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【石川ライド】奥多摩湖へ!発表されたばかりのP ZERO RACE RSをテストライド!

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上野アサゾー店】石川 康輔 24年05月16日

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久しぶりにちゃんと走ってきた石川です。先日発表されたばかりのPIRELLI P ZERO RACE TLR RSのテストライドを行ってきました。個別でインプレも上げますが、一言ですごく速いタイヤでした。

奥多摩湖まで行ってきました

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進行方向はいつもと反対、柳瀬川沿いを走って青梅街道経由で青梅に入って奥多摩に抜けるルートで走ってきました。最新のレースタイヤの感触を確かめながら、ゆっくりも平地巡行も、アップダウンも様々な条件で走れました。

多摩湖自転車道で多摩湖方面に

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こっちの方は初めて来るので王道っぽい感じの道をつなげて走ってみました。

新青梅はなるべく走らないように青梅街道をメインに青梅駅まで向かいます。

青梅駅を過ぎるとようやく本番と言った感じ

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気持ちの良いアップダウンや河岸段丘沿いを走るスリリングなコーナーの連続。トンネルも無数にあり前後とも明るいライトを光らせて進みます。

奥多摩駅に寄り道して一応写真に収めます。

駅舎が素敵な青梅線の終点駅。そういえばこうしてまじまじと見るのは初めてですね。

この先が更に登りもきつくなりダムまでの最後の区間になります。

奥多摩湖(小河内ダム)

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途中まで頑張りましたが、直前のトンネルあたりで限界を迎えました。

最後はダムが見えてからよちよち走りで何とか到着です。

一応ゴールです。

天気が良いですね。

久しぶりにお日様の元走っています。

お昼はこの先ののんきやに

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奥多摩まで来たらここでラーメンを食べなきゃもったいない!

私自身ここのラーメンが非常に好きなのですが、なによりもこれに似たラーメンが他に無いという所がポイント高いです。

一見すると普通の醤油ラーメンですが、スープの感じや麺の感じが他のどのラーメンとも違うので定期的に食べたくなる一杯です。

奥多摩湖に戻って再度休憩

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インプレをしなきゃいけない事がいくつかあるのでそれぞれ簡単に話しますが、

ROTOR 2INPOWER SLを導入

パワー計測が数段細かく正確に測れるようになりました。

やっぱり左右計測モデルは良いですね。

家に帰ってからデータを見ると全然データ量が違うのでびっくりですね。

左右バランスやトルク効率、ペダルスムーズネスがちゃんと測れるようになってデータになると確かに自身のペダリングを可視化できるので便利ですね。剛性もROTORクランクなので中心軸が30mm径なのもあってやっぱりいいですね。

PIRELLI P ZERO RACE TLR RSインプレ

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組み合わせるのはRACING ZERO CARBON COMPE DB内幅19mmと28cのタイヤです。

ジロで活躍中のミランが使用しているようですが、ゴール直前の伸びもライバルと一段違うのはこのタイヤのおかげもあるかもしれません。

私自身ご存じの通り様々なTLRタイヤを使ってきました。

その中でもトップクラスに速いタイヤだと思います。

別にタイヤの紹介記事を作るつもりなので、できるだけ簡単に簡潔にインプレしますが、

このタイヤの最大の特徴は

パワ―ロスが非常に少ないという事があげられます。

80kgある私の体重でも空気圧はF-4.2bar R-4.5barで今回乗っています。28cを内幅19mmで使う時の私の中での下限です。

路面からの反力というかトラクションのカカリというのか表現が難しいですが、比較的低圧でもロスが非常に少なくタイヤの変形による損失みたいなものがとても少ないように感じます。

乗り心地については空気圧なりだと思いますが、速さについては28cで直近まで乗っていたCORSA PRO CONTROL以上で、半年以上前の記憶の話になりますが、CORSA PROと比べてもそん色ないか好みによってはそれ以上に速いと思います。

好みというのが空気圧の設定や走行”感”の話で、路面からの反力をもらう走り方が好みであれば間違いなくPIRELLI はトップクラスの速さがあると思います。

ジロで勝利を重ねているミラン選手の”あの”ガシガシ走るスプリントであれだけの加速を見せているのでタイヤのトラクションがとにかく良いんだと思います。

高速域でもタイヤがよじれない事で正確に路面をとらえて速度に変換するというモータースポーツからのフィードバックを感じるようなタイヤの作り込みですね。

綺麗なローラーの上を転がすテストでも優秀な数字を出しているらしいですが、モータースポーツ譲りの、より高速化におけるタイヤ設計のノウハウもあり実世界での本当の速さというのが形になったのが今回のタイヤだと思います。

耐パンクシートを抜いているそうですが、砂利道でも全く問題なく、多少路面状況の悪い田舎の峠でも安心して走れるぐらいにはベースの設計で強度の高いタイヤです。

元々ピレリのタイヤが耐パンク性能が高すぎるというのも自己分析としてはあったようなので安心して使えますね。

タイヤの走行抵抗については比較するのは難しいのですが、体感としてGP5000STRやPOWER CUP、CORSA PROなどの速さでも評判のTLRタイヤと並ぶ実力があると思います。何よりも、トルクを掛けた際のレスポンスみたいなところが良いので速いなと感じます。

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帰りは来た道を戻ります

下りでかなり強い向かい風にさらされ結局行き帰りどっちもしんどかったです。

帰りは新青梅も空いていたのでちょっとだけショートカット。平地巡行もしっかりこなして、久しぶりに出し切った一日になります。

ライドも150kmオーバーはいつぶりだったか、ロングライドって程ではないですが、とにかく強度も要所要所で高かったのですごく疲れました。

やっと私の中でシーズンインできた気がします。

ここから急ピッチにコンディションを上げて行ってさっさと渋峠とかおっきなヒルクライムコース走りたいです。

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