皆様こんにちは、川崎店スタッフ田中です。
今回はカスタムパーツの中で最もコストパフォーマンスの良い「タイヤ」について解説していきたいと思います。
前回まで説明していた「ホイール」にも絡んでくる内容になりますので良かったら最後までお付き合いください。
「タイヤに必要な要素」
良いタイヤに必要な要素は何か
・転がりの軽さ
・グリップ力
・耐久性
上記3点のバランスが重要となってきます。
良いタイヤの定義は人それぞれだとは思うのですが、上記の要素が高い次元でまとまっていれば走行の性能も格段に向上致します。
では上記の要素が走行にどのような影響を及ぼすのか確認していきましょう。
「転がりの軽さ」
”転がりの軽さ”は読んで字の通り回転の軽さです。
どうなれば軽くなるかというと、主に地面との摩擦抵抗が下がれば回転は軽くなります。
主に素材を強化することで摩擦抵抗は低減します。
他にもタイヤの形状による空気抵抗や、チューブの有無などによっても回転は軽くなりますが、よりハイスペックなタイヤの設計には素材の見直しが最も多く図られています。
「グリップ力」
グリップ力は路面を掴む力の事、これが高ければ走行時の安定性の向上につながります。
カーブの際などにバイクを倒しても車輪がスリップしづらくなったり、通常走行時の直進安定性も増しますのでハンドリングなどに細かな気遣いが必要なくなります。
タイヤの長期使用で接地面が削れるとグリップ力は下がるので、長く使ったタイヤが滑りやすいのはこのグリップ力が影響してるからです。
では具体的にどうすればグリップが上がるかと言えば、これも転がりと同じく素材の強化が1番効果的、それ以外ですとタイヤサイズを大きくすることが挙げられます。
同グレードのタイヤをサイズアップすればグリップの向上は見込めるのですが、転がりの抵抗は増しますので一長一短な面はございます。
さらにタイヤサイズはホイールサイズやフレームのクリアランスに依存しますのでなんでも対応できるわけではないのが難点です。
「耐久性」
最後は耐久性、これは文字通りの意味です。
簡単に言えばタイヤの壊れづらさになるのですが、ハイスペックなタイヤ程、外的要因などにによる破損などに強い設計となっております。
例えばタイヤに何かとがったものが刺さった場合などに、貫通しないよう保護シートのようなものを間に入れたタイヤなどもございます。
さらに想定される走行距離も向上します。基本的に完成車に付属するようなタイヤは、3000kmも走れば寿命となるのですが、一番ハイスペックなタイヤになると、およそ4000~5000kmは走れるレベルに強化されます。
パンクしづらいタイヤをお探しなら、プロも使用するようなハイスペックモデルをお選びいただくのがお勧めとなります
「まとめ」
簡単にまとめていきますと、上位のタイヤにすれば、漕ぎやすく安定感もありパンクもしづらいモデルになるという認識で大丈夫です。
ただ上位のタイヤは3点の要素のうちの1点を重点的に強化しているものもありますので選ぶ際はご注意ください。
何を選ぶか迷った際は一度お店でご相談頂くのもオススメです。
今回は基礎的なタイヤの要素について解説して行きました。
次回は各タイヤブランドの特徴とオススメタイヤを開設して行きたいと思いますのでお楽しみに。
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