こんにちは、広島店の山崎です。
この前開催致しました試乗会で、「V4-RS」を試乗しましたのでインプレしていきます~
COLNAGO V4-RS
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圧倒的に軽く、ロケットの様な加速感
UAEのポガチャル選手が乗り、勝利を量産したV3-RSの後継機モデルとして昨年12月に発表された“V4-RS” 乗られた方の殆どが口を揃えて“軽い!”とおっしゃる程の軽量性や加速性を得ており、レースバイクの完成形とも言えたV3-RSを大きく超えてきました。評判通りのエアロオールラウンドで、乗った瞬間の低速域でもしっかり軽さを体感でき、思わず唸り声が漏れる程の爆発的な加速力はさながらロケットの様でした。
意外だったのは、全てにおいてあと一歩手助けしてくれる所です。フラッグシップ級のバイクの中には、踏み足が無くなった途端それまでの加速や伸びが損なわれるモノもありますが、V4-RSは苦しくなった時も伸びが衰えにくくあと一歩を支えてくれる印象です。
特に登坂時に感じました。比治山の一部斜度が急激に高くなるところでも、楽ではないですが失速せずに登りきる事が出来ました。
登坂でもグングン進む
思わず乗っている自分が強くなったかと錯覚する様な、登坂でもパワーロス無く滑らかに駆け上がれます。重さやもたつく感じは一切感じられず、良い意味で凄くニュートラルな感じです。ついつい腰を浮かせてダンシングしたくなる程軽快なフットワークが非常に魅力的でした。
体感できるエアロ性能
先代のV3-RSと比べてもエアロ性能が大きく向上しています。平坦でも下りでも、バイクが前へ行こうとする力が強く感じました。特に専用設計が施されたハンドルバーは、前から見た時に薄く作られており、より加速力を引き出す仕組みになっています。
専用エアロバーにはこんな隠し芸が。
ダンシングが楽しくなる
シッティングで下方向に押すように力を加えても、もがくようにハンドルをぶん回しても、ほぼ全てが推進力に変換され楽しながらも加速していく感覚があります。ダンシングも軽く、
ヘッドチューブのベアリングはセラミックスピード社SLTヘッドセットを採用し、高い耐久性と驚異的なハンドリングの軽さを実現。しかし直進安定性も確立されており、高速域や登坂時もふらつきを一切感じませんでした。
実は乗り心地が良い?
トップレースカテゴリーに属するバイクですので、当然踏んだパワーを受け止める剛性もしっかりあります。しかし不思議と突き上げる様な振動をあまり感じませんでした。シートステーが上手く振動を吸収してくれているのか、低速でも高速でも安定して乗る事が出来ました。
誰が乗っても速くなる
低速域でも軽さを感じられ、踏んだ瞬間から一気に加速して行き、ホビーユーザーでも楽に扱える懐の深さもありました。プロ選手程の脚力が無くとも、十分に扱う事の出来るV4-RSは速くなりたい人への最適解ではないでは?と乗って感じました。
如何でしょうか。ご注文も承っておりますので、是非ご相談下さい!ご来店お待ちしております~