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【ケミカル】メンテするならまず『洗浄』から♪…でも種類多過ぎ!!どれ選ぶ⁉【クリーナー/ディグリーザー編】

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池袋チャーリー店】津森 弘晃 24年03月08日

春はピカピカな自転車で走りたい!!それならシーズン前にメンテナンス♪

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メンテナンス、取り掛かるなら『洗浄』から!!

お客様自身でも出来る自転車のメンテナンスの1つが『洗浄』。

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いざ始めよう!!とクリーナーを買おうと思ってはみたものの・・・「種類が多すぎてどれを選べば良いかわからな~い⁉」という方多いのではないでしょうか?

ケミカル多すぎ噴出し

今回はケミカルの中でも【クリーナー/ディグリーザー】のご案内!!

 

なぜ種類が多いのか?洗浄成分の種類で異なる事

洗浄剤は様々ありますが、主に【水系】【石油系】【アルコール系】の成分別で種類があり、それによって洗浄剤の強さや成分に適した使用箇所があります。
同じ洗浄という目的でも汚れの種類や素材などそれぞれに最も適した洗浄成分の溶剤がある(使用を推奨)という事なのです。

【水系】

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界面活性剤などの有機養分が配合された洗剤で、泥やほこりなどの洗浄に有効。フレームをはじめとするバイク全体の洗浄に適した溶剤が多い。

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【石油系】

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洗浄力は強力だが揮発しづらく、成分を水で洗い流さなければならない。油・埃・削れた金属粒子が混ざり合うギア周りの洗浄に適した溶剤が多い。

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【アルコール系】

洗浄_04_アルコール系

石油系に比べ洗浄力は劣るものの、揮発・速乾性が高いため素材への攻撃性も低く水洗い不要なものが多い。脱脂に優れ油分を嫌うブレーキ周りの洗浄に適した溶剤が多い。

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※上記洗浄剤は各メーカーラインナップの一部を抜粋したものとなります。各能力を表す★はあくまで目安となります。

 

使用環境・洗浄方式の違いで異なる種類

溶剤には【リキッド(液体)】・【エアゾール(スプレー)】・【シート(拭き取り)】の容器別で種類があり、それによって使用環境・洗浄方に応じて使い分ける事が出来ます。

【リキッド】

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ボトル入りの液状溶剤は付け置き洗いなどに適しており、成分は石油系を使用している物が多く使用後は水洗いが必要なものが多い。

洗浄_06_リキッド屋内

必要分を小分けに使用できるのでチェーンクリーニングマシンなどに入れ使用すれば飛び散りにくいので玄関先やベランダなどでの作業も可能。

 

【エアゾール】

噴射の力と溶剤の洗浄成分で洗い飛ばすタイプが多く、汚れが飛び散りやすい。揮発・速乾性に優れたアルコール系成分を使用している物が多く使用後は水洗い不要なものが多い。

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扱いやすいが性質上、換気が必要となるので屋外での使用を推奨。

 

【シート】

洗浄成分を染み込ませているシート/クロスで汚れを拭き取るタイプ。チェーン用・フレーム用とそれぞれの箇所に適したラインナップもあり頑固な汚れなどには向いていないがサッと使用が出来、周りを汚さないので屋内での使用に最も適した洗浄方式。

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フレーム用には洗浄成分に加えWAX効果を含むものがあり洗浄と保護が同時に行える。

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洗浄作業がより捗るアイテム

ガッツリ隅々まで洗浄したい!!という方はパーツをバラシて・・・というのも手ではありますが、お掃除ツールを使うことで1個1個のパーツをばらさなくても作業が捗ります。

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自転車のそれぞれのパーツに合わせ毛足の長さ/硬さが異なるブラシや、洗浄剤・汚れが飛び散りにくいチェーンクリーナーマシンなどなど併用して使うことで作業効率もグーンとUPするハズ!!

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洗浄をする理由は見た目を綺麗にする♪・・・だけではない

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ピカピカな車体は気持ちが良いという理由ももちろんありますが、「傷や劣化などに早く気づけて壊れる前に対応が出来る」という事などでも大いに意義のあるメンテナンス。

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上記の洗浄剤は各メーカーラインナップのごく一部を抜粋となり、それでもそれぞれの対応箇所の種類を全部揃えるというのは難しいことですが、使用環境や洗浄したい箇所に合ったものをまずは選んでみてはいかがでしょう♪

 

 出来れば潤滑&保護もセットでメンテナンスしてみてください♪

メンテナンス全体図

 

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