こんにちはY's Road福岡天神店のユサです。
時が経つのは早いもので私が2019年に清水寺の舞台から飛び降りる覚悟で購入したMADONE SLRもあれよあれよという間に進化してGEN7(第七世代)になってしまいました。新型のフレームも気になっていましたが、一番気になっていたのがハンドルの形状。今流行りのフレア形状でブラケット部分が狭く、レバーを傾けたポジションも使えそう。リーチも短めの80mm。そんなMADONE SLRと同形状のハンドルバーがつい先日TREKから発表。こいつは買うしかねぇ!
【ボントレガー RSL エアロロード ハンドルバー】
というわけで早速購入。芯芯420mmのハンドルを使用していたので390mm/420mmのサイズにしました。お値段は59,900円(税込)です。
RSLはRace Shop Limitedの略。TREK製品の最上位グレードに冠される呼称だけあってその仕上げや高級感にはうっとりとします。
完成車に付属していたMadone SLR Road Handlebarのリーチは93mmなのでブラケット部で13mmもリーチが縮まりました。めちゃ軽一体型ハンドルバーでお馴染みのAeolus RSL VR-Cは割と古風な100mmリーチだったので、最新のマドンはポジションの出しやすさが上がっています。
内装用のブレーキホースのライナーも含めた重量なので大体カタログ公称値と同じなはずです。今回はこのハンドルと
Bontrager Pro Blendr Stemを利用します。
インストール!
汎用ステムの使用はエモンダと共通のヘッドパーツを利用することで可能になります。オイルを抜いたらパーツを取り外していきます。
長年の使用でハンドルステムをぶっこ抜いてもどっちが前でどっちが後ブレーキか分かるようになっています(*´∀`)
ライナーが入ってるおかげで超が付くほど大変ではありませんでしたが、癖のついたホースだったのでちょっと工夫して通しました。新品のホースを通すならかなり楽にできそうです。
レバーを取り付けてブリーディングしなおしていきます。ホースは再利用不可部分を切ったくらいでちょうど良さそうだったので今回は交換せず。あとはバーテープを巻きなおして・・・
じゃーん完成です(^▽^)o
個人的にはめちゃくちゃカッコ良いカスタムが出来たと思っていますがどうでしょうか?一体型は一体型で好きでしたが、もう4年も使ってきたので汎用ステムの仕様の方が逆に新鮮です。
フレアハンドル=良い!
芯芯420mmのハンドルからの乗せ換えでしたのでブラケット部分は420mm➡390mmとかなり大きく変化しましたが意外にもしっくりきました。やはりハンドルのフレア角度に追従するようにブラケットをやや内向きにする方が力を入れたときに肘が開きにくくなり、効率よくシッティングでパワーを出すのに向いていると感じました。下ハンを持った時は広めのハンドルで操作がしやすく不安定さは全くありません。重量もステム、ハンドル併せて115gも軽くなったのでポジション度外視しても有用なカスタムです。難点を上げるとしたらハンドルバーに社外製のコンピューターマウントをクランプさせる隙間が全くないことでしょうか。私はそもそもBLENDERシステムを気に入ってBONTRAGERのステムを選んでいますが、他のステムを利用する場合は注意が必要です。
旧世代のマドンとはいえまだまだ現役。あなたのTREKバイクも最新のカーボンハンドルに変えるだけで驚くような快適性を手に入れられるかもしれません。こちらのハンドルバーへのカスタムをご希望の方は是非ご相談ください。