先日購入させていただいたTREKのエントリーロードバイクのDOMANE AL2 DISCを翌日に早速カスタムしてみました!雨降っていたりでタイミングが合わず本格的には走っていないので後日細かいインプレもしますが、明らかに違うので感動を忘れないうちに!
エントリーモデルって概念変わる
まずは簡単にDOMANE AL2 DISCのインプレをしてみます。
このバイクめちゃめちゃよく走ります!
30km以上の巡航速度でもバイクの挙動は落ち着いており剛性は十分確保されているように感じます。
フレームの剛性は高すぎはしないのですが、私が10年以上前に乗ったエントリーグレードのアルミバイクと比較して特に足元の剛性は高くバイクのポテンシャルは高くなっていると思います。バイク設計とアルミ素材の扱いが進化している気がします。
付属のホイールとタイヤがかなり頑丈で重いのでスピードが一度乗ればペース維持はできるのですが、スピードを上げるのがとにかくしんどいので、是非タイヤだけでも軽量なものに変えて、ホイールも出来れば変えてほしいですね。
グラベル道や路面がボロボロな林道なんかをゆったり走るなら純正のままでもいいですが、ロードを疾走するなら30cか32cのチューブレスに変えてホイールもいいやつにするとこのバイクは化けると思います。
とりあえずブレーキとホイールを変えて近所を試走
この時点でペダル込み9.5kgぐらい、もともとの状態で吊るしで10.95kgあったので相当ダイエットできていますね。
コンポをフルセット変えればもう1kgは軽くなると思います。クラリスの重量がどのぐらいかわからないので大体こんぐらいかなって感覚です
エントリーモデルでもカスタム次第では8.5kgが見えているのは驚きですね!軽量化に専念すれば8kg切ることもできそうですね。
とは言えこのバイクで軽量化はついでなのでロングライドとか輪行サイクリングで楽しく走れるハイスペックバイクに仕上げることが目標です。
ワイドリムの方が32cタイヤを入れるときには相性がいいのでスコープホイールを入れてみました。(もともと冬に履いてた30cがついているのでもったいないから何回かはそのまま走ってきます)
剛性が高すぎるようならローハイトホイールに交換します。
EQUALブレーキは圧倒的!
機械式のディスクブレーキとして油圧に迫る高性能なブレーキと言えば、皆さんご存じグロータックの「イコールブレーキ」。
私自身買うのは二個目です。
初代は限定のピンクでしたが、後輩にあげちゃったので新しく買いなおしました!!
油圧ブレーキと比較すると物足りないというのはこれは物理法則的にしょうがないわけですが、機械式ブレーキからこのイコールの機械式ブレーキに交換すると、別物です。
引きの軽さは勿論ですが、効きの軽さが全然違うので少ない力でバイクを止める事ができます。
改めて峠や毎週のサイクリングで試したいですね。
去年使っていたピンクのイコール
先日帰宅ライドで使ったのがテクトロの機械式ブレーキ
もともとついているテクトロもワイヤリングも無理がないフレームだった為スムーズな動きですし、ローターとパッドのなじみが出るころには制動力も十分になり街乗りやサイクリングロード上では問題ありませんでした。
帰宅ライドで少し遠回りして帰ったので50km近く走りましたが、ブレーキを頻繁にするわけではないのですが、ブレーキキャリパー自体のたわみやバネの戻りがそこそこ強いのでややブレーキ疲れを感じました。
ホイールとタイヤが重く制動に力を使うという事も多少は影響あったと思います。
交換して深夜に軽く外を走ってきましたが、やはり別物ですね。
機械式ブレーキにおいて唯一油圧並みと言えちゃうレベルのかっちりブレーキがこのイコールでは実現できますよ!
これに関してもワイヤリングがシンプルなこのバイクだからこそより顕著にブレーキ性能の差を感じる事が出来ていると思います。
ちなみにワイヤーは交換していません。付属の安価なワイヤーで引っ張っています。どうせ何回か走ったらコンポ載せ替えしちゃうのでね。
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DOMANEAL2は基本的にはパッケージングとして
クラリスコンポ
テクトロブレーキ
鉄下駄ホイール
にトレックの最新アルミフレームという組み合わせ。
クラリスコンポはとても良くできていて、流石にデュラのDI2普段から使っているので差が無いとは言えませんが、変速性能もしっかりしていますし、レバーの形状もコンパクトて握りやすいです。
8sという点でメリットもいくつかあるのですが、チェーンなど消耗品の安さや変速がそこまでシビアじゃない点(メンテナンス性)でしょうか。
8sのデメリットは細かいアップダウンの多いコースでギヤの選択肢が少ない点と、重さでしょうか。(具体的な重量は調べていませんが)
テクトロのブレーキは機械式ブレーキではあるもののワイヤリングも考えられており、ブレーキの引きそのものはかなりスムーズで熱が入って馴染みが出る頃には普通に止まるようになります。
ですが、リムブレーキの105ぐらいの効きかなって印象です。
不足はないですがディスクブレーキらしい奥までグッと効いてくれる感じではないですね。
鉄下駄ホイールは、、、マジで重い!走りの重さが私の貧弱な脚ではもろに来ますね。タイヤを含めたシステムとしての重量がすごく重いですし、かと言って剛性が高いという感じも無いのでとにかく30km/hの巡航速度にもっていくまでが大変ですね。
これは交換すると別の乗り物になると思います。
というわけで、まとめると
現在のバイクのスペックが総じて高くなりすぎているのでエントリーモデルと扱われているバイクですが、そもそも安かろう悪かろうという乗り物ではありませんでした。
目的として、ロードバイクだけど乗り心地良く比較的アップライトなポジションでたまに路面の荒れている林道も走ってみたいななんて人には最適な一台です。
荒く扱うわけではありませんが、輪行したり砂利道や落石痕が少しある林道なんかは軽量なカーボンロードではあまり多くこなしたくは無いのが本音。そんな場所に気兼ねなく入って行ける頑丈なロードバイクだと考えると途端に魅力的なバイクに感じて思わず私も買ってしまいました。
エントリーモデルって価格だけで見てエントリーとしているけど、実際は目的によっては最適な一台になりえるという事ですね。
もう少しいじらないと石川ライドスペックにはならないのであと何回か走るころには峠などにも行けるスペックになると思います。