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前回はチューブレスについてお話しましたので、今回はそのホイールを何にしたらよいか、ご紹介したいと思います。
MAVIC
専用規格を盛り込むことで高い精度を誇るMAVICのホイール。
重量は他よりも重いかもしれませんが、「持って軽いより乗って軽い」を目指してホイールを作っておりますので、より乗った時に有利なホイールになります。まずはUSTについてご紹介。
MAVIC UST
USTとは、早い話がチューブレスレディのことです。
シーラントを使い、エア漏れを防ぐものになります。MAVICのUSTは新ETRTO規格に則った設計をし、より安全なホイールづくりをしております。チューブレスについてのお話は以前まとめた記事をご覧ください！
ガチレースならコレ！COSMIC SLR
45と32のリムハイトありますが、よりリムハイトが高い方が剛性は高く、より推進力に変えてくれます。0コンマ1秒を争うレースの世界では、少しのロスが勝敗に大きく関わってしまいますので、COSMIC SLRをオススメします。
COSMIC SLRはCARBON FOREテクノロジーというものを使用しており、商品自体を見てもわかりにくいので公式サイトの画像をお借りしましたが、普通のホイールはただ穴が開いているだけで、そこにニップルを入れて、ニップルにスポークをねじ込んでいくタイプですが、FOREテクノロジーのホイールに関してはこの穴自体にねじ切りされており、ニップルを回しいれるのが特徴。
これにより剛性を保ちながら軽量化を実現することが可能になります。
もう少しマイルドに使うならCOSMIC SL
COSMIC SLRよりもマイルドな使い方をするならCOSMIC SLが良いでしょう。これもリムハイトがありますので、その選び方は同様です。
リム、スポークともにCOSMIC SLRに比べて剛性は落ち着くため、振動吸収性もある程度確保しつつ、それでもきびきびした走りが欲しいならCOSMIC SLがおススメです。
さらにマイルドに、KSYRIUM SL
ここからはアルミのホイールになります。
フレームの話をするときに、どうしてもフレームはアルミよりもカーボンの方が破断のリスクが高いといわれるので、アルミの方が剛性が高いように思われがちですが、実は違います。リム剛性に関しましては、アルミの方がよりしなり、カーボンの方がしならずに真円を保ってくれます。
より真円を保ってくれる方がロスが少ないというのは言わずもがな。しかし、乗り心地を求めてしまうと話は別です。しなってくれた方が振動を逃がし、より楽に走れるようになります。
KSYRIUM SLはこのようにリムがコブのように波打ってます。
これはFOREテクノロジーというもので、前述のCARBON FOREテクノロジーのアルミバージョンです。後述のKSYRIUM Sに比べ、剛性が高く、軽量なホイールを実現しております。
より楽に走るならKSYRIUM S
KSYRIUM SLよりも柔らかく、振動吸収が高いのはKSYRIUM S。
一番乗り心地を重視していますが、その分だけ真円精度は上記3モデルに比べて劣ってしまいます。これに関しては何かを得ると何かを失う、トレードオフですね。楽に乗りたいのであればKSYRIUM Sでしょう。
皆様の使い方はいかがでしょうか。
ロードバイクは早く走るもの、というのはもう一昔前の考え方になってきております。
現在は太いタイヤにも対応したディスクロードも増えてきており、より楽にという考え方の自転車も増えてきておりますので、それに合わせたホイール展開もされております。
皆様はどのような目的でロードバイクに乗りますか？
もちろん、コレはレース用だからロングライドでは使えません！というわけではありませんので、見た目重視で選ぶのもあり(むしろ私も見た目のカッコよさだけで選んでます)なので、自分が重視するものにあわせてもＯＫ！
宇都宮店にはたくさんのMAVICホイールを展開しております！是非一度ご来店ください！！
栃木の事故率についてと、事故を防ぐアイテムのご紹介をしております。是非読んでみてください！
