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#RideCannondale 南アルプスの通常走れないルートを走る絶景ライドに行ってきた

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新橋店】間野 友輔 24年11月05日

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ワイズロード新橋キャノンデールコーナーの間野です。

大胆にも3連休の後半2日間をお休みいただきました。不在中ご不便おかけしたり、ご予定を変更いただいたお客様には申し訳ございませんでした。

11月3日(日)はシクロクロスの国内シリーズ戦『JCXシリーズ』の第3戦、『御殿場シクロクロスSupprted by 湘南CX』の運営お手伝い。11月4日(月・祝)は表題のとおり、年に1回だけ南アルプススーパー林道を走れるイベントがあり行ってきました。

 

JCX 御殿場シクロクロス

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シクロクロスレースの日本シリーズ戦といった位置づけで、このシリーズで獲得したポイントが全日本選手権の出場枠や出走順にかかわってくる大会です。湘南シクロクロス実行委員会が運営する大会なので、わたくしもお手伝いに行ってきました。

前日の御殿場は1時間40mmを越える豪雨だったのですが、当日は快晴。

 

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公園の色づき始めた紅葉を透かして落ちる日の光がとても綺麗な会場でした。

一方わたくしの持ち場は……

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斜面の陰、沢沿いで水も湧き出してドロドロ。
寒いよ~暗いよ~寂しいよ~。

去年までは会場内の単なるへき地でテクニカルでもなんでもなかったらしいのですが、斜面から水が湧き出して一転して泥田んぼに。前輪とられてひっくり返る選手続出で見ごたえのある場所でした。

 

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ピットブーツ(洗車用の長靴)持ってなかったら発狂するところだったぜw

 

最上位カテゴリーの選手たちのワチャワチャぶりをご覧ください。

 

次回JCXシリーズは来週11月10日(日)が千葉市・幕張海浜公園での『ChampionSystem幕張クロス』、以降、滋賀県、愛知県と続き、12月1日(日)に埼玉県松伏町で開催される『弱虫ペダル松伏シクロクロス』へと続きます。

湘南シクロクロスとしての次回は25年1月12日8(日)、神奈川県中井町の中井中央公園で開催されますので、ご参加・観戦お待ちしています。

シクロクロスは周回レースなので、待っていれば何周も選手が回ってきますし、どの会場でもフードトラックなどが出店して楽しいですので、ぜひ行ってみてください。

 

サイクルアドベンチャーツアーin南アルプス

かつてはその過酷さからサイクルツーリスト憧れの林道だった『南アルプススーパー林道』、環境保護のため、現在は自転車を含む一般車両通行止めになっていますが、年に1回だけ、南アルプス市芦安地区から夜叉神ゲートを越えて登山ベースとなる『広河原』までの20kmを走れるイベントが開催されています。

薄々そんなイベントの存在は知っていたのですが、昨年、サイクルメディアで開催報告が上がっていたのを見て、参加させていただきました。

 

前日の御殿場CX会場から東富士五湖道路・中央道経由で南アルプス市へ向かい一泊。朝5時にチェックアウトして30分で山深いスタート地点・芦安温泉へ。

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当日は凄い快晴。スタート地点の標高は876mで、起毛長袖ジャージにゴアテックスレインウェアを着用し、待機中はスウェットパーカーを着ていても寒い。

このイベント、定員200名のうち150名がこの芦安温泉から出発して20km先の広河原まで走りますが、残り50名は標高で500m上にある『夜叉神ゲート』から出発します。つまり、序盤の激坂をマイカーでエスケープできるのですが、それだと片道14km、最高地点まで200m程度しか登らないので、あえてわたくしはキツい方を選択しました。まあ、大したことはないだろうと高をくくっていたのですが。

 

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ツアーなので、参加者が班分けされていて、わたくしの入った班にはクラシックなスポルティーフのおじ様たちが4人いらして眼福でした。ほかにはMTBだったりロードだったりeバイクだったり、車種はまちまち。

ちなみに運営側からは道が荒れている箇所があり、一部グラベルもあるとのことでグラベルロードか28mm以上のタイヤを推奨していましたが、走ってみたら、まあ山奥の林道としてはよくある程度でしたね。グラベルというのも、再舗装前提のスムーズなものでした。

 

ここで今回のバイクを紹介

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たぶんイベントライド初使用の2018年モデルCannondale SUPER X。オリジナルカラーにリペイントし、SRAM RED 22で組み立てたフルカスタムバイクです。後継車種のSUPERSIX EVO CXも持っているので、普段このバイクは700×32Cのロードタイヤでオールロード的に使っていますが、今回グラベルホイールを装着して参加しました。

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SUPERSIX EVO SEは、SUPER Xの純粋後継モデルのグラベルレース仕様です。タイヤを交換すればロングライドなどでも活躍しますよ。

 

誰だこんな激坂作ったのは?!

予定の7時からちょっと遅れて7時半頃スタート。15名くらいの班ごとにウェーブスタートしていきます。で、いきなり↓この坂。

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いや、これキツくない?と思ってガーミンに目を落としたら『18%』って数字が見えたんですけど!えっ、この坂を広河原までの路線バスが登るんですか?バス登れるの?

 

 

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最初の激坂区間が終っても、10%、12%が当たり前のように出てきます。めっちゃ休み休み進みます。まあ景色撮ったりしたいし、それはありがたい。

 

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 朝の光がキレイ。

 

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やっとこさ1,380mほどの夜叉神ゲートに到着。
(大会公式のマップには1,400mとあるけど)

 

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概略図ですが、このあたりの規制はこのようになっています。芦安温泉~広河原のほかに、奈良田~広河原もバス路線があるみたいですが、先日土砂崩れがあったらしく運休していました。

 
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あー、これが例の東屋ですね。

 

トンネルを越えると絶景でした

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 夜叉神ゲートから更に少しだけ上ると、全長1,148mの夜叉神トンネルに到着。暗いのでライトの用意をします。

 

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ああ暗くてブレてる(;´Д`)
トンネル前半は水が溜まっていたりして、割と路面が荒れている。色が気に入っただけで買ったCAT EYE VOLT 800 NEOが初めて本領発揮(笑)

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※店頭限定販売品につき、ワイズロードオンラインからの直送はできません。ご了承ください。

 

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トンネルを抜けて、もう少しだけ進むと御野立場という場所に出ます。名前からして想像できると思うのですが、昭和天皇が景観を眺められた場所だそうですが……

 

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富士山に次ぐ日本第2位の高峰、北岳(右側)と間ノ岳(中央)を望む展望台でした。

 

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天気が良くて、空の青と山の稜線がくっきり。紅葉も進んでいて最高です。しかし日差しが良すぎて逆光になってしまう。

 

さてこのあたりから斜度は落ち着いてくるとの話だったのですが、夜叉神ゲート1380mから最高高度1,555m、それも若干の下り返しがあったりして、実は言うほど緩くなったわけでもなく、8%、10%という坂もあります。

班分けされているとはいえ、走力は考慮されていないのでばらける前提になっていて、同じ班でも速い人たちとゆっくりな人たちが分かれるようになってきたので、わたくしはその中間あたりで写真を撮るなどしてゆるゆる走っていました。

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無限に良い景色が出てくる。
惜しむらくはこの日ミラーレス一眼レフを忘れて、ぜんぶスマホ撮なこと……。 

 

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そして往路の20kmを走り、広河原のゲートに到着。この先は10kmで長野県伊那市との境にある北沢峠へと至ります。

 

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な、なんかこんなチョー山奥なのに、垢抜けた感じの場所なんですね……。2年前にリニューアルオープンしたばかりなのだそうです。

ここには出発点の芦安温泉からのほか、県道37号で早川町の奈良田からも路線バスが通っている、南アルプス登山の拠点になっているようです。ただし県道37号はつい先月に土砂崩れがあって通行止めみたいです。

 

広河原でのアクティビティ体験

 さて、到着した広河原では昼食のほかに、参加者は2種類のアクティビティに参加するようになっています。

最初聞いた時、素直な感想として『なにそれ?』って思いました。ご飯食べてさっさと下ったら、帰り早くなって渋滞も軽減できるのに……とか。

しかし、参加してみたらこれが殊のほか良かった。

アクティビティは選択式で、わたくしも優先順位をつけて申し込みましたが、結果『ヒーリングトレイル』と『ヒーリングヨガ』を体験することになりました。

 

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まあちょっとだけ山歩きをするので、トレッキングシューズと上に着るスウェットパーカーを預けておきました。受け取ってシューズを履き替えたらすぐ集合。実は出発も遅れ、所要時間もかかったため、スケジュール押してます(笑)

早めに到着された方々のなかには、本格的に山歩きするようなスタイルに着替えている人もいましたね。

 

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そういやこういう森、わたくし大好きでしたわ。

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森の散策を終えてから、お昼ごはん。

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芦安地区のお店が一品ずつ出してくれているようなのですが、これちょっと多くない?いやどれも美味しかったんで大満足なんですけど。

あと時間が押している関係で、20分で食べて次のアクティビティに行けとのこと(笑)
仕方ないので、持ち帰れるおにぎりなどは預け荷物にして、帰りのクルマで美味しくいただきました。

 

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こちらは河原でやってたテントサウナ。ちなみに自分が参加した2つ目の『ヒーリングヨガ』は体動かしてたので写真ありません。

アクティビティ体験は事前には懐疑的でしたわたくしですが、やってみたら良かったので、来年参加しようと思う方は、まあ騙されたと思って申し込んでみてください。それでも面倒臭く感じるようであれば、『リラックス焚き火』が良いかも。食事エリアのすぐ脇にある焚き火の前でぼーっとしているだけなので(笑)

 

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14時に再度集合して、班ごとに帰路について終了。まあ帰りなので写真はほとんど撮ってませんが、素晴らしい好天のもと、滅多に見られない景観を楽しめました。聞くと、紅葉のタイミングも含め、過去にない好条件だったみたいです。

このイベント、降水確率が1ミリでもつくと中止(参加料返金)というイベントなのですが、ほぼ晴れの特異日とされる11月3日付近で開催されるので、来年気になる方はチェックしておいてみると良いのでは?わたくしもリピート考えています!
返金にしたら食事の材料代とかいろいろ心配になっちゃうんですけど。

最高のイベントを運営された皆様、地元芦安の皆様、ありがとうございました。ご一緒させていただきました皆様にも感謝申し上げます。

 

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