こんにちは。
今回は当店にあのモンスターホイールが入荷致しましたのでご紹介致します。
ZIPP 858 NSW DISC
基本スペック
■リムハイト:82-85mm
■リム幅:内幅23mmフックレス/外幅27mm
■適合タイヤ:チューブレス/チューブレスレディ(インナーチューブ使用可)
■適合タイヤサイズ:622x25~32mm
■対応アクスル:F=12x100/R=12x142(コンバージョン可能)
■スポーク:Sapim CX-Ray
■スポーク本数:20本(ドライブ側ラジアル/反ドライブ側2クロス)
■重量:1,530g (F719g/R811g)(リムテープ&チューブレスバルブ除く/XDR仕様)
■付属品:チューブレステープ/チューブレスバルブ/ロックリング
価格
¥818,100(税込)
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スタッフ注目ポイント
ZIPPの中でもハイエンドに当たるこのホイール。
注目ポイントはたくさんありますが今回注目したのは3点。
1:のこぎり型のリム形状Sawtoothリム&ディンプル加工
生物から発想を得てデザインを行うバイオミメティクスによって生み出されたこちらのリム。
ザトウクジラが海水を切り裂き進んでいくところから、そのヒレ形状を基に開発されました。
空気の抵抗を減らし速度が低下するのを抑えてくれます。
それだけではなく、横風に対して高い安定性を誇ります。
一般的に60mmハイト以上のホイールは横風を受けて安定感に不安を覚えるシーンが良くありますので横風対策がなされているのは非常にいいことですね。
またZIPPといえばディンプル加工ですね。
ゴルフボールに施されているのと同じような技術を搭載。
細かなくぼみがリム表面にあることで回転時にリムの周辺に細かな空気の渦を発生させることでリムの表面からの気流の剥離を抑制し、スピード低下や不安定感の原因となる抵抗の発生を抑えてくれる効果があります。
リムに使用されている素材も最高級のマテリアルを使用しているので後述しますが、このハイト帯のホイールと比べる圧倒的に軽いです。
2:Cognition V2ハブセット搭載
ZIPP独自の新型ハブを搭載。
これまでのような「爪」の方式ではなく2枚のラチェットが「面」で組みあうことで圧倒的な’かかり’のの良さを実現。
従来式が3つ~6つほどでライダーの力を伝達していたのに対して、このホイールに搭載されているハブではなんと54ものノッチがあります。
計算すると約6.6度に1つ引っ掛かりがあるので、踏み込んだ瞬間からパワーを伝達してくれます。
3:逸脱した軽量性
個人的に一番いいなと思ったのが重量。
80mm以上のハイトを有していながら重量は1530g。
同じくZIPPの404FCが58mmハイトで1559gになるので非常に軽く仕上がっているのがお分かりいただけると思います。
日本のトライアスロンレースは登りのレースが多いのでこの重量はかなりアドバンテージになるかと思います。
この重量が実現できる秘密はフックレスリムを採用しているから。
通常のホイールで設けているリム内部のフックを廃止。
これを廃止することでシンプルに軽くなりますしタイヤのふくらみを従来より担保できますので快適性も向上します。
使えるタイヤが限られるというデメリットがありましたが現在では適合タイヤもかなり増えてきたので正直メリットしか見当たらないテクノロジーです。
最後に
ZIPPのホイールが特価になることは珍しいです。
普段よりお買い求めいただきやすい価格となっております。
この機会に是非お手に取ってみてはいかがでしょうか?