こんにちは。
福岡天神店のゆるポタ担当、坂口です。
災難は、突然に。。。
先日仕事終わりに流す程度で軽く志賀島まで走りに行きました。
サイコンの表記も普段のログと比較しても-5~8km/hほどのゆっくりペース。
特に向かい風がしんどいとかもありませんでしたが、なんだか普段よりスローペースなのにパワーを出している感覚。空気圧はお店出る前に前後とも入れていたのでなんだかな~~~っと思っていましたが、ちょっとした段差でホイールのリムと地面が接触するような感覚があり、
「あれ?空気ぬけてない???」
と言う状態に。。。
とりあえず近くのコンビニで止まりタイヤの状態をチェックすると、タイヤに2.5mm程度のガラス片が刺さっていました(写真撮り忘れました…)
とりあえずタイヤに充填しているはずのシーラントに仕事をさせるために、ガラス片を抜きタイヤを軽く空転させて空気の漏れが止まっていることを確認。空気も継ぎ足した所で再スタートしましたが、本当の悲劇はこれからだった
本日2度目のパンク\(^o^)/
空気を入れて再スタートし、約2km程度走ったところで急に再びリアホイールのリムと地面が接触するような感触。とりあえず広い所まで出て様子を確認すると、次は先ほどとは別の箇所に鋭利な小石が刺さっている状態。結局そのまま空気は抜け続けタイヤのビードも落ちてしまいました。
シーラント、仕事してくれなかったか。。。
いや!!!シーラント入ってない!!!乾いてる!!!
シーラントって見た目豆乳の様な粘度と色の液体なのですが、それを30ml程度(タイヤの太さなどで変わります)入れます。若干水滴が垂れはするものの、ほとんどタイヤの内側に膜を張って乾いてる状態となっていました。
私がタイヤを変えるついでにシーラントを新しいものに交換したのが去年の7/22なので、パンク時点で丁度半年のタイミング。以前シュワルベのチューブレスタイヤを使用していた際に5か月程度でシーラントを継ぎ足したのですが、その時は色が黒っぽくなって更に粘度が高くなっている状態でした。
そろそろシーラントの状態でもチェックしようかなと思い、そんな感じのブログでも書こうかななんて話をコガモリとしていましたが、まさかその日のうちにこんな事になるとは…
リカバリーしようとして窮地に陥った話
チューブレスタイヤのパンクを直す場合、いくつか方法があります。
・パッチを使い、タイヤ内側から穴を塞ぐ
・チューブレスタイヤ瞬間修理材(IRCのFAST RESPAWNなど)を使い、新しくシーラントを充填しなおす
・チューブを入れてクリンチャー化
今回の場合、パッチとFAST RESPAWNどちらも所有していましたが、まさかの以前ロングライドに行った際に使ったバッグにそのまま入れっぱなしでしたw
なので今回はチューブを入れてクリンチャー化して復活させます。
バルブ長が足りないよおおおおおっっっ!!!
ローハイトリムを使っていたころのツールボトルをそのまま流用していたので、手持ちのチューブのバルブ長が足りない事態に…ナンテコッタ
ただ、私が使っていたチューブレスバルブはエクステンダーで長くしていましたのでそれを付け替えたらいけるジャンっと。
...うん。
バルブコアツールなんて携行しているはずもなく、そうやすやすとワタシの70kg程度の握力では素手でチューブのバルブコアなんて取れるはずなんてありません。と言うよりも指と心が痛い。普通に泣きそう。
どうするか本格的に悩みだし、とりあえずタクシー料金を調べてみると手持ちでは無理な金額&時間外で口座から引き出せないということが分かり、以前学生時代に山奥でパンクした際にタイヤにありったけの草を詰め込んでなんとか難を逃れたことがあったのでそうするか悩みましたが、私が思いついたリカバリー方法が
「雷鳴の如く来たりてこの地に顕現せよ! 迅雷の騎士 ガ〇ry 山口!!!」
そう、当店の走れるクライマーなスタッフ山口を比較的家が近いと言う理由で(片道20km程度w)召喚しました!!!
※ヤマグチには電話越しで普通に事情話して頭を下げて来ていただきました…w
結局バルブ長75mmのチューブを持ってきてもらい、チューブ交換してCO2ボンベで空気を入れて終了。ヤマグチが来てからものの数分で作業完了。ヤマグチは偉大也。
今回の事を踏まえて
・今の自転車の状態が問題ないか確認。
・走りに行く前にパンク修理キットや十分なお金を持っているか確認
他にも色々あるかもしれませんがまずはこの2点ですね。
チューブレスユーザーの皆様、シーラントのチェックを忘れずに!!!
[ysid 5037835821000]
P.S.
一緒に走っててCO2ボンベを提供していただいた上にヤマグチが来るまで一緒に待って頂いたM様、休みの日の夜に急に呼び出した上に前を引いてくれたヤマグチ君と彼を快く送り出していただいた奥様、本当にありがとうございます…!