皆様こんにちは、川崎スタッフの田中です。
今回はビンディングペダルのメーカーによる違いを2部構成で解説していきます。
前編になる今回は~ロードモデル編~
主要ブランド
・SHIMANO
・LOOK
・SPEEDPLAY
・TIME
以上の4ブランドが現行のロードモデルの主要メーカーになります。
では各ブランドの特徴を確認していきましょう。
「SHIMANO」
コンポーネントでもおなじみのSHIMANO
最も基本的な形状を踏襲しており、「ロードモデル系のビンディングペダルと言えばこれだ!」とイメージする方は多いと思います。
ボディにはカーボンコンポジットを採用しており、軽くて剛性の高いペダルに仕上がっております。
踏み面のプレートにはステンレスを採用してペダルの曲がりや摩耗に対する抵抗も備えます。
着脱時の固定力の高さは六角レンチで変更可能ですのでお好みの設定で楽しめます。
複数グレードがありますのがグレードが高くなるほど各性能が向上、同時に着脱も固くなりますので女性などは少し注意が必要です。
基本中の基本のペダルなのでまずはここから始めるのがオススメなメーカーです。
「LOOK」
元祖ビンディングペダルのメーカー
SHIMANO同様の形状をしており、クリートなどは別のものになるのですが、SHIMANOと使用感にそこまで差がないLOOK
シンプルモデルのKEO系はぱっと見はSHIMANOとあまり違いを感じない形状をしていますが、上位モデルのKEOBLADE系はLOOKの独自形状。
通常のモデルは内部の金属バネが着脱の時に作動しているのですが、KEOBLADEはペダル下部のカーボンプレートがその役割を果たします。
ボディはカーボンコンポジットになり、全体的に空力などを意識した設計を採用。
SHIMANOとの違いは重量の軽さと、着脱のしやすさとなります。
SHIMANOを使っていてなんかしっくりこない人にはオススメなメーカーです。
私は現在このブランドのペダルを使用しています。
「SPEEDPLAY」
おそらく最も奇抜な形状をしているSPEEDPLAY
他ブランドとの違いは、クリートの機能とペダルの機能が逆になっていることです。
通常のビンディングペダルは固定機構をペダルに搭載していますが、SPEEDPLAYは固定機構をシューズにつけるクリートに搭載することで、よりダイレクトな踏み心地を実現。
クリート取り付け時のねじの締め方で、ペダル使用時の左右回転の可動域が変更可能なので膝にも優しい設計となっております。
*他メーカーはクリートによって可動域が決まっております
更に、このペダルはロードモデルで唯一両面キャッチが可能なペダルになっています!
他のペダルで膝の痛みが気になる方や片面キャッチが苦手な方にオススメ
「TIME」
フレンチブランドTIMEのペダル
基本の思想はLOOKに近いですがこちらはより使用時の足の可動域に着目したものとなります。
着脱は中間にあるバネ板で行っており、これはLOOKのKEO BLADEに近い設計です。
かなりスムーズな着脱が可能で、固定時の稼働域も広くとってありますので膝への負担が少ないペダル。
固定時左右に動かしても中心に戻る力が働くことでペダルの上で足がヌルヌル動く感じです。
膝の痛みが気になる場合や、ペダリングの時に足がそこそこ左右に動く方にはお勧めです。
いかがでしたでしょうか?
ビンディングペダルは相性もありますので、不満が出た場合は別のブランドを試してみるのもありですよ。
次回は後編、MTBモデル編をやっていきます。
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