横浜ワールドポーターズ店松野です。
完成車付属のホイールからの交換で走りを大きく変えられる!オススメなアルミホイールあります。
FULCRUM RACING 3 DB
販売価格:¥134,200(税込)
公称重量:1,660g
FULCRUMのアルミホイールの中でも、RACING ZEROに次ぐセカンドモデルのRACING 3です。エントリー系完成車に付属のホイールからの交換で走りを大きく変えることが出来ます!!
重量
やっぱり気になるのは重量ですよね!ホイールにおける性能のうち、簡単に数字で表せるのが重量です。メーカー公称の総重量は1,660gとの事ですが、実測したところフロント 778g + リア 895g =1,673gでした。ほぼ公称通りですね。
(本当は大事なのはトータルの重量よりもリムの重量なのですが残念ながら公表されていません)
完成車に付属のホイールは前後で2,000~1,800gぐらいのものがほとんどなのでだいたい300gの軽量化になります。しかも回転部分なので効果は絶大!?加速や登りが格段に楽になり気持ちよく走れます。
リムを良く見ると切削加工がされていますね!スポークからの力がかからない部分を削って軽量化しているんです。リムの頂点はあえて削らずに残すことで、空気抵抗も抑えたような形状です。
剛性
ホイールにおいて重要なのが剛性(=かたさ)です。特に横方向への剛性が高くなるとペダルを踏み込んだパワーのロスが小さくなるので、交換前と同じ感覚で踏み込んでも良く進む感覚になるはずです。
重量と違いなかなか数値で表しにくい剛性なのですが、このRACING 3はほとんどの完成車付属のアルミホイールよりはかたいはずです!
普通のホイールとは違うところがいくつかあります。例えばホイールの左右のスポークの本数がちょうど2:1になっていたり…
フランジ(スポークの根本)が左右で直径が異なっていたり…
よーーく見るとリムが左右方向にオフセット(頂点をずらす)されています。
これはすべて、左右のスポークテンションの差を減らすための工夫です。詳しく書くとすごく長くなってしまうので割愛しますが、スポークテンションの差を減らすことで剛性を高めやすくなっています。
兄弟モデルとも言えるCampagnolo ZONDAと比べるとすこし剛性が高いので、体重がある方や脚力に自信がある方やレースにも挑戦したい方はZONDAよりもRACING 3がオススメです。
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逆に体重が軽い方やのんびり楽に走りたい方はZONDAの方がいいかもしれません。
チューブレス対応、しかもテープ不要!
最近のホイールではもはや当たり前なのですが、チューブレスに対応しています。メンテナンス性と若干の重量増と引き換えに、タイヤの転がりが軽くなり振動吸収(=乗り心地)がとてもよくなります。
更にこのホイールはチューブレス用のテープが不要です。チューブレスではテープが劣化してエア漏れすることが良くあるのですが、テープが不要なので不安要素が一つなくなるわけですね。
回転の軽さ
Capmagnolo/Fulcrumはハブの回転がとても軽いという特徴があります。新品の状態よりも少し乗って馴染みが出ると更に軽くなるのですが、完成車付属のホイールと触り比べると違いにびっくりするはず!?
自転車はスピードの割に車輪が大きく回転数がとても低い為、実は回転の軽さは少し実感しにくいのですが、下り坂でのスピードの伸びが変わったりもします。
回転が軽い分少し繊細な一面もあるので、定期的にメンテナンスや調整が必要です。
こんな風に分解&洗浄をし、新しいグリスを使って組み立て直して調整をします。 走るコンディションや頻度にもよるのですが、少なくとも年に一回は必要です!自分でやると大変なので作業はお店に任せちゃってOK!
ホイールはもちろんオンラインからでもご注文いただけます!
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