ハンドルの距離は遠めというなかなか今までにないバイクポジションが出せる為、思い切ってポジションを全く変えてみることにしたのがきっかけです。

イメージはトライアスロンバイクのようなポジション

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ハンドルの高さにかかわるスタックが以前乗っていたCIPOLLINIの539から今乗っているDOLOMIAの570.8更にヘッドパーツも5mm厚いものに変更しているので単純計算で36.8mmハンドルが高くなっています。実際そのぐらい変わっているはずです。

これって、もはや成り立たない差になるのですが、そことは別にハンドルまでの実際の距離にかかわるリーチの差はわずか3mmだけだったので私は考えました。

ハンドル高くても腕を折りたたんでブラケットの頭握れば行けるんじゃね?と

いわゆる現代ロードレースのエアロポジション的な感じです。

プロとの違いは私の方はハンドルが高いことによる姿勢維持のしやすさが重視されているところです。

これってトライアスロンのDHポジションみたいな感じでロングディスタンスで楽に長距離を走る事ができるエアロポジションではないだろうか、、、

というひらめきがあってせっかくならとことんやろうと機材も色々サイズ変更してみました。

その一環で今回NAGO R4サドルが丁度タイミングよく発売されたので使ってみたという経緯です。

 

エアロポジションを作るために骨盤が以前よりも前傾になります(私の柔軟性の問題もあって)

乗車位置を少し前よりにすることでより姿勢維持をしやすくなる目的に合った形状。

体重もありヒルクライムでしっかりと体幹を安定させてくれるレーシングなモデル。

それでいて、ロングライドで長時間乗車していても疲れにくいクッション性の高いサドル。

そういった要素が詰まっているサドルだと、特に現物を見て乗り始めてからは思うようになりました。

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改めてどういった人に向いているサドルなのか

私を例に具体的にどんな効果を期待できるのか少し語ります。

一番私が欲しかった機能として、”尿道の圧迫の低減”です。

ポジションを出すだけであれば、以前使っていたサドルでも出せますし、サドル自体との相性はもともとバッチリだったのですが、実際に上で語ったような乗車姿勢をとると、尿道の圧がこれまでとかかり方が変わってしまったのか、長距離を走った際のおトイレがとても痛かったのです、、、、

実物の形状を見たときに中央部の抜けがしっかりとしており、クッションも少し厚みを持たせてあることでこれまでよりもいくらか快適になるという予測は簡単に立ちました。

勿論、根本的に体重を落としたり、走力を上げなければ圧迫は当然きついのでサドルで全てが解決するという事はありませんが、多少でも改善してくれればいいなと思って使ってみました。

より前乗りに向いたサドル形状

兄弟モデルのSCRATCH M5比較で着座位置が10mm前方に設定されています。

それが意味する事は前乗りに向いているサドルであるという点です。

いわゆる本格的なショートノーズサドルのように短時間高強度を維持する明らかな前乗りポジションとは違い、わずか10mm前方に重心をずらす(私の場合は着座位置ベースで3mmしか前に出していませんが)にとどまるロードレース用の長時間乗る設計の前乗りサドルという絶妙なところを狙った設計だと思われます。

(大雑把に30~50mmぐらい前に座るのが本来の意味でのショートノーズサドルです)

現代的なレースポジションと快適性を重視する若手のトップライダーからの要望もあったことでしょう、そういった今求められる要素が詰まったロードレースサドルがこのNAGO R4という事です。

なので、現在流行りに準じてやや前乗りポジションにチャレンジしていて違和感が強い方はこのサドルにすることで落ち着くのではないでしょうか。

本格的にクリテリウムやヒルクライムの為の大幅な前乗りポジションはDIMENTION等の大幅に前の座れるショートサドルが更におススメです。

NAGO R4ワイドモデルもあります

クッションが厚いことで多少快適性にも優れるので、長時間長距離のライドでも十分使えるサドルです。

ワイドモデルはクッションが全体的に3mm程厚くなり、ノーズ側のサドルの幅もその分広くなるので、ナローサドルを使っている方にはペダリングに違和感が出る可能性もあります。その分クッションの厚みにより骨へのコンタクトが柔らかくなるので楽になります。

骨盤の幅というのも最近ではあまり言われなくなってきました。その代わり、平均速度と体重でゆっくりで重い人はワイドモデルを選ぶという方程式が出てきて、選びやすくなってきましたね。

特に初心者でハンドルを高くしている方はとりあえずワイドでもいいかもしれません。

平均速度が低くなるとお尻への荷重が大きくなるのと、ハンドルを高くすると座骨でサドルの後端にドカッと座る時間も長くなるため、ワイドモデルの方が痛くなくなります。

そのまま、体力が上がってきたらハンドルを低くして、そこで違和感が出始めたらレギュラーサイズに変更するといいかもしれませんね。

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