12s用のホイールを買うならやっぱりシマノがおススメ!!コスパの高さは勿論、トレンドのワイドリム設計で空力、剛性、更には軽さ、どれもが一級品です!!
DURA-ACEホイール
言わずと知れたシマノのロードトップモデルのブランド名です。この名前が付くだけでも別格な感じがしますが、ホイールに関してもやはりプロがレースで使う為のハイスペック仕様に!
ロードレースで特に人気のC36とC50についてどちらを選べばいいのかお悩みであったりする方も多いと思います。私なりの解釈でリムハイトによる違いからどういった方に最適なのかをそれぞれ解説していきます!
WH-R9270-C50
まずは特に人気のC50から解説していきます。
機能や仕様、テクノロジー的な話はメディアの記事やメーカーホームページを参考にしてください。
ここでは主にリムハイトの違いからどういうシーンでC36と比較してどうなのかという実用的な話をしていきます。
リムハイトの高さというアドバンテージ
リムハイトが高いと何が優れるのか?エアロダイナミクスと答えるとそれっぽいですが、それ以上に剛性の高さが実用面で影響してきます。
まずは、これから話す事の認識として
リムハイトが高い=リム全体での縦方向の変形が少なくなり剛性が上がる
リム自体も硬くなりますし、スポークが短くなるのでスポークの変形を減らすこともできるのでダブルで剛性は上がります。
あとは、ホイール自体の設計の問題でスポークの組み方や太さ、素材など様々な要因でホイールとしての最終的な剛性は決まってきます。
そこに掘り下げていくには理解と理論が足りないので割愛します。
剛性が高いホイールは速い
これも様々な要素が関わってくるので一概には言えないのですが、基本的に剛性が高いと速く走れます。
当然ですが、力の逃げが少なくなり高い出力を逃がすことなく路面に伝えてトラクションを得る事ができるので速く走れます。
C50が向いている人
C50とC36ではC50の方がリムハイトが高く剛性が高いのでできるだけ平均速度を上げて走りたい方に向いています。
また、剛性が高いだけでなく1461gとなかなかに軽量なためアップダウンの多いコースや、パワーのあるライダーにとっては純粋なヒルクライムにおいても有利なホイールとなります。
基本的にはレーシングな用途でパワーのあるライダーであればどんなシーンでも使えるオールラウンドなレーシングホイールです。
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WH-R9270-C36
C36は軽量一辺倒のヒルクライムホイールというわけでもありません。1350gという軽さから柔らかそうに感じますが、カーボンリムで内幅21で36mmハイトは立派な高剛性ホイールです。
一般的なアルミのホイールが内幅19で30mmハイト以下なのでそれよりも確実に剛性は高くなると思います。
C36のおいしい速度域は初速から35km/hそれ以降はC50の方が伸びる感じがあると思います。とは言え、出ないわけではなく50km/h以上でも問題なく走れます。
C36が向いている人
平均速度よりも各セクションの走りを楽しむ、ゴールまで足を残す、ハンドリングが素直なホイールを探しているなど、一言でいうとロングライド向きのホイールと言えるでしょう。
ロングライドにおいてはリムハイトの差により乗り心地が比較的良くて、走りも軽快、ホイール全体の剛性も比較して抑えてあるので踏み疲れも起きにくいです。
アップダウンの多い丘陵地帯を走る楽しいロングライドや当然ヒルクライム全般の山岳コースであったり、単純に体重の軽い方なんかはディープリムよりも扱いやすいC36がおススメになります。
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まとめ
レースでガシガシ走るならC50、普段のサイクリングやロングライドで色々な地形で走る事がメインの方はC36とそんなイメージで分けても良いと思います。
どちらも比較的軽量ですし、制御できないような無茶苦茶な剛性という事もなく扱いやすいホイールとなっております。
C50が人気なのは、メディア等で走力のある業界人がテストコースを走るとC50の方が様々なシーンで速い為C50がオールラウンドに使えるホイールと定着している事もあると思います。
私のように、走る回数よりもラーメンを食べる回数が5倍ぐらい多いような人種には50mmハイトのホイールがオールラウンドに使えるというイメージが正直湧きません。試乗等で確かに走りやすいのは認識していますが、ロングライドとなると話は別です。
その点ではC36というかローハイトホイールがオールラウンドじゃないんでしょうか?って思います。
立場的にも150km~250kmのロングライドが年間の中でもビッグイベントだと思っている一般的なロングライダーですが、平均速度が多少遅くても疲れないで走れるホイールの方が楽です。
ある程度走れる身体に仕上がると確かにディープリムのホイールによる速さを感じる事ができるのですが、通年で使おうと思うと特に冬場は強風で荒川を渡るのがきついですし、狭い道路でトラックの風に煽られてハンドルを取られるなんて事も多々あります。
ロングライドではハンドリング性能もある程度は求められるので、私個人の使い方ではC36がベストですね。
とは言え、走るシーンや状態に応じて使い分けたいなと思う面もありますね。
欲を言えばレースに向けて仕上げのホイールとしてC50、普段のサイクリングやトレーニングにC36みたいな組み合わせが理想的だと思います。
前後ハイト違いで組み合わせるパターンも確かにありますが、後輪に剛性が必要で低速で走るのはヒルクライムとかでしょうかね。基本はペアで設計されているので同じハイトで選んだ方が良いですが、シーンによっては使い分けもありです。
組み合わせるタイヤ
内幅が21とややワイドなリムスペックとなっており新ETRTO規格の28cか30cのタイヤがおススメになります。
速さ重視なら28cですが、ハンドリングの安心感や振動吸収性能を重視するなら30cが個人的にも超おすすめ。
25cは旧ETRTOタイヤならいいと思いますが、新ETRTOの25cはこのホイールと組み合わせると乗り味硬すぎますし、リムに対して小さいのでおススメはしません。
32cも荒れた林道ライドや軽いグラベルなど含めて走る場合はありだと思います。ただ、かなり軽量なホイールなのでグラベルに使うのは怖いですから、やはり28c30cを基本に使っていただければと思います。
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