こんにちは、スタッフおおもとです。
7月から日本展開が始まったばかりのアイウェア新ブランド『ALTALIST/アルタリスト』
ワイズロードオンライン先行独占販売でスタートしたところ、想像を遥かに上回る注文を頂き大変驚いております。
初回分はほとんど早々に完売し、7月下旬入荷予定の第2便の予約をワイズロードオンラインにて受付中です。
先日当店で開催した『アルタリスト試着イベント』には約30名もの方がご来店され、かけ心地を気に入ってその場でオンライン注文頂けるほど皆様好感触でした。
今回、私も気になっていた『KAKU SP1』を使わせて頂きましたので、アルタリストインプレッション第一弾を送らせて頂きます。
ALTALIST KAKU SP1
ブルーミラー調光
¥8,580-
『KAKU SP1』は本格的なスポーツモデルに位置し、サイクリングに最適なカーブレンズを採用したモデルです。
軽さを追求した28gの重量とフィット感を調整がしやすい可変式ノーズパッドのおかげで試着した中ではこれが一番かけ心地が軽くて気に入りました。
アルタリストのアイウェアは基本アジアンフィットな作りですが、『SP1』は可変式ノーズパッドのおかげで顔のホリが深めな人でもかけ易いと思います。
私は普段メガネをしているメガネサイクリスト、なので使用するにあたって眼鏡チェーン『眼鏡市場』様に依頼してインナーフレーム用に度入りレンズを作成しました。
参考までに作成費用はキズ防止加工をオプションで加えて約15,000円(税込)でしたよ。
インナーフレームの互換性
アルタリストはインナーフレームが付属しますが『KAKU SP1』と『KAKU SP2/LS1/LS2』に付いてくるインナーフレームは別形状となっています。
その為、互換性が無いと思われているのですが・・・実は互換性があるんです!
『KAKU SP2/LS1/LS2』に付属するインナーフレームの方が縦にも広い為、こっちで度入りレンズを作成して『KAKU SP1』に取り付けても問題がない事を確認しました。
走行中にフレームがガタつく事も視野感がおかしいと感じる事はありませんでしたよ。
『ALTALIST』はコストパフォーマンスが抜群な代わりにライド用途やサイクルジャージに合わせてアイウェアを使い分けて貰いたいと考えているだけあり、モデルを超えてインナーフレームの互換性があるのはメガネサイクリストにとっては非常に嬉しいですね。
度入りアイウェアの作成は高価な為、大奮発して作ってもやっと1本、2本目3本目はとても作れませんが、アルタリストを数パターン用意してインナーフレームの付け替えれば使い分けられるのでありがたいです。
グラベルライドでテスト
この日はオフロード走行をメインとするグラベルライドで試してきました。
アスファルトの上を走るロードバイクよりもハードな振動が加わるシーンですが、衝撃で浮いたりズレる事も無くホールドの安定感は高かったです。
ホールド力を高める為に頭を締めつけるような感じは全くなく、存在を感じさせない軽いかけ心地なのに動かないのは好印象です。
固定感が強くてズレないけど頭が痛くなる、固定感がソフトで痛くないけどズレやすい、このどちらだったとしても苦痛になりますからね。
ブルーミラー調光のレンズはベースカラーが赤系となっており、路面の凹凸感も察知しやすく、また光で照らされた箇所の白っぽさを無くなり色味がよりハッキリ感じます。
ブルーミラー調光レンズはメーカー公表の透過性はカテゴリー0-2、薄曇りから晴天に使いやすい明るい調光レンズとなっており、木々に囲まれたグラベルライドでも見やすかったのは嬉しいポイントでした。
1万円を切る調光レンズという破格さゆえ、大手トップブランドと比較すればフレームの質感などに差はある事は否めませんが、レンズ自体に歪みは全くなく、非常にクリアで見やすいのが印象的でした。
またかけ心地に関しても優秀と言え、目立った不満はなくおべっか抜きにして大変気に入りました。
あらゆる人の候補に入る現実的な価格設定をした選択肢として、ビギナーからベテランまで幅広い層のサイクリストにオススメ出来ると思います。
2023年7月29日更新
第2弾『KAKU SP2』を使ってみたインプレッションも公開中です。