シューズを新調しました。
シマノのシューズを履くのは10年振りです。
「RC9」のモデル名も既に4代目。
今回の変更でヒールカップまで白になったのが
ファッション的にもポイント高いです。
クリート穴は少し深めの印象です。
ミッドフットクリートの流行は落ち着きましたが、
トレンドはやや深、位ですね。
軽量で強靭なカーボンソールは、フレームやホイールと同じく
漕ぎやすいだけでなく、振動吸収性にも優れます。
ロードバイク本来のダイレクトな踏みごたえを長く楽しむには
欠かせないスペックです。
ソールに空いた通気口は、足裏の蒸れや擦れの防止に効果的です。
シマノのソールは変わらず反りが強め。比較に古いGaerneを撮ってみました。
フラットなソールに比べると、トルクの変化が分かりやすく、
登りが楽になります。
支えるヒールカップを重視した設計も変わりません。
中足骨(足の真ん中)の安定の為に、足根骨(かかと周り)をしっかり固めるのは、
インソールメーカーのいくつかと近い発想です。
履き口の素材は布でなく皮革素材。滑らかなグリップで
ヒールカップの効果が、自然に活きています。
Boaダイヤルの良さは説明の必要もないでしょうが、
サラウンドラップ構造との組み合わせは驚きです。
バックル/ラチェットのシューズでは当たりをソフトに感じた構造が
Boaレースでは逆にカッチリとした感触になっています。
内側に縫い目は無く。Boaレースガイドの樹脂も省略され、
足当たりにムラがありません。
“ストレスフリー”をシューズでベストに作るとこうなる、という事なのでしょう。
漕ぎ続けるために、足元をしっかり支えてくれるシューズを選ぶことは大事です。
用途に関わらず、ハイエンドであることのメリットは大きいです。
ぜひRC9も候補に入れてみてください。
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この投稿はシマノセールス株式会社から依頼を受けて執筆したシューズインプレッションです。