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【TREK EMONDA SL5】タイヤ交換編

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川崎店】村 拓治 24年04月28日

念願のTREK EMONDA SL5を購入した村です。
購入時から気になっている足回りに、いよいよ手を入れていこうと思います。

 

タイヤ選択

選ぶ条件

チューブレス?クリンチャー?

いろいろなジャンルの自転車を所有しているので、ロードだけ毎日乗る!というわけにはいきません。
いざ乗ろうとしたら空気が抜けてビードが落ちてしまっていたり、シーラントが固まってしまっていたり…というのは嫌なので、保守運用が楽なクリンチャーでいきます。
チューブレスの乗り心地の良さやグリップ力の高さは魅力的ですけどね。

サイズ

ワイドリムが一般化して700×25cが標準になったと思ったら、今度はディスクブレーキが一気に普及して、今や700×28cの方が多いぐらいになりました。
最近はレースでも700×30cを使う選手が増えてきましたが、EMONDA SL5はメーカー推奨が上限700×28cなので、ここはおとなしく従うことにします。

その他の条件

できるだけいろいろなタイヤを使ってみたいので、過去に購入してきた以下のモデルは対象外とします。
・CONTINENTAL GRAND PRIX 5000
・IRC ASPITE PRO RBCC

原材料の高騰や円安のために各社値上げが続いていますが、予算は1本あたり1万円未満で探していきます。

候補に挙がったモデル

BONTRAGER R3 Hard-Case Lite

EMONDA SL5の純正タイヤがBONTRAGER R1なので、まずアップグレードの候補に挙がるモデル。

R4にハイエンドの座を譲った今も、その戦闘力は健在です。

 

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Panaracer AGILEST

最近モデルチェンジを果たしたグラベルキングと並んで、新生パナレーサーを代表するタイヤ。
重量も走りもとにかく軽い!と発売当初から大人気で、品薄になることもしばしば。
耐パンク性能を考えるとAGILEST DUROの方がいいかな?という気もします。

 

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Panaracer AGILEST FAST

アジリストシリーズに追加された最上位モデル。

予算的にはギリギリですが、ハイエンドが税込1万円未満で手に入るのは国内ブランドならではですね。
メーカー公称250gと無印アジリストより重いにも関わらず、「パナレーサー史上最小の転がり抵抗」とは、一体どんな乗り味なのか?
なんとも気になるタイヤです。

 

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VITTORIA CORSA N.EXT G2.O

ハイエンドモデルCORSAの走行性能を受け継いだセカンドグレード。

VITTORIAの上位モデルはしなやかさが抜群な代わりに寿命が短い印象がありましたが、グラフェンコンパウンドが第二世代へ進化したおかげで耐久性も心配なさそうです。

28cで210g(メーカー公称値)と、奇しくもアジリストと同重量。

 

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実際に選んだタイヤ

PIRELLI P ZERO ROAD ¥7,600-(税込)

DSCN5103[1]

F1やWRCなどモータースポーツの印象が強いピレリですが、元々自転車のタイヤも製造しており、最近川崎店でも人気のブランド。
LIDL TREKチームのタイヤサプライヤーなので、準・純正タイヤといってもいいでしょう。
ミドルグレードだけに255gとやや重めですが、今履いているBONTRAGER R1(メーカー公称360g!)に比べればはるかに軽いですし、その分耐久性には期待できそうです。

 

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交換作業 

振れ取り

それほど乗っていませんが、せっかくホイールを外したので振れ取り台へ。
ついでにスプロケットやブレーキローターも増し締めしておきます。
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取り付け

 実は購入時から気になっていたリムフラップ。
素材が柔らかいせいか、左右にヨレてしまっています…。
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お客様にお納めする場合はなるべく費用のかからない方法で対策するのですが、自分の車体なので、リムフラップも気前よく買い替えることにしました。

BONTRAGER TLR リムストリップ ¥3,000-(税込)
DSCN5104[1]

純正だけあってボントレガーのリムにピッタリ!
貼り付けるテープタイプと比べて重量は少しかさみますが、パチンとはめ込むだけなので取り付けが楽でいいですね。
今回選んだタイヤはクリンチャーですが、チューブレス化も容易になりました。
DSCN5108[1]

 

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新しいタイヤを取り付けて、ブレーキと変速の動作を確認したら完成!
空気圧は5~7.5bar推奨とのことなので、とりあえずミニマムの5barに設定しました。
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インプレッション

タイヤの皮むきを兼ねて、自宅まで乗って帰ってきました。
そこそこ重量があるので、漕ぎ出しは激軽!とはいきませんが、軽めのギアでクルクル回すと、思いの外早くシフトアップしていけます。
またワイヤービードの純正タイヤと比べると乗り心地は雲泥の差!舗装の荒れた路面や段差のある路肩でも、嫌な突き上げを感じません。
ロードインフォメーションを詳細に伝えてくるタイプのタイヤではありませんが、その分安定感があり、余裕をもって車体をコントロールできます。
手で触った時は軟らかめに感じましたが、乗ってみると適度なグリップ力で、かつヨレる感じはなく、狙った通りライントレースしていけます。
この価格でこの性能なら、コストパフォーマンスは相当高いと言っていいでしょう。

気温が上がり、草も伸びてきて、MTBが快適なシーズンもそろそろ終わり。

タイヤ交換を済ませてネガは一通り潰せたので、心置きなくロードを乗り込んでいきたいと思います!

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