いつもワイズロード船橋店をご利用いただき誠にありがとうございます。
ワイズロード船橋店の下山田です。
本日はGRX化の作業を承らせていただきました!その様子をご紹介いたします。
【お客様のカスタム紹介】油圧サブブレーキ初搭載!GRX化
様々なカスタムのご相談を日々承りますが、実は当店で初めての油圧サブブレーキ作業。当店修理・カスタム作業スタッフ木立が話を聞いた時にわくわくしていたのを今でも覚えています。
ご依頼いただいたお客様は当店で本バイクを購入後、趣味として自転車を乗っているそうで「見て楽しい、乗って楽しい」を常に考えてカスタムを行っているそうです。
そして今回ご依頼いただいたのは「GRX化(コンポのせかえ)とハンドル交換、サブブレーキ取付」です。
コンポーネントは注文する直前まで悩まれており見た目と性能で「RX810シリーズ」をチョイスいただきました。
それでは私なりに各所のご紹介をしていきます。
今までのコンポーネントに別れを告げ、フレームだけに
新しいパーツをつけていきます。
ねじ切りBBをシマノ製に変更。価格の割に耐久性の高さがウリ。
通勤や休日のちょ~と遠出には十分な性能です。
GRXのロゴに一目ぼれしたI様。リアディレイラーのロゴが一番好きで悩んだ所。
機械式ディスク⇒油圧式ディスクへ変更
油圧ディスクブレーキにするのに悩んだブレーキ規格。「インターナショナル台座」
機械式ディスクブレーキが装着されていましたが、コンポ載せ替えのタイミングで油圧ディスクブレーキにしようじゃないかと思いご相談いただきました。I様自身も下調べいただいていたので、すんなり早いタイミングで「SHIMANO BR-RS785」をチョイス。
インターナショナル⇒ポストマウントに変更する台座はついていたためポストマウント用でGRXの引ける上記のブレーキキャリパーを装着。念願の油圧ディスクブレーキがついたど~~
ハンドルもこの際交換を!ということで
(上が元のハンドル、下が新しいハンドル)
(右が元のハンドル、左が新しいハンドル)
フレア形状を採用した「Dixna バンディー2ハンドル」
元のハンドルに比べてフレアが大きく、安定性抜群!さらにドロップ量が浅く下ハンドルを握った際の姿勢が元のハンドルに比べてアップライトになるためグラベルコースでの安定性も期待ができると思います。(I様は行くか分かりませんが・・・)
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メインコンポーネントを「GRX800シリーズ」でクランクのみクランク長が165mm展開のある「FC-RX600」をチョイス。
見た目的には800シリーズのクランクが良かったもののポジション的に165mmが踏みやすくしっくりきたようです。
元々フロントダブルでしたがフロントの変速をしないことに気づいたお客様はフロントシングルでリアを増やそうと思い、このGRX化に辿り着きました。(フロント:40T、リア:11-40T)
実際に街の自転車を見るとシングルでも良いんじゃない?って感じるギア構成で漕いでいる人もいますし、クロスバイクもシングル化が増えているため理にかなったカスタムだと思っています。
初搭載となるGRXサブブレーキ
噂には聞いたことがありましたが実際に受注、作業を行うのは初めての「油圧サブブレーキ」
シマノよりマニュアルがでているので油圧ディスクブレーキの作業をしたことのある方ならできるのではないかと思います。作業スタッフ曰くエア抜きの方法が通常と異なる手順となるのでそこだけ要注意なようです。
サブブレーキを取付する上で注意しないといけないのが取付部のクリアランスです。
取付部からブレーキレバーの付け根部まで41mm以上ないと取付ができないためハンドルとの相性も大切となります。
先程ご紹介したハンドル「Dixna バンディー2ハンドル」はサブブレーキの取付を考えて設計されている為装着が難なく可能でした。
リムブレーキの時に多く装着されていたサブブレーキは引きが重くあまり良いものとは言えませんでしたが油圧に変わった影響により引きの重さが気にならなくなりました。かなり実用的かも!
ロード、グラベルコンポに互換がありますが、購入時にはハンドルのクリアランスとSTIレバーの互換性があるかご確認ください。
以上が大まかなメイン作業となります。完成後の写真をどうぞ。
DETAIL
車体:RITEWAY SONOMA ADVENTURE
作業工賃&パーツ代(参考価格):約19万円
※価格改定、フレームの構造により価格は変動いたします。
I様、本日はカスタムのご相談をいただき誠にありがとうございました。
次回のカスタムはホイールかなとお話ししておりましたがその際も是非当店をご利用いただけますようスタッフ一同、邁進してまいります。本日はありがとうございました!