みなさんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館のいりさわです。
TIMEのペダルといえば、ビンディングの中でも固定されつつも動く(フローティング)機構が有名で、尚且つ脱着のしやすさがピカイチでもあります。
2021年にTIME社はペダルの開発技術と特許をスラムに売却しました。フレームは別会社に売却。事実上の解散となり、ブランド名のみ残る形になっています。
しかし、三大コンポーネント会社でもあるSRAMに売却して機会を得たため昨今のワールドツアーではスラムのギアを使うトレックのチームがTIMEのペダルを採用するなど、数年振りの快挙とも言える状況にもなっています。
そして、今開催中のジロデイタリアではそのタイムのペダルを使ってリドル・トレックのジョナサン・ミランがもう既にステージ優勝を三つ獲っています。
前置きが長くなりましたが、製品を紹介します!!
TIME
パッケージが超簡素化したため、グレード差が表からでは全く分かりませんので、一個ずつご説明します。
上位モデル
XPRO 10 B1 QF53mm
[ysid 0710845909627]
Qファクター選択式にモデルチェンジ
エアロな構造したXPROシリーズは今回モデルチェンジをして、スピンドルの長さが選択できるようになりました。
今回店頭にご用意したモデルは53mm。以前のモデルでもクリートを左右入れ替えてつけると51.7mmと54.2mmに変更できますが、間を取った数字のモデルを用意しました。
実際に今回もクリートの左右入れ替えはできますので、2.5mmほど更に外に広げることもできますから、体格や好みに応じて弄ってみましょう。
XPROシリーズは踏面の面積が広く725mm²ほどあります。
裏面は凹凸の全くないフラットなプレートが取り付けられていて、とてもエアロ。トレックチームのマドンもこのペダルを取り付けていて、更なるエアロ性能を獲得しているというイメージです。
ベーシックモデル
XPRESSO 6
[ysid 0710845909719]
従来通りの軽さがウリ
こちらのモデルに大きな構造変更は無く、デザインがより洗練されています。
重量は片側115gと上位モデルと比べても2gしか重くならないというところが大きなウリです。
踏面の広さは700mm²と広め。フローティングシステムが膝や足首に優しく、脚を痛めにくいのも特徴です。
XPRESSOは裏面は過去作のI-クリックと同じく凹凸が見られますので、エアロ性能はXPROに一歩譲りますが、TIMEのロードペダルシリーズの特徴でもあるフローティング機構と、51.7mm or 54.2mmと選べるQファクターも初めてのビンディングペダルとして選ぶのにかなり優秀な機能を持っています。
パッケージの裏には動く機構とステップインについての説明が。他社には見られない面白い動きをしますので、是非使ってみてほしいです。
内容物の確認
クリートとネジ。スラム社に変更になった説明書が同封。いりさわ個人はロードバイクを買って以来ずっとタイム(マヴィック)のペダルユーザーなので、なんとなく違和感とさみしさが。
現在、タイムのペダルを取り扱っている問屋メニーズのサイトには取り扱い動画も用意されていますので、良かったらそちらもご視聴ください。
さいごに
タイムのペダルは現在ガラスケースの中に展示中。
ご希望であればケースを開けてディテールの確認もできますので、お声かけください。
ビンディングペダルにするとロードバイクを乗る事が更に楽しくなります!!
スポーツ自転車に初めて乗ったときの感動に近い物を今一度楽しむことが出来ると思いますので、是非チャレンジしてほしいアイテムのひとつ。
しかし、なんとなく固定される恐怖感もあると思いますので、先ずはお気軽にスタッフにご相談ください。
お客様に合ったペダルをご提案いたします。ご来店お待ちしております。