こんにちは、お茶の水店の木村です。
先日入荷予定をお知らせ致しましたSCOTTのPLASMAですが、別店舗のスタッフ松橋より愛車を期間限定で借りられたため、期間中であればご試乗いただけます!
「是非多くのお客様にPLASMAの良さを実感してほしい」と、愛車を貸してくれました松橋さん、ありがとうございます!
では、試乗車についてご紹介させていただきます!
SCOTT
PLASMA
試乗の際の注意点
①試乗の際、本人確認の為顔写真付きの身分証明書が必要となります。なお未成年の方は親権者様の顔写真付きの身分証明書が必要です。
②試乗時間はおひとり様30分までとなります。
③雨天時や外が暗くなってからの試乗は出来かねます。
④混雑状況によっては試乗までお待ちいただく場合もあります。予めご了承下さい。
「世界で最も早いバイク」を目指したPLASMA
風洞ではなく、現実世界で空力が最適化される設計
トライアスロンバイクのトライスロンバイクの空力において、ライダーの動きが周囲の気流の流れに大きく影響を及ぼしています。この現象をいかに改善する事が出来るか、いかに気流の流れを乱さないかという点に着目しPLASMAは開発されました。
特徴的なのはこの部分。
この写真だけ見ると「?」という感じですが、他社のバイクと比べてみましょう。Fホイールとダウンチューブがやや離れているのを覚えておいてください。
コチラのモデルでは、ダウンチューブとFホイールがかなりくっついているのがお分かりになりますでしょうか。
参考画像として持ってきたCERVELOのみならず、他社競合モデルではかなりFホイールとダウンチューブが近づいているものが主流です。では、なぜPLAZMAはエアロを重視したモデルなのにもかかわらず、ここの部分が他社よりも離れているのでしょうか。
それは、風洞実験の結果のみならず実際にライダーが乗り、走行することも視野に入れて開発されているためです。実際、実験結果からはFホイールとダウンチューブが近いほど、空力性能が良いという結果が導き出されました。しかし、それは風洞実験においての話です。SCOTTは風洞実験で優れた結果を出すバイクではなく、実際にライダーが乗って速いバイクを生み出そうとしました。ライダーがバイクに乗っているとき、Fホイールは常に固定された状態にはならず、常にわずかに動き続けます。この状態のとき、Fホイールとダウンチューブの間が狭いと、かえって空気の流れを乱してしまうということが実験からわかりました。そのため、PLASMAではあえてここの隙間を広くすることで、前輪が乱した空気の流れを落ち着けるスペースを作っているのです。
では、Rホイールはどうでしょうか。後輪も同様に、タイヤがシートチューブに近いほどに優れた空力特性を発揮することが出来ます。Fホイールとは違い、Rホイールは常に固定された状態のため、極限までシートチューブに近づけられております。また、市場に多く存在する様々なホイール、タイヤのうち、どれを使っても後輪とシートチューブの隙間が空かないようにするため、6種類のホイールマウントでホイールの位置を変更することが可能になっています。
豊富なストレージ類
このモデルは、従来の積載方法にとらわれることなく、更なる効率の向上を目的にストレージが開発されています。水分や補助食の補給もフレームとコックピット内に収納出来る事により、ライダーはライディングポジションを崩さずにその場で簡単に補給する事が可能になっています。補給アイテムを収納するボックスとシートポストはエアロダイナミクスに優れる独自の翼断面形状と連携しており、スペアパーツ類の輸送も可能としています。ライダーと周囲の必要装備が完全に一体化する事で空力性能が向上し、スピードアップに大きく貢献する事が出来るようになっています。
NUTRITION BOX
ジェルやエナジーバーなどの補給食を収納できます。トップチューブに格納するモデルが多いですが、DHバーの間にあることで、前述の通り、ポジションを大きく崩すことなく補給を取ることが出来ます。
HYDRATION BOTTLE
抗菌ポリプロピレン製のボトルです。フレームサイズXS-Sは578ml.Mサイズは620mlとなっています。ストロー形状の飲み口が前に引き出せるため、こちらも大きく体勢を変更することなく水分を補給できます。
ボトル上部がパカッと開き、大きな開口部分があるのでエイドステーションから入手したボトルなどから簡単に補充することが出来ます。
試してみたところ、簡単に取り外しできるのでボトル内も清潔に保てそうです!
また、ボトルが入る後ろの部分にバッテリーが挿入されます。飛行機輪行をする際に、バッテリーを外すよう指示された場合にも簡単にバッテリーへアクセス可能です。ホルダーのネジが六角ではなくトルクスな点は要注意ですね。
GEL BOTTLE
BB上部にも収納があります。400mlの大容量を誇る抗菌ポリプロピレン製ボトルで、取り外して使用することも可能です。こちらは小物入れではなく、ジェルを入れる専用のボトルになっています。バイクパート中に袋を嚙みちぎることなくジェルを補給可能です。
STORAGE BOX
こちらには、ポンプや予備チューブ、タイヤレバー等のパンク修理キットなどが収納可能です。
SEAT POST BOTTLE
サドル後方には予備ボトルを1つもしくは2つ取り付け可能です。
全てのライダーの為に
いかに空力が優れていようとも、ライダーが力を発揮できなければ意味がありません。開発においては、プロライダーであるライダーのセバスチャン・キーンレのレーシングチームから、ハーフアイアンマンに出場するライダーまでと、多くのライダーを対象として、全員が最適なポジションを取れることが目標とされていました。
例えば、DHバー・パッド高だけを見ても、これだけ調整することが出来ます。
もちろんパッド前後位置や、DHバー角度、突き出し量も大きく調整することが可能になっていますので、PLASMAに乗る全てのライダーが99.9%最適なライディングポジションにセッティング出来る筈です。
遠征が容易に
専用設計された空力に優れたハンドル周り、と言ってもトライアスロンバイクに重要な遠征のしやすさは損なわれていません。コックピット周辺を纏めて外せる為に、多くのトラベルBOXに簡単に収納する事が可能になります。
複数台入荷予定ございます!
価格
¥1,980,000(税込)
サイズ
S(170cm前後の方向け) 1台
M(175cm前後の方向け) 2台
※正確なサイズについては、バイオレーサーエアロを施工後にご案内させて頂ければと思います。
入荷予定時期
S 23年10月頃
M 23年9月頃
※入荷時期に関しましては前後する恐れがあります。上記はあくまで現時点での目安となりますことご了承ください。
こちらのモデルは国内展開が無く、超少数のみ限定入荷となりますので、これを逃すと正真正銘チャンスはございません。試乗、商談ともお急ぎ頂ければと思います。