みなさんこんにちは!
ワイズロード川崎店PINARELLO ROOM川崎の専属スタッフの平山です。
この度、トーマス・ピドコック選手が使用している
・DOGMA XC
・DOGMA XC HARD TAIL
の2車種が日本でも発売開始となりました!!
DOGMA XCとは?
TeamINEOSに所属するピドコック選手がMTBのレースで活躍したことをきっかけに、2016年を最後に姿を消したピナレロの本格マウンテンバイク(MTB)が復活!
その全貌やいかに!
シリーズ展開
まずはシリーズ展開をご紹介しましょう。
ピナレロの中で展開するシリーズは4つ。
その中でも最上級のモデルは”DOGMA"名前を冠します
XCシリーズ
・・・MTB
Xシリーズ
・・・ロードバイク,ホビーライダー向け
[ysid 2024000102173]
Fシリーズ
・・・ロードバイク,レース向け
[ysid 2023000001806]
Eシリーズ
・・・E-BIKE(電動アシスト車)※なお、このシリーズは日本では展開してません。
モデル展開
次にモデル展開のご紹介です。
日本では発表されていないモデルも含めて4モデルが展開します。
PINARELLO XC
・・・”TORAY"T900カーボンを使用したセカンドグレードのMTB,フルサスペンションモデル(日本未展開)
DOGMA XC
・・・”TORAY"M40Jカーボンを使用した最上級グレードのMTB,フルサスペンションモデル
PINARELLO XC HT
・・・”TORAY"T900カーボンを使用したセカンドグレードのMTB,ハードテイル(HT)モデル(日本未展開)
DOGMA XC HT
・・・TORAY"M40Jカーボンを使用した最上級グレードのMTB,ハードテイル(HT)モデル
※HTとはリアサスペンションの無いモデルを指します。ロードの延長でハイスピードな走りを求めつつ、MTBらしいクッション性のある走りを求める方に向いています。不要な機構を取っ払い軽量化されたHTは、いわばオフロード用のロードバイクです。
DOGMA XC
トーマス・ピドコック選手とポーリーヌ・フェランプレヴォ選手のためPINARELLOは2023年に11年ぶりに新型マウンテンバイク”DOGMA XC”と”DOGMA XC HT”を新たに開発しました。そして見事に新型バイクを駆る二人の選手は世界選手権を制覇し、ピナレロバイクのすごさを見せつけました。
4年に1度の国際大会優勝を示す金色と世界選手権優勝を示す虹色(アルカンシエル)があしらわれています。
チェーンステーはPINARELLOらしい左右非対称デザインとされています。
リアステーは左右で完全に分割されておりメインピボットで結合されておりこの技術のおかげでショートチェンステーを実現。これによって優れた旋回性能と反応性を獲得しているとのこと。さらに、マッドコンディションにおいて抵抗、トラブルの原因にもなる泥詰まりのリスクを抑えつつ、よりワイドなタイヤに対応するクリアランスを実現。
またリアはピナレロのアイデンティティでもある左右非対称や、専門家によるサスペンションキネマティクス設計によって、ペダリングに対する反応性やトラクション性能を高めています。
DOGMA XC HT
ハードテールモデルのDOGMA XC HTは、軽量性と反応性を高めた一台でスピードコースで輝くモデル。優れた性能を引き出す象徴的な部分は、接合部が左右で大きく分けられたリアステー。アシンメトリックデザインを得意とするピナレロらしいデザイン。
さらにボトムブラケット上部もフルサスと共通するトライアングルデザインが採用されており、ペダリング効率向上に大きく貢献。
ステム一体型ハンドルバーのTALON ULTRA XC インテグレーテッドハンドルも別売で用意されハンドル幅は760mmで、ステム長は60mmと80mmの2種類展開。
販売価格
ピナレロ DOGMA XC
フレーム素材:Toray M40 J
フレーム重量:1.75kg +252gr (rear shock)
価格:1,100,000円(税込)
ピナレロ DOGMA XC HT
フレーム素材:Toray M40 J
フレーム重量:0.96kg
価格:924,000円(税込)
TALON ULTRA XC インテグレーテッドハンドル
ハンドル幅:760mm
ステム長:60mm、80mm
価格:143,000円(税込)
※フロントサスペンション、シートポスト、ハンドルは付属しません。日本への入荷はF/Sのみとなっております。
納期
早いモデルで2024年秋ごろ
※イタリアからの輸入品の性質上、都度納期確認が必要です。また、いったん提示された納期もお約束できるものではありません。
※詳細はお求めの店頭スタッフまでお問い合わせください。
最後に
ピナレロのMTBは独創的なデザインだけでなく、優れた性能を持ちトップレベルでの折り紙付きです。
そんなモデルだからこそ、レースをされる方はもちろんの事、趣味でMTBを始めてみたい方にもおすすめです。
ちなみに当店ではDOGMAを購入される方の9割が趣味用、ホビーライダーです。
買い替え続けてステップアップしていくことも楽しいですが、いずれトップグレードが欲しくなるなら先にDOGMAに手を出すのもアリなのでは?
そう言って多くの方がDOGMAデビューしています。
また、せっかく買っても数年後には型落ちでしょ?なんて声も聞こえてきます。
たしかに、自身の愛車が型落ちになると精神衛生上あまり良くありません。
だけど、DOGMAならあまり気になりません。
なぜなら、それぞれのモデルが快挙を成し得ているからです。
例えば、私は1世代前のDOGMA F12に乗っていますが、旧型だからと気にすることはありません。DOGMA F12といえば剛性感と快適性が共存しレースからロングライドまでこなせてコーナリングが得意なバイクです。ピナレロがケーブル全内装を初めて採用したのはF12からですし、レースの世界においてはジロデイタリアでもツールドフランスでもトップに輝いた名機なのです。
現行のDOGMA Fと比べて『F12の方が優等生だ』とは言えずとも、『劣等生ではない』とは断言できます。
新旧による目新しさの違い、技術の違いはあれど、あくまでキャラクターの違いであり必ずしも新旧=優劣の違いではないと思っています。
その点、DOGMA XCは既にこれ以上ないほどの実績を持っていますから、今から次の新型なんて気にする必要ありません。
迷ってるうちが一番楽しいとも言いますが、手に入れた後のDOGMAライフはもっともっと!楽しいですよ!
ご相談はPINARELLO専門スタッフの平山までお気軽にお問い合わせください。
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