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自転車の盗難、皆様は経験ありますか？私は小学校１年生の時に買ってもらった自転車を小学校５年生の時に盗難に遭ったことがあります。もう小さかったのでそこまで困りませんが、なんでわざわざ5年も使ってほぼノーメンテの自転車なんか盗んだのでしょうか？
そんな意味がわからない盗難ですら起きるのであれば、かっこいいスポーツバイクはより盗難のリスクが上がります。
今回はそんな盗難について、お話していこうと思います。
自転車の盗難
自転車を購入いただいたお客様、併せて様々な用品もお買い上げいただく方がほとんどなのですが、カギの話になると８割くらい聞かれるのが、「そんなに盗難されることある？」と聞かれます。答えは即答で、「YES」です。これは「自転車」という括りなので、ママチャリからロードバイクまで幅広く対象になっておりますが、自転車は令和５年調べで認知している分だけで164180件、前年比で約35000件増えています。中には盗難されてもそのまま気づかない、気づいていても被害届を出していないということもあったりすると思いますので、実際のところはかなりの量が年間盗難されていることになります。
みんなが一生懸命働いて買った自転車をこうもあっさり盗めるなんて、本当に人の心がないんだなぁと思いますが、実際のところ盗難のうちカギをしていないときに盗まれたというのが６割を占めており、なんと４割しかカギをしていないという状態になっています。
正直これでは、盗んでくださいといっているようなものですね。
きちんと自衛をして、盗難に遭わないように気をつけましょう。
盗難されないために必要なこと
盗難されないためには、駐輪する場所も気を遣わなければなりません。
どんな駐輪場を選ぶかはもちろん、その中でどういう場所に停めるか、どのようにカギをするかが大事です。
どのようにカギをかけるか
まず、カギのかけ方が重要です。
どれだけ頑丈なカギでも、かけ方を間違えてしまっては意味がありません。正しく使うことで、効果を発揮します。
アースロック。皆様一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
動かない、簡単に壊せない建造物と自分の自転車を巻き込んでカギをかけ、担いで持っていけなくするための施錠方法です。
これをしておかないと、どれだけ頑丈なカギをしていても意味がありません。
これはトップチューブと柱(に見立てたサイクルラック)を巻き込んで施錠しています。このように巻き付けることで、持ち上げて持っていけなくなります。ですが、これだけではいけません。ホイールがフリーになってしまっています。これでは車体は盗らず、ホイールだけ抜かれて持っていかれてしまいます。
このように、前後のホイールにもカギをしてあげましょう。これは短いカギを使っているので同じカギを場所変えて写真を撮っているだけになってしまいますが、長いカギならトップチューブとホイールと柱を１本で巻き込んでしまうのもありですが、できれば複数本のカギを用意して施錠した方が、より盗難のリスクは下がると思います。
どんな駐輪場が良いか
どこに停めるかですね。できれば柱などがある場所が理想ですが、柱と言っても数が限られてしまってますし、駐輪場によっては「ここ」と誘導されてしまう場合があります。要望を伝えれば聞いてくれるかもしれませんが、同じことを考えている人が数人いたらもう使えませんね。
ここは１台１台、ラックに差し込んで停める駐輪場が理想です。
ラックがあればラックに括り付けてしまうこともできますし、ラックのスペースが確保されているので、ぎちぎちに詰め込まれて取れないとか、それで傷つけられてしまうリスクも減ると思います。
場所
できる限り、人目が多いところが理想です。
逆に見られてしまうと盗られるリスクがあがるんじゃ…確かに見られるかもしれません。ですが、ここは盗む側の気持ちになって考えてみましょう。人通りが多い中でカギを壊したりできますか？チェーンカッターを持ち出して、みんなが見ている中、カギを壊せますか？無理ですよね。どこで見られているかわからない状態だと、盗人も簡単には盗れません。周りの目を最大限に生かしましょう。
最後に
いかがでしょうか。自転車の盗難はいつどこで起きるかわかりません。
いつもここに置いてて盗られたことないから平気～と安心してしまうのは早計です。今もあなたが働いている間、学校で勉強している間にも盗人はあなたの自転車を狙っているかもしれません。
心配な方は盗まれる前に頑丈なカギを買いましょう！次回はどんなカギを買えばいいか、乞うご期待！
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