みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回ご紹介するのは、、
FOCUS IZALCO MAX DISC 9
ULTEGRA Di2 / FULCRUM RACING 400 DB
の新車カスタムをご紹介します。
ポジションやパーツの細部までこだわりの詰まったカスタムをご覧ください!
購入前のフィッティング
まずはバイクのご購入にあたり、フィッティングをお受けいただきます。
自転車をご購入のお客様には無料にて簡易的なフィッティング「バイオレーサー ライト」をさせていただいています。
「 バイオレーサー ライト」で分かるのは、
適正フレームサイズ
おおよそのサドル高・ハンドル落差・ステム長さなどなど、初めてスポーツバイクに乗る方でもピッタリのサイズを選べるようにご案内しています。
しかし今回は当店のより専門的なフィッティング「バイオレーサー スタンダード」をお受けいただくことになりました!
バイオレーサースタンダードは料金¥8,250+調整費用+パーツ代
「ライト」が身長・股下・腕長・胴長などから統計上のオススメポジションをごく短時間で算出するのに対し、
「スタンダード」ではフィッティングマシーンで体を動かしながら計測・微調整し、レースやロングライドなどの用途によって微調整することもあるので、より精度が高く、快適で速いポジションを探すことができるのです!
フル内装バイクの要注意事項
(フィッティングはバイクをお持ちの方もすぐに受けた方がいいですが)なぜ今回自転車を購入前に本格的なフィッティングをお受けいただいたかというと、、、
・高額なバイクなのでできるだけ体に合った状態でお渡ししたい
・ステムなどを後から交換しなくてよくなる
・ワイヤーフル内装なので後から容易に調整できない
特に最後の理由が大きく、、
従来の一般的なバイクは容易にステム交換やハンドル落差の調整ができたので、「慣れたら調整しましょうか~」くらいの感覚でOKでしたが、最近増えてきたハンドルやステムの中をワイヤーが通るフル内装フレームはポジションの調整が困難なものがほとんどで、
・ステム長や落差を10mm変えたいだけなのに、調整には内装しているブレーキホースの交換が必要で、ブレーキホースの交換にはバイクの全分解が必要だったり、、大事になってしまう。
・ステムによってはハンドルを低くするたびに、下げた分コラムカットが必要で、一度下げると元の高さに戻せない。
・専用ステムの種類・在庫がない。
などなど、一度組み立ててしまうと簡単には調整できないのです!
そんなフル内装バイクですが、走れば速く、カッコイイ!!
お客様に安心してお乗りいただけるようにあらかじめポジションをバッチリ測定して、組み立てることにさせていただきました。
組み立て
計測結果に沿ってパーツを交換、ポジションを合わせながら組み立てていきます。
まずはハンドル。
標準装備のものはSTI部分が約380mmと狭かったので420mmのものに交換!
ハンドルはコントロールテック クーガーカーボン ¥42,680
標準装備のITMより際立ったエアロ形状でカッコイイです!
慎重に分解、、、
フレームから出たホースはスペーサー、ステムを通ってハンドルの内装穴へ。
ハンドル交換&ハンドル幅拡大の為ブレーキホースは交換が必要でした。
このバイクは比較的シンプルな内装設計でハンドルとも相性がよく、スムーズに作業出来ました。
初期ホイールはFULCRUM RACING 400 DB
決して悪いホイールではありませんがグレードアップしましょう!
マビック コスミック SLR 45に交換!
全体像は後ほど、、
ここからは電子装備をご紹介。
サイコンはガーミン エッジ830 ¥63,580
見やすい画面とタッチパネルの上位モデル。
ルートナビやコンディション管理などサイコンの中でもトップクラスの性能です!
このサイコンの性能を完全に発揮するために必要なのが、、
パワーメーター!!
パワーメーターは自分がどれだけの力を出しているかを数値でチェックできる機械。
パワーメーターはガチ勢のための物。と思っている方も多いですがそんなことはありません!
もちろん、レースやトレーニングで大活躍しますが、ロングライドではそれ以上の威力を発揮しますし、自分の癖を知ることができるので、初心者や中級者にとっては上達の近道になります!!
詳しくは▲の記事で紹介していますが、ガーミンのサイコン、パワーメーター、心拍計を使ってライドデータを記録するだけで、自分の強さや課題、コンディション、必要なトレーニングをサイコンやアプリが教えてくれます!
コレがガーミンのスゴイところ!!
前後ライトはボントレガー
専用マウントを使って、、
サドル下とサイコンの下にスマートに取り付け!
なんとこのライトたち、サイコンからリモートで操作することができるのです!!
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すごくないですか??
サイコン起動と同時にライトも点灯する機能もあるので、デイライトとしても便利です!
さらに、電池残量が少なくなるとサイコンに通知してくれます。
完成したバイクをご覧ください!!
シンプルでスタイリッシュなフォルム。
直線的なデザインやオフセットしたシートステーなどはトレンドを取り入れ、空力と快適性を両立します。
ひときわ目を引くハンドルまわり。
フロントライトは最大1300ルーメンで暗闇でも安心!
ホースはステム裏で一瞬露出しますが、、
横から見てもほとんどわかりません!
この一瞬の露出のおかげでメンテやパーツ交換がかなりラクになります。
エアロハンドルの中にはサイコンマウントの取り付けが困難な物も多いですが、このハンドルは余裕があります。
バーテープはシクロベーション ハロータッチ ストーム ¥4,950
見る角度で色味が変わる面白いバーテープ。
DI2の充電やモード切替はダウンチューブのスイッチから行います。
サドルはボントレガー アイオロス PRO ¥25,900 に交換
人気のショートサドルで、ほとんどの方にフィットする形状と適切なクッション厚で当店人気No.1のサドル。
カーボンレールの最上位グレード。
専用マウントでリアライトを取り付け!
シンプルでカッコイイですね。
小型のサドルバッグなら干渉せず取り付け可能。
リアライトは照射角度を絞ることで明るく、数km先まで視認され、デイライトとしても存在感があり安全です。
コスミックSLRホイールにコンチネンタル グランプリ5000 S TRタイヤ
マビックのホイールは45mmと様々な状況下で使える人気のハイトで、ハンドルと合わせて空力効果がかなり高まりました。
同時に軽量化にも大きく貢献!
チューブレスリムテープが不要になって耐久性やランニングコストが下がったのも嬉しいですね。
コンチネンタルのチューブレスタイヤは初期型から大きく改善して作業性も良く、マビックとも相性がよさそう。
チューブレスでも人気の軽いころがりを発揮してくれます。
駆動パーツは電動アルテグラ!気持ちの良い剛性と正確なシフティングをお楽しみください!
ガーミンのパワーメーターと言えば、初期型はLOOK互換のクリートでしたが、現在はシマノとLOOKから選べます。
今回使ったのは片足計測モデルで、価格は両足計測の半分ちょっとなので、コストを抑えてパワーメーターを導入できます。
ガーミンのパワーメーターは信頼性やサポートが手厚く、「パワーフェーズ」など計測項目が多いのがメリットですが、もっと簡易的なW数のみ計測するタイプは4万円~存在します。
パワーメーターは価格的にもより身近になっています。ぜひ導入してみましょう!
車体重量はライトなど込みで8.15kg!
ライトなどを取れば7kg台ですね。
エアロディスクロードとしては十分な軽さです!
軽さとエアロを合わせ持つこのバイクの性能やパワーメーターを使いこなしてイベントでぶっちぎってくださいね♪
お客様の妥協なきこだわりが詰まった1台、いかがだったでしょうか?
ちなみに参考価格は約100万円ちょっとですが、ワイズロードのオンラインサイト、「ワイズロードオンライン」のセールを活用いただきバイクやホイールなどお得にご購入いただくことができました!
オトクな商品がどんどん出てきますのでオンラインストアもお見逃しなく!
バイクのカスタムやメンテナンスはお客様の用途やご予算に合わせて詳しくご案内いたしますので店頭にてご相談ください!!
ワイズロード松山店主催 サイクリングイベント「サンデーライド」
!!毎週日曜開催中!!