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【ポジション】サドル高ってこだわっていますか!?出先でも1mm単位でサドル高を調整できる方法があるんです…!【裏技】

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横浜ワールドポーターズ店】松野 望士 24年05月09日

横浜ワールドポーターズ店松野です。

 

主にロードバイクに乗られている方向けの内容なのですが、皆さんはポジションにこだわっていますか!?

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主にサドル周りとハンドル周りとペダル周りなどが調整可能な部分でしょうか?

サドル周り⇒サドル高、サドル後退、サドル角度
ハンドル周り⇒ステム高さ(サドル~ハンドル落差)、ステム長/ハンドルリーチハンドルとレバーの角度
ペダル周り⇒クリート位置クランク長 …などなど

たくさんの調整箇所がありますね。

 

 

もちろんポジションへのこだわりや感じ方は人によって様々です!トッププロ選手にもなると特注品のステムを使ってポジションを出すこともあるみたいですが、ホビーライダーならあまり気にしていない方も多いかもしれませんね。

実際に松野の周りでロードバイクに乗っている人でも自分のサドル高を覚えていない人が大半です(笑)

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そんなポジションの中でも特に気になるのはサドル高ではないでしょうか!?

ステム長は基本的に10mm刻みでステム高さは3~5mm刻みである事が多いのですが、サドル高は少なくとも1mm刻みで調整します。計測さえ出来れば0.1mmなどもっと細かく調整も出来るのですが、よほど敏感でないと違いが体感できないはずです(笑)

 

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簡単にサドル高を測るにはメジャー等を使います。視差や計測位置によるばらつきが大きい為、慣れないときっちり計測するのは大変ですね。ポジションを試すために出先でいちいち図るのもめんどくさいです。

 

 

 

しかし!出先でササっと簡単に1mm単位で調整できる方法があるんです! 

用意するもの

必要なのはマスキングテープ、ボールペン、携帯工具(六角レンチ)だけです。

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まずはシートポストに対してなるべく直角になるようにマスキングテープを張り付けます。

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最近の空力を意識したフレームなどはシートチューブの端っこがシートポストと直角ではないので注意してください。あくまでシートポストと直角にテープを張り付けてください。

 

 

テープを貼った後は携帯工具の出番です。5mmの六角レンチの対辺を使い、ちょうど5mmの部分に印をつけます。

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※カメラがズレていますが実際はピッタリです。

 

 

ここでずれると台無しなのでなるべく正確に合わせてください!特に大事なのは目線の位置です。理科の授業でも習ったやつですが、視差があると1mmぐらいズレてしまいます。

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六角レンチも角ではなく平らな辺同士できっちり合わせてください。

 

 

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ノーマルなシートポストであればシートクランプとテープの間を5mmに合わせるだけです。真っすぐ貼れれば印はつけなくてもOKです。 

 

これで用意はOKです!とりあえず近場を少し走ってみてください。

 

 

実際の調整方法

少し走って感覚を覚えたら、いざポジション変更をしてみます。

マスキングテープに印を書いた部分とシートチューブの端っこはちょうど5mmになっているので…

 

 

4mmのアーレンキーを使いサドルを下げるとピッタリ1mm下がります。

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逆に6mmのアーレンキーを使えばピッタリ1mm上げる事も出来ます!

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 写真ではちょっとズレていますが、アーレンキーをテープに添わせることで正確に計測出来ます。

 

 

この方法を使えば出先でもメジャーを使わずにちょうど1mmサドル高を調整できます!!

最初は違いが分からないかもしれませんが大丈夫です。しばらく走ってからもとに戻してみたり、使うアーレンキーのサイズを変えれば2~5mmなど大きく変更する事も出来ます。

ちなみに3.0、2.5、2.0、1.5mmを使えば0.5mm刻みでも調整が出来ます。

 

 

松野は最近サドル周りのポジションを模索中なのですが、どうしても気になってしまったので通勤途中の信号待ちの間に似たような方法でサドルを0.5mm下げました。

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慣れれば20秒ぐらいでポジションを変更できます。短い時間ですぐ試せるので違いを体感しやすいんです。 

 

 

注意点

最後に一応注意点です。ポジション変更を試すのはなるべく近場で試した方がいいです。

ポジションを変更するという事はパーツを一度緩め、また締め直す事になります。カーボン製のパーツの場合壊してしまったり、古くなって傷んだボルトが折れてしまう可能性もあります。もし家から50km離れたところでサドルの固定が出来なくなってしまったら…!? 

松野は昔それをやらかして10km立ちこぎで帰ったことがあります(笑)なるべく近場で試してください。

 

 

また、軽量なカーボンパーツはトルク管理が必要です。L字の六角レンチと携帯工具では手の感覚も大きく変わります。帰ったらきちんとトルクレンチで管理しましょう。

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