こんにちはY's Road福岡天神店のユサです。
スピードを追求したり、ヒルクライムの軽快さを追い求めるのでなければ初心者の方には「グラベルロード」の方がオススメかもしれません。キャノンデールのトップストーンであれば手ごろな値段で本格的なキャンプツーリングやバイクパッキングにも対応しています。
【Cannondale】Topstone4
Size: S(160-175cm)
Color: Mango
Price: ¥165,000(税込)
[ysid 0884603931523]
4はグレードの中では末弟ですが、上位グレードの2と変わらぬリア10段変速。フレーム、フォークは各グレード間で共通なので油圧が欲しいかそうでないかで2と4を迷うと思います。よりハードなグラベルライドを期待する方や、油圧のレスポンスの良さに投資しても良いかなと思った方は2を選ぶのが良いでしょう。街乗りや通勤通学、そこまで性能に拘らず先ずはサイクリングを楽しみたい方は手ごろな4グレードがおすすめです。
太いタイヤは正義
よく「細いタイヤはパンクしそう」「タイヤが細いと滑りそう」と心配される方がいますが、半分正解で半分不正解なんです。確かに細いタイヤは太いタイヤに比べると一見心もとなさそうに見えますが、中のチューブに何か刺さる、タイヤが切れてしまう「パンク」であれば細かろうが太かろうが運しだいな面もあります。しかし段差に当たる衝撃で中のチューブが断裂するリム打ち「パンク」であればタイヤが太い方が保持する空気量が多いため、ショックを和らげてくれる確率が高まるでしょう。それに太いタイヤの方が低圧に設定できるため高圧タイヤにありがちな路面の細かい凹凸を拾いすぎる、はねてしまって乗り心地が良くないといったネガティブな面を打ち消すことができます。
よってよほど高速走行に憧れがあったり、ヒルクライムを主軸としていて軽さを求めるという方以外は太いタイヤの履けるバイクを選んだ方がいいと思います。もちろん使ってみてタイヤが太くて動作がもっさり感じる方は限度があるとはいえタイヤのサイズダウンのカスタムも可能です。採用されているタイヤは37Cという太さでこれはタイヤが太目なクロスバイクよりも太い設定になっています。最大で45Cの太さまでサイズアップ可能です。
ダボ穴がたくさんあると良いこともたくさん
ダボ穴(アイレット)とはキャリアやラックなどの車載機能を強化するための必需品です。もちろんダボ穴が無い車体にも取付できるものや、ダボ穴を増やすパーツもあるのですが、耐荷重で劣ってしまったり、好きなパーツを使うことが出来ないといったケースも。なので今は使わないとしてもたくさんついている方が様々用途に利用が可能です。
[ysid 4013051045162]
例えばこのトップチューブ部分のダボ穴もあるのと無いのとではトップチューブバッグの取り付けのスマートさに差が出てしまいます。ボルトオンタイプのバッグならフレーム側を縛るテープが不要な為、擦れによる塗装の痛みやほんのわずかですが自分の太ももに当たるリスクを軽減可能。この部分にバッグがあると超便利、パッと取り出したい補給食や携帯に素早くアクセス。
[ysid 4710069707548]
大きなカセットは軽いギアが使える
使用しているコンポは恐らくほとんどの方は聞きなじみがないかもしれません。microSHIFTのAdvent Xはこの価格で10段変速が可能なグラベルコンポの安価な優等生です。後ろのギアの歯の部分をカセットスプロケットと呼びますが、これは大きい物が付いていればついているほど軽いギアを有していることになります。故にMTBの最新バイクではホイールの半分を占めてしまうような巨大ギアが付いています。前のギアが無くても後ろのギアがその分の変速の軽さを補っている為、軽量化、トラブルレス、操作の簡単さの点で近年人気があります。フロント40T、リア11-48Tで最大ギア比は1以下にもなる為激坂と呼ばれるような斜度の厳しい坂でも問題ないでしょう。
「グラベル」バイクだからって未舗装路にこだわらない
このバイクに限ったことでは無いですが、グラベルバイクだからって未舗装路専用ではありません。車だってバイクだって同じ、四輪駆動車に乗ったりモトクロスに乗っている人たちがオフロードばかり走るわけではありません。グラベルの持ち味の太いタイヤや車載能力活かさなくても全然問題ないと思います。乗っているときの楽しみや魅力の引き出しが多いのがグラベルバイクの良い所です。是非型に捉われない楽しみ方をこのバイクに乗って見つけてみてください。近日中にTopstone2 のオリーブカラーのXSとSサイズ、Topstone4の黒Sサイズも入荷します。もちろんカーボングレードが欲しい方はレフティも通常のカーボンフォークのタイプもありますので気になった方は是非ご来店お待ちしております。