.

オーバーホールB+駆動系カスタム(=゚ω゚)ノフレームツヤツヤにしときました!

1399
松山店エミフルMASAKI】関 和貴 22年01月31日

s-IMG_1081みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。

 

 

今回ご紹介するのは、、、

 

 

s-IMG_1029

COLNAGO STRADA SLのオーバーホールBです!

 

コルナゴのアルミレーサーでキレのある走りと扱いやすさが人気のモデルです。

 

オーバーホールBでは、一度バイクを完全分解!

各パーツを洗浄し、消耗パーツを交換したうえで再調整するメニューです。

 

3~5年乗ったバイクや、大事なライド前にオススメの内容です。

 

 

自転車をお持ちいただくと、まずは外観や動作をチェックして作業内容をご提案します。

 

 

s-IMG_1030

今回は、ワイヤ、バーテープ、チェーン、BBなどの基本的な消耗パーツの交換に加え、

ブレーキのグレードアップやギア比の変更などのカスタムも行うことになりました!

 

 

 

 

 

さっそく作業開始!

まずは分解しながらさらに細かく状態をチェックしていきます。

 

 

s-IMG_1049

ぱっと見の外観はまあまあ綺麗ですが、部分的にサビの症状が強く出ています。

シルバーのアウターキャップが固着してフレームから取れなくなってしまいました、、

 

 

s-IMG_1036

ワイヤもかなり錆びていますのでもう少しこまめに交換した方がいいかも、、

また、グレードの高いワイヤほどさびにくいです。

 

 

s-IMG_1033

STIレバーの固定ネジにもサビが!

ここがサビるのは珍しいです。

 

 

s-IMG_1041

ハンドルは汗などで腐食し始めています。

こまめな洗車やバーテープ交換がオススメ。

 

 

 

s-IMG_1043

ヘッドにもサビが!

ハンドルやヘッドパーツなどは汗の影響で錆びやすい部分。

 

 

 

s-IMG_1042

ヘッドの下ベアリングは無事でした。

 

 

 

s-IMG_1044

今回はサビの影響は少ないと判断してヘッドを分解、清掃してみることに。

内部は外観ほど傷んでない様子。

 

 

 

s-IMG_1085

しっかり清掃して、、

 

 

 

s-IMG_1086

たっぷりグリスアップ!

 

 

 

s-IMG_1087

汗が伝って侵入しないようにグリスで完全にコーティングします。

次回オーバーホール時はヘッドも交換しましょう。

 

 

ヘッドのサビはベアリング内部が原因じゃないとするとどこから、、、

と、探してみると、、

 

s-IMG_1047

ヘッドパーツの上にかぶさるトップカバーがサビていました!!

正確にはトップカバーの防水シールを固定している鉄芯がサビています。

 

 

 

s-IMG_1048

シール部分も朽ちているので外してしまいましょう。

これで多少防水性が下がっても問題ないレベルですし、サビの原因を内部に残すより良いです。

 

 

 

s-IMG_1040

ボトルケージは取り付け部分が割れてしまっていたので外させていただきました。

 

 

 

s-IMG_1045

全てのパーツの取り外しが完了!

 

ここから掃除にかかります。

 

 

 

s-IMG_1046

駆動パーツはクリーナーで水洗い。

ここはいつも通りなので割愛。

 

 

 

s-IMG_1094

レバーやサドルなど強力なクリーナーが使えないゴムパーツにはフォーミングマルチクリーナー!

泡の力で油、汗、ほこりなど様々な汚れを落としてスッキリさせてくれます。

 

 

 

s-IMG_1093

サドルは裏側の接着がはがれかけていたので、、

 

 

s-IMG_1095

補修しました。

 

 

 

s-IMG_1088

ハンドルも転倒したのか削れていたので、

 

 

 

s-IMG_1089

バリがないように均しておきましたが、近いうちに交換しましょう。

 

 

 

s-IMG_1053

ここからはフレームの清掃!

まずは全体をフォーミングマルチクリーナーで清掃。

 

 

 

s-IMG_1054

もともとフレームは状態が良いので、一発でかなりきれいになりましたが、BBやブレーキ付近は汚れが染みついてしまっています。

 

 

s-IMG_1055

部分的に強力なクリーナーで拭き取り、この通りピカピカになりました!

 

 

通常の清掃内容はここまでですが、時間に余裕がある場合に限り、サービスでフレームをできる限り艶出しさせていただくことがあります。

 

 

s-IMG_1058

トップチューブ上側、トップチューブバッグを付けていたのか、擦り傷が付いてしまっています。

▼▼▼

s-IMG_1059

傷はほぼわからなくなり、ツヤが生まれました!

 

 

 

トップチューブの傷

s-IMG_1057

▼▼▼

s-IMG_1082

 

 

 

ダウンチューブ

s-IMG_1061

▼▼▼

s-IMG_1062

 

 

 

側面

s-IMG_1063 

▼▼▼

s-IMG_1064 

 

 

 

ヘッド

s-IMG_1067

s-IMG_1068 

 

 

 

こびりついたフォークの汚れ

s-IMG_1070

▼▼▼

s-IMG_1074

 

 

 

フォークの傷

s-IMG_1072

▼▼▼

s-IMG_1073

 

 

 

s-IMG_1077 

最後にコーティングをかけて、小傷か多かったフレームが見違えるほどツヤツヤになりました!!

 

 

s-IMG_1090

組み戻していきます。

ステムのネジはサビてしまっていたので交換し、固着しないようしっかりグリスを塗っておきます。

 

 

s-IMG_1096

サビてしまっていた個所は特に重点的にグリスアップ。

 

 

 

 

s-IMG_1039

気が付かないうちに緩みやすいFD台座や、、

 

 

s-IMG_1097

リアエンドの歪みもしっかりチェックして組み戻していきます。

 

 

 

 

完成したのがコチラ!

 

 

s-IMG_1099

消耗パーツ交換は外観からはわかりにくいですが、乗ってみると一目瞭然!

素早く正確に動作するようになりました。

見た目に大きく変わったのはブレーキ、RD、バーテープですね。

 

 

 

 

 

s-IMG_1032

今回はブレーキを交換しました。

元の物はCOLNAGOロゴが入っているので(気持ち的に)変えにくいのですが、、残念ながらグレードが高いものではないので、制動力に不安があります。

 

s-IMG_1101

105のブレーキに交換することで、体感できるほどしっかりブレーキがかかるようになります。

 

 

 

s-IMG_1098

スプロケットの交換に伴ってリアディレイラーも交換。

より軽いギア比のスプロケットに交換することで、坂道やロングライドで体力を温存することができます!

一定以上軽いスプロケットに交換するにはチェーンやリアディレイラーの交換が必要です。

 

 

 

s-IMG_1102

ホイールはマビック キシリウムS

扱いやすさ、軽さ、加速のバランスがいい定番カスタムホイール!

つい先日交換したばかりなので、今回はノータッチ。

マビックのホイールは定期的に後輪のグリスアップをする必要があるので、半年~1年ほど使って、車輪空転時のカラカラ音が大きくなったらメンテナンスにお越しください。

 

 ▼音はこんな感じになります

 

 

 

s-IMG_1105

外観も性能も完全に復活させることができました!

 

またたくさん乗ってあげてください!

たまに洗車と注油もしてあげてくださいね♪

 

 

 

今回の作業費用は工賃¥2,860込みで約¥66,000でした。

 

 

今回もバイクの艶出しをさせていただきましたが、フレームやパーツのダメージがひどい場合や、(可能な範囲内での)塗装の補修などはレストアのメニュー(工賃¥52,800~)承っていますので是非ご相談ください!

 

 

 

 

 


SRバナー横長細

ワイズロード松山店主催 サイクリングイベント「サンデーライド」

!!毎週日曜開催中!!


カスタム・修理事例 ライド記録・コース紹介

じっくり読んでください♪ 

IMG_7108 (2)

⇧カスタム記事バックナンバー 最終更新12/7⇧

一覧へ戻る


LINE相談

Pageの先頭へ戻る