みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回ご紹介するのは、、、
2010 アンカー RFX8
の修理です。
無残にもディレーラーハンガーが折れてしまっています、、
ディレーラーハンガーとはフレームと変速機をつないでいる部品。
転倒するとこの部分が曲がってしまい、変速が悪くなります。
その他、チェーンやスプロケット、ブレーキシューなどの消耗パーツを交換します。
チェーンは計測工具で消耗具合をチェックする事ができます。
この工具がチェーンにスポッとはまればチェーンが伸びているサインですが、、
今回はチェーンが伸びすぎて逆にはまらない!!
スプロケットはチェックする方法がありませんが、消耗して嚙み合わない可能性大なので交換します。
また、油汚れがひどくこのままでは正常に動作しない恐れがあるのでクリーニングもさせていただきます。
まずはパーツの洗浄から。
RD
チェーンと接触するので一番汚れやすいパーツではありますが、、
プーリーにヘドロが溜まって周囲と一体化しつつあります、、
これでは無駄な抵抗になったり変速が悪くなる原因になってしまいます。
強力なクリーナーNo.92で2~3回洗って復活しました!
FD
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油の塊でコーティングされていたおかげでパーツ自体はサビも少なくキレイになりました!
クランク
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キレイになりました。
汚れているとわかりにくいですが、歯がかなり消耗しているようです。
次はフレーム、、
過去5年で一番かもしれません。
飛び散ったチェーンオイルに砂や埃が付着して地層のように堆積しています。
まずはパーツクリーナーで地層を除去。
クリーナーと水で洗いここまできれいになりました!
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エンド部分もこの通り!
どんな自転車でも月に1度ほどチェーンにオイルをさす必要がありますが、オイルを塗りっぱなしだとこのように汚れやすくなってしまいます。
オイルを塗ったら、しみ込ませたのちしっかりからぶきする事でフレームやチェーンが汚れにくくなります。
今回はお掃除費用を頂戴しているのでもうひと手間。
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コンパウンドでキズについた汚れも落としていきます。
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こんな傷も比較的簡単に落ちちゃいます!
後輪にも油が付いてしまっていたのでゴムを傷めないフォーミングマルチクリーナーでお掃除。
もとついていたブレーキシュー。
すり減ってしまっているうえに、銀色の金属片が刺さってしまっています。
新品との比較
溝が見えなくなる前に交換しましょう。
組み戻していきます。
元のセッティングではハンドルを切った時に下ハンとフレームが当たってしまっています。
裏から見ると当たる部分が削れてしまっています。
ハンドルの角度を変えて当たらないように、同時に握りやすいように再調整します。
あとはハンガーを交換するのみ!!
入荷が遅れてお客様にはご迷惑をお掛けしました
<(_ _*)>
そして完成!!
復活!!
ピカピカになって動作も軽くなった変速機!
ハンドルとレバーの角度を修正して握りやすくしました。
お時間かかってしまいましたが無事に復活させることができて良かったです。
現在、各メーカーの生産が不安定でパーツが入手できず修理が出来ない場合があります。
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